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ブックマーク / www.kahoku.co.jp (61)

  • <福島・復興祈念公園>鎮魂と教訓伝える場に 基本計画決まる | 河北新報オンラインニュース

  • 震災関連本盗難相次ぐ 頭抱える図書館 | 河北新報オンラインニュース

    東日大震災に関する書籍や資料を集めた被災地の一部の公立図書館の特設コーナーで、盗難被害が相次いでいる。被害は判明分だけで計270冊以上に上り、盗難防止装置がない施設で目立つ。装置導入には多額の費用がかかり、被害を防ぐため閲覧を制限すれば「教訓を広く伝える」来の趣旨に反する。心ない行為への対策が打てず、関係者はジレンマを抱える。 河北新報社が岩手、宮城、福島3県の県立図書館と仙台市民図書館、岩手大、東北大、福島大の各付属図書館の7館に取材したところ、行方不明の震災関連資料は3月現在、累計で仙台市民図書館が218冊、福島県立図書館が48冊など。いずれも盗まれたとみられる。 7館は震災後、共同キャンペーンとして震災関連の資料の収集、保存、公開に取り組んでいる。対象は一般書籍、各種調査資料、自費出版物など多彩。被害が多い仙台市民、福島県立の両図書館はともに2012年に震災資料コーナーを開設し、

    震災関連本盗難相次ぐ 頭抱える図書館 | 河北新報オンラインニュース
  • <長田弘>福島県立図書館に「文庫」オープン | 河北新報オンラインニュース

    詩集「深呼吸の必要」などで知られる福島市出身の詩人長田弘さん(1939~2015年)の全蔵書を集めた「長田弘文庫」が5日、同市の福島県立図書館に開設された。普段は立ち入りできない文庫の見学会が行われ、参加者は独自の世界観を持つ長田作品の背景に触れた。  文庫は、長田さんの都内の自宅にあった詩集や歴史書、哲学書などのほか、雑誌、パンフレットなど約8500点を収める。伊達市の農業池田彰さん(65)は「蔵書に触れ、長田さんの脳の中を探検しているようだった」と話した。  朗読会や元担当編集者らによる対談も行われ、みすず書房の尾方邦雄さん(64)は「長田さんはで得た知識を自分の目で確かめ、またを読んで理解する作業で独自の世界観をつくっていた」と蔵書の持つ意義を強調した。  長田さんは福島高卒業後、早稲田大に進学。エッセーや児童文学などでも幅広く活躍した。蔵書は図書館地下の書庫で保存し、一部を館内

    <長田弘>福島県立図書館に「文庫」オープン | 河北新報オンラインニュース
  • 詩人故長田さん 蔵書8519冊「文庫」に | 河北新報オンラインニュース

    福島市出身の詩人長田弘さん(1939~2015年)の蔵書による「長田弘文庫」が5日、同市の福島県立図書館に開設される。国内外の哲学書や大衆雑誌など計8519冊は、愛書家だった長田さんと作品のバックボーンを知る貴重な資料だ。  長田さんは福島高、早稲田大卒。詩集「深呼吸の必要」などで知られ、エッセーや評論、児童文学など幅広い分野で活躍した。東日大震災後は鎮魂の詩も発表した。  蔵書の散逸を防ぐため、文庫は来館者が立ち入れない書庫内に開設され、一般向けには一部を館内に展示する形を取る。目録リストを作り、希望者が閲覧できるように準備も進める。  8519冊は東京の自宅にあった全ての書籍・資料。生前、長田さんが「福島県内の図書館に」と希望しており、長男敦さん(48)と次男敬さん(46)が昨年2月に寄贈した。  蔵書のうち、自身の著作は詩集を中心に翻訳やエッセーなど123冊。このほかは国内外の哲

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  • 週刊新聞「たいまつ」全780号 デジタル化 | 河北新報オンラインニュース

