民主党が、日本版国家安全保障会議(NSC)の創設に向けた中間報告をまとめました。 「日本版国家安全保障会議創設求める中間報告了承」(読売新聞12年6月7日) こう言ったモノができれば、今までと異なり、外交政策にも防衛配慮が”少しは”成されるようになるでしょうから、もちろんこれは歓迎すべきニュースです。 ただし、気になる部分もあります。 政府の安全保障分野の機能を向上させるため、安全保障部門から危機管理部門を分離することも提言している。 何だか意味不明です。 この文を言い換えれば、「安全保障から危機管理を分離しないと、安全保障が機能しない」ということになります。 推測の入った考察になりますが、これは、日本版NSCに、安全保障とは別に、危機管理のための椅子(ポスト)を設けるという意味であると思われます。 「危機管理のための椅子(ポスト)」とはなんぞや、ということになると思いますが、これはつまり