1月12日、トルコの最大都市イスタンブールの中心部にある観光地区で、大規模な爆発が発生、少なくとも10人が死亡、15人が負傷した。写真は現場で規制線を張る警官。(2016年 ロイター/Osman Orsal) [イスタンブール 12日 ロイター] - トルコの最大都市、イスタンブールの中心部にある観光地区で12日、自爆攻撃があり、少なくとも10人が死亡した。 現時点で犯行声明は出ていないが、ダウトオール首相は、過激派組織「イスラム国」の犯行と主張した。 クトゥルムシュ副首相は、自爆攻撃を行った者は最近、シリアから入国したとの見方を示した。ただ、要注意人物リストには含まれていなかったという。 首相は、死亡者は全て外国人と説明した。幹部当局者によると、9人がドイツ人。ペルー外務省は、同国人1人も死亡したとしている。 ダウトオール首相は、ドイツのメルケル首相に電話で弔意を伝えたことを明らかにした
シリア国境に近いトルコの街キリスの郊外にある監視塔(2014年1月15日撮影、資料写真)。(c)AFP/OZAN KOSE 【1月18日 AFP】トルコのシリア国境にある町キリス(Kilis)で18日、シリアから発射されたとみられる迫撃砲2発が学校近くに着弾し、少なくとも1人が死亡、3人が負傷した。 トルコのNTVテレビは、キリスの全学校の生徒らが避難したとするハサン・カラ(Hasan Kara)市長の談話を伝えた。テレビ映像では、爆風で学校の1階の窓ガラスが粉々に砕けた様子がうかがえた。死亡した1人は学校の清掃職員だったという。迫撃砲が着弾したのは学校外の庭園だったとされる。カラ市長は「砲弾は南の方角から来たようだ」と述べた。 人口10万人未満のキリスはシリアとの国境のすぐ北側に位置し、シリア北部アレッポ(Aleppo)県のアザズ(Azaz)とは10キロほどしか離れていない。 このシリア
イスタンブールテロに関する若干の関連情報 2016年01月16日 17:14 トルコIS イスタンブールでの独観光客等に対するテロに関して、トルコ首相はISに200名の損失を与えたと語っていましたが、hurryiet net は、有志連合報道官が、トルコ軍はテロの自爆犯人の街を砲撃したと確認したと報じています。 その町は Manbij でトルコのシリアとの南東部の国境沿いにあり、トルコ国境とユーフラティス川から、共に30㎞離れているが、この町が自爆犯のNabil Fadli(28才)の住む町、彼はトルコに難民申請をする前にはその町に、家族とともに住んでいた由。 また彼はManbijがISに占拠された後、一番最初にISに参加した男の由。 この地域はManbijポケットと呼ばれるが、トルコはこの地域がクルドのPYDに支配されることを嫌っている戦略的に重要な地域の由。 この地域にトルコ軍は繰り返
pkkの警察本部襲撃 2016年01月14日 20:13 トルコクルド 先ほど報告したトルコの東南部の町での警察本部に対するPKKの攻撃については、ようやくトルコ紙のネットでも報じられています。 下記の通り、非常に損害も大きく、大胆な襲撃で、警察本部がやられたことについて、どう発表すべきか、政府が悩んででもいたのでしょうか? それにしても、このところPKKに対する攻撃を強めてきたトルコ政府にとっては、重大な痛手ではないでしょうか? トルコ南部のdiyarbakirで13日遅く、PKKの自爆自動車が警察本部と、隣接する警察の宿舎で爆発し、婦女子(幼児2人を含む)を含む6名が死亡し、39名が負傷した。 負傷者の中には近くの建物に住む住民20名も含まれている由。 この爆発で警察本部及び宿舎が大きく破損したほか、近くの建物も大きな被害を受けた。 自爆攻撃と合わせて、PKKは銃、RPG等を使って襲撃
自爆攻撃が起きたトルコ・イスタンブールのスルタンアフメット地区で、犠牲者を追悼するため置かれた花や独サッカーチーム、バイエルン・ミュンヘンのタオル(2016年1月13日撮影)。(c)AFP/BULENT KILIC 【1月14日 AFP】トルコの最大都市イスタンブール(Istanbul)の観光地で12日に起きた自爆攻撃で、同国政府は13日、計5人の容疑者を拘束したと発表した。ドイツ外務省によると、爆発ではドイツ人観光客10人が死亡した。 トルコ政府によると、自爆犯とされるイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」所属のシリア人の男(28)は、最近シリアから難民としてトルコに入国していた。 エフカン・アラ(Efkan Ala)内相は、容疑者1人を12日に拘束したと発表。続いてアフメト・ダウトオール(Ahmet Davutoglu)首相が、13日にさらに4人の容疑者を拘束したと発表した。 国営メ