    100歳の現役ジャーナリスト、むのたけじさん(秋田県美郷町出身、さいたま市在住)が1948~78年に横手市内で発行した週刊新聞「たいまつ」全780号を、横手市立図書館がデジタル撮影して保存・修復する作業を進めている。 ◎来年4月閲覧可能に  同図書館が所蔵するのは488号分。欠番は、むのさんが保存している新聞を借りた。全号のデジタル撮影は秋田市の画像処理会社みどり光学社に委託した。  朝日新聞の記者だったむのさんは、1945年8月の敗戦を契機に「戦争報道に関わった責任を取る」と会社を辞めた。郷里に近い旧制横手中(現横手高)時代の縁を頼って東京から横手市に活動の場を移し、秋田県南地方のニュースや生活情報などの記事執筆に加え、広告の営業にも携わった。  むのさんは13日、横手市内であった講演会で「思想的に正反対の保守的な地元有力者にも支えられ、新聞発行を継続できた」などと当時の苦労を振り返った

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  • 意欲ある司書来れ!多賀城市図書館 | 河北新報オンラインニュース

    意欲ある司書来れ!多賀城市図書館 レンタル大手TSUTAYA(ツタヤ)を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC、東京)は、指定管理業務を担う予定の多賀城市立図書館で働く司書23人の募集を始めた。図書館は2016年3月にJR多賀城駅前に移転する。契約社員として来年4月から現図書館に勤務してもらい、正社員への登用も視野に入れる。  23人は現在十数人がいる現図書館から引き継ぐ司書も含む。対象は司書と司書補の有資格者。実務経験は問わず年齢制限もない。  来年4月の採用後はの貸し出し、返却対応などのほか、市が行う小学校図書室支援、移動図書館と分室の運営も担当する。  月給は19万3000円以上と、現図書館の約14万円より高く設定し、待遇向上と人材確保を図る。意欲や能力次第で数年後に正社員に登用する。公立図書館の司書は1年契約の非常勤職員が多く、独身者や夫の扶養の範囲で働く女性が多いと

    意欲ある司書来れ!多賀城市図書館 | 河北新報オンラインニュース
    MIchimura
    MIchimura 2014/11/29
    なかなかエッジのきいたフレーズやなあ
  • 図書室の奥に「奥の細道」 仙台大志高で古書発見 | 河北新報オンラインニュース

    仙台市宮城野区五輪の仙台大志高で、幕末期に印刷されたとみられる松尾芭蕉「奥の細道」の古書が見つかった。地区住民に公開しており、同校は「地域史に関心を持つきっかけにしてほしい」と期待する。  古はB5判、113ページ。和紙をひもでとじ、漢字仮名交じりの古書体で書かれている。紙の破れや傷みはない。  昨年5月ごろ、図書室の整理の際、七つある移動式棚の一番奥に立て掛けられていた。所蔵の時期や経緯は分からない。現在はビニールで密閉して司書室で保管しており、希望に応じて公開している。  閲覧のため同校を訪れた近所の無職岩尾信之さん(77)は「芭蕉の足跡を想像すると楽しい。久しぶりに現代語訳で読みたくなった」と喜ぶ。  宮城県図書館などによると、奥の細道は1702(元禄15)年、木版印刷で発行された。仙台大志高で見つかったは1789(寛政元)年ごろ作られた版木が使われ、文字のかすれ具合から幕末期

    図書室の奥に「奥の細道」 仙台大志高で古書発見 | 河北新報オンラインニュース
  • 被災地の復興支援事業書籍電子化 東北関連わずか3.5% | 河北新報オンラインニュース

    東日大震災の復興予算により、中小出版社や東北に関する書籍を電子化する「コンテンツ緊急電子化事業」で、受託団体の日出版インフラセンター(JPO、東京)が電子化したとする書籍のうち、大手出版社の作品が7割近くを占め、東北関連も全体の3.5%にすぎないことが4日、関係者への取材で分かった。出版関係者は「来の事業目的と懸け離れており、復興予算を使う意味が全くない」と憤っている。  JPOは事業で電子化した書籍6万4833冊のタイトルだけをホームページ(HP)で公表している。関係者によると、このうち少なくとも4万冊は大手出版社の漫画小説といった書籍だという。  JPOの資料では、事業目的は「被災地域において、中小出版社の東北関連書籍をはじめとする書籍などの電子化の補助」をうたう。  出版関係者は「大手出版社は自力で書籍を電子化する技術や資金を持ち、補助対象になる必要はない」と指摘する。

    被災地の復興支援事業書籍電子化 東北関連わずか3.5% | 河北新報オンラインニュース
  • 河北新報 東北のニュース/蔵書更新滞り、利用者遠のく 秋田市立図書館

