Tweet 平成28年12月16日 会計検査院 会計検査院は、平成28年12月16日、会計検査院法第30条の2に基づく国会及び内閣への随時報告を行いました。 厚生労働省は、健康保険、国民年金及び厚生年金保険の事業に関する事務を所掌しており、これらの事業に関する事務の一部については、同省の監督の下に日本年金機構(以下「機構」という。)が行っている。そして、厚生労働省及び機構が取り扱う厚生年金保険等の被保険者、年金受給者等の年金個人情報は膨大な件数に上り、また、長期にわたり取り扱われるものである。 年金個人情報は、プライバシー性の非常に高い情報であり、外部に漏えいするなどした場合には極めて重大な結果を招くおそれがある。このため、厚生労働省及び機構は、年金個人情報の管理に当たっては様々な情報セキュリティ対策を実施している。 しかし、平成27年5月に、機構が運用する情報システムの共有フォルダに保存