イスタンブールのテロ(トルコのロシア批判) 2016年01月14日 16:09 トルコロシア トルコ警察が最近逮捕したIS関係者の中に、ロシア人3名が含まれていたことは、先に報告しましたが(おそらくはチェチェン等のイスラム過激派ではないか?)、今度はトルコ首相が、トルコのIS作戦をロシアが妨害していると批判したようです。 al jazeera net によると、トルコ首相は記者会見で、イスタンブール事件を起こしたIS掃討作戦で、ロシア軍の存在がトルコがシリアのISを空爆することを妨げていると述べた由。 また同首相はトルコはその国境地帯で、シリア政府とISの協力を察知していると述べた由(シリア政府とISの協力については、特にISの勢力伸長が始まったころに、反政府軍等が主張していたが、具体的な証拠はなかったように思う)。 また、犯人のシリア人は難民を装ってトルコに入国したが、彼は過激派リストに
PKKのテロ(トルコ) 2016年01月14日 15:48 トルコクルド 先日はISによるイスタンブールのテロでしたが、今度はPKK(クルド労働者党)による警察本部に対する攻撃です。 この事件については、CNN等もニュースで触れていましたが、その後はジャカルタのテロ事件にとってかわられていました。ただ不思議なことはトルコでの事件にもかかわらず、いつも読んでいるトルコ紙のネット2は本事件についてまたtく触れていないことです。 おそらくは報道管制が敷かれているのでしょう。 トルコも ISとPKKという2のテロ団体を抱えて大変なことです。 al jazeera net によると、PKKの武装者が爆薬を仕掛けた車で、トルコ東南部のdiyarbakirの警察本部を攻撃すると同時に、銃などで同本部を襲撃し、警官、民間人等を含めて少なくとも23名が負傷したとのことです (たしかCNNでは死者もあったよう
イスタンブールのテロ 2016年01月13日 08:53 トルコIS 最近では寝る前とか朝起きると、中東で大きな事件が起きていることも普通になりましたが、12日のイスタンブールでのテロは 場所がブルーモスクというそれこそトルコ観光の目玉の地起きたこと 死傷者の多くが外国人(特にドイツ人)であったこと 等の理由から日本でも大きく報じられていて、特に現時点でこのブログで追加することもなさそうです。 今のところ犯行声明はない模様ですが、トルコ首相は犯人の遺体から、彼が1988年生まれのシリア人で、ISのメンバーであることが判明したとしている由 また日本人で被害にあった人はいない模様です。 http://www.hurriyetdailynews.com/isil-militant-kills-10-injures-15-in-istanbul-suicide-attack.aspx?pageID
イスタンブールのテロ 2 2016年01月13日 16:07 トルコIS イスタンブールでのテロについて、hurryiet net は、トルコ情報局MITは最近警察等の治安関連機関に対して、2度のテロ警戒情報を出していたと報じています。 それによると最近の警戒情報は、昨年12月17日と1月4日で、情報局はISがトルコ国内のNATO施設、大使館、総領事館、官庁、外国人の集まる場所で自爆攻撃を計画していて、テロ要因はすでにイスタンブールに入った可能性もあると警告していた由。 警戒情報は、さらに知られている容疑者を監視するように要請していたが、そのうち9名の女性。10名の男性等多くがシリア人である由。 またMITはドイツ、仏、オランダを含む外国に対し、具体的な13名の氏名を上げつつ、ISがそれらの国でテロを計画している警告した由。 なおトルコ人では、トルコの東南で活躍する過激派Dokumacıl
トルコ・イスタンブールの観光名所が集まるスルタンアフメット地区で爆発があった後、ブルーモスク周辺を封鎖する警察(2016年1月12日撮影)。(c)AFP/OZAN KOSE 【1月13日 AFP】トルコの最大都市イスタンブール(Istanbul)の人気観光地で12日に起き10人が死亡した爆発について、同国政府は、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」のシリア人メンバーによる自爆攻撃だったとの見解を示した。死者のほとんどはドイツ人だった。 ブルーモスク(Blue Mosque)などの歴史的建造物が集まるスルタンアフメット(Sultanahmet)地区で起きた爆発について、レジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領は「シリア出身の自爆犯」による犯行と発表。一方、アフメト・ダウトオール(Ahmet Davutoglu)首相は、容疑者はISに所属していたとの