    蔵書更新滞り、利用者遠のく 秋田市立図書館 予算が少ないため、ボランティアに修理してもらうのを待つ破損したの山=秋田市立中央図書館明徳館 秋田市立図書館の購入予算が極端に少なく、蔵書の更新が滞っている。人気の新刊や専門書はそろえられず、古いが並ぶ図書館に、利用者の足は遠のいている。  市立図書館は、中央図書館明徳館、明徳館河辺分館、新屋図書館、土崎図書館、雄和図書館の5館。日図書館協会によると、2012年度の図書費は5館で計1292万2000円。人口1人当たりで計算すると約40円で東北の県庁所在地で最下位だ。域内に約3万人を抱える新屋の予算は89万円、約8万人の土崎は88万5000円と、すずめの涙ほどしかない。  全国の市町村図書館の普及活動をしている小林是綱・元山梨県石和町立図書館長は「図書費は1人当たり600円が理想。新屋と土崎は予算が少ないというレベルを超え、図書館なんて要

  • 河北新報 東北のニュース/東北六魂祭、来年以降の開催 JR東「積極的に支援」

    東北六魂祭、来年以降の開催 JR東「積極的に支援」 東北の六つの祭りを一堂に集める「東北六魂祭」(実行委員会主催)の来年以降の開催について、JR東日の冨田哲郎社長は4日の定例記者会見で、「われわれも協力したい」と積極的に支援する考えを示した。  冨田社長は「震災復興に対する観光の力は非常に大きい。開催に向け、われわれも関係方面にお願いしていきたい」と協力を表明。福島市で1、2日に開催された六魂祭の人出が2日間で計約25万人と予想を上回ったことを挙げ、「昨年の盛岡に続き、すばらしいにぎわいだった。東北を元気にするんだという人々の気持ちが一つになった」と評価した。  太田昭宏国土交通相も同日の閣議後の記者会見で、「復興の機運を高める」と六魂祭の意義を指摘。「東北全体で開催の意向があれば、国交省としてもお手伝いしたい」と述べた。  六魂祭は、東日大震災からの復興を目的に2011年に始まった。

  • 河北新報 東北のニュース/多賀城市立図書館 再開発ビルに移転、ツタヤに業務委託検討

    多賀城市立図書館 再開発ビルに移転、ツタヤに業務委託検討 宮城県多賀城市が、市立図書館をJR仙石線多賀城駅前に計画する再開発ビルに移転し、TSUTAYA(ツタヤ)を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)への業務委託を検討していることが25日、分かった。実現すれば2、3年後に開館する。  市立図書館は1978年開館で蔵書は約21万冊。老朽化が進んでいることから、駅北口の再開発ビルへの移転が持ち上がった。ビルはA、B棟からなり、図書館のほか、子育て支援施設などの入居が見込まれている。  CCCは4月、佐賀県武雄市の委託を受け、同市図書館(蔵書約20万冊)の運営を始めている。菊地健次郎多賀城市長や市幹部らは3月下旬、武雄市を訪れて市図書館を視察した。菊地市長は「市民アンケートでは、利便性の高い駅周辺に図書館を希望する声が多い。人の集まる施設にするために、どういった方法がふさわしいか

  • 河北新報 東北のニュース/津波で流失「沿岸郷土資料足りぬ」宮城県図書館が収集仲介

    津波で流失「沿岸郷土資料足りぬ」宮城県図書館が収集仲介 津波被災地の図書館・図書室に配分される予定の地域資料=仙台市泉区の宮城県図書館 宮城県図書館(仙台市泉区)は、東日大震災で被災した沿岸部の図書館・図書室の格復旧に向け、不用になった町史や郡史などの地域資料の提供を呼び掛けている。地域資料の多くは非売品のため、県図書館が広く収集して仲介役となり、必要とする図書館・図書室に送る。  南三陸町や女川町など宮城県内の図書館や図書室は、震災の津波で流失するなど大きな被害を受けた。  震災から2年が過ぎ、施設や図書の寄贈を受け図書の貸し出しを再開した施設がある一方、司書らから「地域で大事な郷土資料が足りない」との声も出ていた。  県図書館は昨年秋、地域資料の再整備に向けた支援に着手した。「貸し出しも大切だが、図書館来の業務は地域資料を収集、整理、保存すること。整備して利活用してもらってこそ図

