2月9日、イランのザンギャネ石油相(中央)は、現在の国際石油市場の状況についてサウジアラビアと協議する用意があると述べた。ウィーンで2015年12月撮影(2016年 ロイター/Heinz-Peter Bader) [ドバイ 10日 ロイター] - イランのザンギャネ石油相は9日、現在の国際石油市場の状況についてサウジアラビアと協議する用意があると述べた。
![石油市場についてサウジと協議する用意─イラン石油相=TV](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f32456a00278a01bf94f5a11429734c2834e4001/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjp.reuters.com%2Fpf%2Fresources%2Fimages%2Freuters%2Freuters-default.webp%3Fd%3D204)
(CNN) サウジアラビアの首都リヤドにあるスターバックスの店頭に「女性の入店をお断りします」という張り紙が出され、物議をかもしている。 問題の張り紙は、入店時に家族連れと独身者を隔てていた仕切りが壊れたために、一時的な措置として張り出した。「女性の方は運転手をよこして注文してください」という指示書きも添えられていた。 これを見た女性客がツイッターで2日、「リヤドのスターバックスが女性だからという理由で私へのサービスを拒み、代わりに男性をよこせと言われた」と報告。ツイッターやフェイスブックなどに張り紙の写真を投稿するユーザーが相次いだ。 男性からも「あり得ない。サウジアラビアのスターバックスが女性へのサービスを拒んだ」と憤る声が上がり、米国で人種差別があった1940年代に張り出された「白人のための公園。メキシコ人と黒人は立入禁止」の写真と今回のスタバの張り紙の写真を並べた投稿もあった。 こ
2月4日、サウジアラビアは、通貨リヤルを切り下げた場合にあまりも政治が不安定化しかねないので、30年続けてきたドルペッグ制を維持する以外に選択の余地は乏しい。写真はリヤル紙幣。サウジアラビアの首都リヤドで1月撮影(2016年 ロイター/Faisal Al Nasser) [リヤド 4日 ロイター] - サウジアラビアは、通貨リヤルを切り下げた場合にあまりも政治が不安定化しかねないので、30年続けてきたドルペッグ制を維持する以外に選択の余地は乏しい。 通貨トレーダーは、原油安を背景にサウジや近隣のペルシャ湾岸諸国がドルペッグ制の廃止に追い込まれる事態に賭けた取引を続けている。ソシエテ・ジェネラルは4日、リヤルの早期切り下げの確率が少なくとも25%あり、原油価格が今年いっぱい現状付近で推移すれば、切り下げ確率は40%に高まるとの見方を示した。
1月17日、欧米による制裁が解除されたことで、イランが「のけ者」状態から地域的大国へと変身し、米国と新たな関係に入ったことが裏付けられた。写真はイラン国旗。ウィーンの国際原子力機関(IAEA)本部前で15日撮影(2016年 ロイター/Leonhard Foeger) [ベイルート 17日 ロイター] - 欧米による制裁が解除されたことで、イランが「のけ者」状態から地域的大国へと変身し、米国と新たな関係に入ったことが裏付けられた。これによって割を食う可能性があるのは、アラブ世界で米国の最も重要な同盟国であるサウジアラビアだ。 世界と主要国と核開発をめぐる合意に達し、16日の制裁解除を経て国際政治の表舞台へと踊り出たことで、イランは中東における陰の実力者として遠慮なく振る舞えるようになった。敵も味方も、イランの新たな姿に慣れていかなければならない。
アルカイダのサウディに対する報復宣言 2016年01月11日 18:32 サウジアラビアアルカエダ 先日サウディが過激派47名を処刑した件では、シーア派の指導者nimr al nimr の処刑に関連して、イランとサウディとの関係が問題とされてきました、残りはスンニ派の過激派のはずで、こちらの方はどうなるのかと思っていたら、案の定アルカイダがサウディに対して報復を予告する宣言を出したようです。 al qods al arabi net によると、マグレブイスラム諸国のアルカイダとアラビア半島のアルカイダが、10日連名で彼らの処刑はサウディの新しい犯罪であるとして、厳しい調子で非難し、サウディ王朝は十字軍(要するに欧米諸国)と協力しているとして、報復を宣言したとのことです。 それによると処刑された残りのものは、21世紀に入ってから逮捕されたもので、アルカイダのメンバーとのことです。 http:
財政難に悩むサウジアアラビア。しかし、なぜ? 中東と言えば原油、それがもたらす莫大な富のイメージ。その中でも、採掘しやすい優良な油田と莫大な潜在埋蔵量をもつサウジアラビアは、象徴的な存在かと思います。 しかし最近は原油価格の下落で急激に財政が悪化しているサウジアラビア。SWF(国富ファンド)は取り崩し、支出削減、資産運用会社売却などの対策を講じてきていますが、現在の状況が続けば財政はあと6年で破綻する状況となってきています。 予算均衡に必要な原油価格は106ドルとも言われており、かなり厳しい現状です。 実施するかの結論は今後数ヶ月で出てくるようですが、サウジ・アラムコのどの事業を上場させるかを含めて、検討課題は多数。 エコノミスト誌によれば、まずはリヤド(サウジアラビア首都)にある事業5%のIPOをサウジは考えているようですが、投資家ニーズとマッチするかどうか全く不明。投資家としては興味の