トルコ・イスタンブールの観光名所が集まるスルタンアフメット地区で爆発があった後、ブルーモスクを封鎖する警察(2016年1月12日撮影)。(c)AFP/OZAN KOSE 【1月12日 AFP】(写真追加)トルコの最大都市イスタンブール(Istanbul)の観光の中心地で12日、爆発があり10人が死亡、15人が負傷した。同市当局が発表した。テロの可能性もあるという。 現場はブルーモスク(Blue Mosque)やアヤソフィア博物館(Hagia Sophia Museum)といった世界的な観光名所が集まるスルタンアフメット(Sultanahmet)地区。目撃者がAFPに語ったところによると、大きな爆発で近隣地区にまで爆音が聞こえたという。 トルコでは昨年10月10日、首都アンカラ(Ankara)で行われていた平和集会で2度の自爆攻撃があり、103人が死亡するという同国近代史上最悪の事件が発生し
中途半端な英語使いが英国からのニュースを東京で読み、あちこちふらふらうろうろ。時々嘘。 はてブ = http://b.hatena.ne.jp/nofrills Twitter = http://twitter.com/nofrills Twitterのログ = http://twilog.org/nofrills ◆「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月) ◆「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月) ◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください
イスタンブールのテロ 3 2016年01月13日 20:10 トルコIS 12日のイスタンブールでのテロに関連して、若干の補足次の通り ・トルコ内相は、イスタンブールのテロに関係して、1名が拘禁されたと発言した。 彼はこれまでの過激派リストに載ってフォローされていたものではない由。逮捕場所や彼の身元等についての詳細不明。 内相はまた、これまでISとの闘いとの関連で、3318名が逮捕されたと明らかにした。 ・事件との関連は不明だが、トルコ警察は13日イズミールとアンタリアで9名のISメンバーを逮捕した。うち3名はロシア国籍である(チェチェンとかダゲスタンか?)。 彼らはISの戦闘員の由。 http://www.hurriyetdailynews.com/one-detained-over-sultanahmet-attack-turkish-interior-minister.aspx?pa
トルコのシリア人に対する査証要求 2016年01月09日 10:56 トルコシリア トルコとEUはトルコへを経由してのシリア難民、不法移民の欧州への流入阻止で合意していたところ、これに基づいてトルコはこの8日から、トルコ大使館または総領事館で事前に入国査証をとっていないシリア人の入国を制限しはじめました。 尤も、トルコ外務省はこの制限措置は、空路または海路トルコに入ろうとするものだけに適用されるもので、陸路シリアからトルコに入ろうとするものに対しては適用されないとしています。 この措置の影響はすでに出始めており、ベイルートからイスタンブールに向かう、2基のトルコ航空のシリア人乗客250名(または400名が)登場できずに、ベイルート空港で夜を明かしたよし。 さらに悲劇的なのは、カイロからのシリア人で、カイロからのトルコ航空の出発が遅れたために、イスタンブール到着が8日未明になってしまい、査証
(CNN) トルコの最大都市イスタンブールの地下鉄の駅付近で1日午後6時ごろ爆発があり、5人が負傷した。同国のアナトリア通信が伝えた。 爆発はイスタンブール・バイラムパシャ地区の地下鉄の駅に近い交差点で起きた。原因については情報が錯綜(さくそう)している。地元当局者や州の放送局TRTは爆弾が爆発したと伝えているのに対し、イスタンブール市長が市の公式サイトに掲載した声明では、爆発の原因は分かっておらず、捜査を続けているとした。 バイラムパシャ地区の当局者が爆弾と判断した理由は不明。 現場をとらえた映像には、警官隊の乗ったバスが通過した直後に爆発が起きる様子が映っていた。警察は、爆発が起きる前にこの現場で目撃された容疑者の行方を追っている。捜査当局は、警察車両が狙われた可能性もあると見て調べている。
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