11月9日から、インドで500 Rs及び1,000 Rs紙幣が廃止されたことに伴い、隣国ネパールでも、これを巡る問題が起きていることが報じられている。 もとより同国南側平原部のタライ地域では、インド経済との結びつきが強く、大量のインド紙幣が流通していること、より高い賃金と就労機会を求めて隣国インドで働くネパール人労働者たちが故国に持ち込むインドの紙幣があるためだ。 これらの中で、今回廃止された高額紙幣が占める割合は当然高く、インド側に出なければ、これらを少額紙幣あるいは高額新紙幣に交換する手立てはなく、1日に交換できる金額も限られているため、保有する人たちに与える影響は甚大だ。 Demonetisation hits Nepalis living near border with India (The Himalayan)