サウディ・イラン関係 2016年01月09日 10:21 イランサウジアラビア テヘランのサウディ大使館襲撃に続いて、サナアのイエメン大使館が襲撃されたとのイラン側からの主張が流れ、さてはサウディの報復か?などとする見方も一部にあった模様ですが、どうやらサウディが大使館を狙ったものではなく、またミサイル等も大使館を直撃してはおらず、付近に落ちた破片か破損した建物の一部が飛び込んできたのではないか、との見方が強まっているようです。 (ちろんサウディ軍の調査の結果はまだ公表されていないので、確たることをいえる段階ではないとおもいますが) その証拠に、テヘラン等のイラン各地で「怒れる群衆」の大規模デモやサウディ権益に対する襲撃事件等も起きていませんし、そもそも安保理に提訴するという話が、どうなったのか?ニュースも流れてきません。仮に大使館に対する空爆であれば、今頃緊急会合ですったもんだしているは
サウディでのイラン人の裁判 2016年01月09日 11:27 サウジアラビアイラン 先ほど現在のところ、サウディ・イラン関係が全面対立に向かっている兆候はなさそうなどと書きましたが、両国関係を緊張させる(悪化させる)材料はたくさんあるようです) al qods al arabi net は、サウディのメディアが8日、4人のイラン人が裁判にかけられると報じています。 うち1名はスパイ容疑で、残りの3名はテロに関与した容疑とのことです。 サウディメディアの夜と、スパイ容疑者は、イラン情報機関のために働いていた由。 テロ容疑の内容は不明だが、彼らは2013年と2014年に逮捕されたよし。 さらに、現在もう一人のイラン人がテロ容疑で、13年間の刑を受けているが、彼は東部州等の青年を扇動し、彼らをリクルートしてイランに送ったり、その他の地域にテロ目的で送り出す活動をしていた由。 http://ww
イエメンの首都サヌアにあるサウジアラビア大使館の前で、サウジによるイスラム教シーア派指導者の写真を掲げてデモを行う、シーア派系反政府武装勢力フーシ派を支持する女性ら(2016年1月7日撮影)。(c)AFP/MOHAMMED HUWAIS 【1月8日 AFP】イランは7日、在イエメンのイラン大使館がサウジアラビアの戦闘機による空爆を受けたと発表した。これに対し、イエメンで空爆作戦を実施するサウジアラビア主導の連合軍は大使館空爆を否定。中東を揺るがしている両国の緊張は、ますます高まりを見せている。 イラン側は、イスラム教シーア派(Shiite)系反政府武装勢力フーシ派(Huthis)が掌握しているイエメン首都サヌア(Sanaa)への空爆で、大使館職員が負傷したと主張している。イランの支援を受けているフーシ派は、サヌアで連合軍が数か月間にわたって実施してきた空爆の標的になっている。 イラン国営テ
サウディ・イランの関係緊張 2016年01月10日 11:17 イランサウジアラビア サウディ・イラン関係に関するその後の若干の動き次の通りです。 この問題では、これまでも報告しましたが、イラン政府の抑制した対応が目に付きますが、矢張り制裁解除を含めた核開発問題合意の実施時期が近付いているので、下手に関係諸国を刺激したくないという考慮なのでしょうか? ・湾岸協力理事会GCCは、この問題でサウディの立場を完全に支持し、イランのサウディ非難は同国の国内問題に干渉するもので扇動的であると非難する声明を発しました。 サウディ主導の組織であるGCCとしてみれば、当然予測されたところで、特段の具体的措置をメンバーまたはその他の国に求めていないことから、若干他とは立場の異なるオマーンも含め定義のないところだったのでしょう。 ・他方イランのザリーフ外相は、この問題でサウディ及び湾岸諸国との関係に火をつける
サウディ・イラン関係(アラブ連盟) 2016年01月11日 10:34 イランサウジアラビア アラブ連盟は10日、テヘランのサウディ大使館等の襲撃に関して、外相会議を開き、大使館襲撃を非難するとともに、イランの同地域における扇動活動を非難する声明を発しました。 サウディの要請で開かれた外相会議では、レバノン(ヒズボッラーの強い影響下にある)が棄権しましたが、イランに対する非難についても、具体的な措置は取らず(フォローアップ委員会が設置され、今月末だったかにもういとど理事会が開かれる)、「アラブの一国たるサウディに対する支持は表明するも、イランに対し具体的措置はとらない」という、全く予測されていた通りの抽象的なものにとどまるということで、今後何か新しい事件でも起きない限り、取りあえずこの問題は一件落着と見て良いのではないでしょうか? イラン外相も、サウディがアラブ連盟を利用して、イランに反対
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