この頃話題の齋藤氏について、Wikipedia には「暗号や生体認証などを研究開発してアメリカと日本で特許を取得している。」と書いてある。 しかし、少々検索した範囲では、出願したらしいということは分かったものの、審査を経て特許権を取得するに至ったという件を見つけ出すことはできなかった (私の検索力の敗北である)。ここに簡単にその検索結果をまとめておく。 追記: 上記の Wikipedia の記述は変更された。 「特許を取得している」と書かれていたのはこの版までで、 この版では「特許を取得したという」とトーンダウンし、 この版では「取得したと自称する特許」「確認することができない」などと書かれている。 なお、いずれの出願も、発明者名は「ウィリアム エッチ 齋藤」(William H. Saito) 氏となっている (追記: 齋藤氏の国籍は知らないが、「出願等の手続の方式審査に関するQ&A」の