医薬品の製造工程で不正が相次いだあわら市の「小林化工」は、会社が製造や販売を行った医薬品の自主回収を終え、4月1日に医薬品の製造販売業を廃止すると発表しました。 小林化工は、医薬品メーカーとしての事業を正式に終えることになります。 小林化工は、水虫など真菌症の治療薬に睡眠導入剤の成分が混入するなど、医薬品の製造工程で相次いで不正が発覚し、全国で240人以上の健康被害が報告されました。 会社は去年3月、工場などの生産拠点を大阪の医薬品メーカーに譲渡し、みずから製造、販売した200品目あまりの医薬品の自主回収を行っていましたが、このほど回収作業を終え、4月1日に医薬品製造販売業の廃止の手続きを行うと発表しました。 これをもって、小林化工は医薬品メーカーとしての事業を終えることになりますが、健康被害を受けた人たちへの補償を続けるため、会社はあわら市内で存続させるということです。 小林化工は、「多
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