エンタープライズ向けのSSDは温度条件によっては一週間ほど通電しないとデータが失われる可能性もあるという。JEDECの議長であるシーゲートのAlvin Cox氏のプレゼンテーションによると、コンシューマ向けSSDでは室温30~40℃の環境で、電源がOFFの状態でも1年間のデータ保持が必要条件とされている。しかし、エンタープラズモデルの場合、同じ温度環境で電源をOFFにした環境の場合、3か月分のデータ保持しか必要条件となっていないという。プレゼンによると40℃以上の環境では1週間程度でデータが消えることもあるようだ(IBT、JEDEC[PDF]、heise online、PCGames Hardware、Slashdot)。 たとえば法務案件で業務用のPCが没収されたりした場合、調査期間中にデータが失われる可能性があるという。SSDは長期のデータ保存用として使ってはならず、定期的にHDDなど