南アフリカ・ヨハネスブルクの米国領事館前で行われた、イスラエルによるレバノン攻撃とガザ侵攻に抗議するデモの様子(2024年10月5日撮影、資料写真)。(c)Phill Magakoe / AFP 【10月29日 AFP】イスラエルがパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)で「ジェノサイド(集団殺害)」を行っているとして国際司法裁判所(ICJ)に提訴している南アフリカがこのほど、「証拠」を提出した。同国大統領府が28日、明らかにした。 南ア大統領府は声明で、「この文書には、イスラエル政府がいかに、ガザに住むパレスチナ人の破滅を促進し、ジェノサイド条約に違反したかを示す証拠が含まれている」と述べた。イスラエルは南アの主張を強く否定している。 オランダ・ハーグ(Hague)に拠点を置くICJの職員は28日、南アから文書を受け取ったことを認めたが、それ以上の説明は差し控えるとした。 南ア大