  • 河北新報 東北のニュース/木のぬくもり漂う図書室完成 被災図書館代替 宮城・名取

    木のぬくもり漂う図書室完成 被災図書館代替 宮城・名取 木のぬくもりが特徴の「どんぐり・アンみんなの図書室」=名取市増田1丁目 宮城県名取市は18日、「どんぐり・アンみんなの図書室」を同市増田の旧市図書館敷地内に開設する。東日大震災で利用できなくなった旧市図書館の代替施設で、カナダ政府などの援助で建設した。2012年1月に日ユニセフ協会(東京)などの支援で建てた「どんぐり子ども図書室」に隣接しており、市民に幅広く利用してもらう。  みんなの図書室は木造平屋で延べ床面積約240平方メートル。蔵書は約16万冊で、開架は約5万冊。全国から駆け付けた250人余りのボランティアが、棚の組み立てや蔵書整理などを支援した。  棚に登米市の杉の間伐材を使用するなど、木の香りとぬくもりを感じられる造りになっている。夏はウッドデッキ、冬には暖炉のそばでの読書も楽しめる。  建設にはカナダ政府や同国林産

  • 河北新報 東北のニュース/漂う木の香り、本の感触再び 陸前高田図書館移転し再開

    漂う木の香り、の感触再び 陸前高田図書館移転し再開 貸し出しを再開した陸前高田市立図書館 東日大震災の津波で全壊した岩手県陸前高田市立図書館が1日、同市竹駒町のコミュニティセンター敷地内に移転し、蔵書の貸し出しを再開した。関係者は「憩いの場として多くの人に利用してほしい」と願っている。  平屋のログハウス風で、広さは約50平方メートル。事業費は札幌市の図書支援ボランティアが寄付し、ことし8月に建設を始め、9月上旬に完成。開館に向けて準備を進めてきた。  全国から提供を受けた蔵書約1万4000冊のうち、約4000冊が並べられた。残りは書庫や2台の移動図書館用に収納し、順次入れ替えていく。  市立図書館の長谷川敬子副主幹(56)は「時間がかかったが、多くの支援で再建することができた。気軽に立ち寄ってもらって、木の香りいっぱいの図書館でくつろいでほしい」と話した。  市立図書館は震災で蔵書約

  • 河北新報 東北のニュース/小さな図書館憩いの場 仮設近くの集会所に開設 石巻・大橋

    小さな図書館憩いの場 仮設近くの集会所に開設 石巻・大橋 大橋文庫でたくさんのやピアノに親しむ子どもたち 宮城県石巻市大橋地区の集会所に小さな図書館が誕生した。周囲には東日大震災の仮設住宅が立ち並ぶ。「大橋文庫」と名付けられ、子どもたちを中心に住民の憩いの場となっている。  大橋文庫は広さ15平方メートルほど。地元の大工が作ってくれた棚で広間の一角を仕切った。500冊以上の児童図書や料理がそろう。復興を支援する市民団体の仲立ちで、大手出版社から贈られた。  集会所管理人の吉田仁さん(52)は「多くの方に感謝しながら、子どもたちが安心できる空間にしたい」と言う。  被災地にピアノを贈る活動に取り組むボランティア団体の協力で、棚の脇にはピアノも置かれた。月2回の水曜日に「音楽遊びの時間」が設けられる。  指導するピアノ講師の平塚由美子さん(58)は「音楽の力で子どもたちに寄り添いたい

  • 河北新報 東北のニュース/県立図書館が電子書籍配信 都道府県立で初「解体新書」など

    県立図書館電子書籍配信 都道府県立で初「解体新書」など 電子書籍として配信されることになった「解体新書」 東日大震災を教訓に、図書館の資料保存機能を強化するため、秋田県立図書館(秋田市)は、所蔵するなど約2000点を電子書籍化して提供するサービスを始めた。都道府県立図書館では初の試みで、スマートフォン(多機能携帯電話)などで無料閲覧できる。  電子書籍化したのは、杉田玄白らが翻訳した「解体新書」や県指定有形文化財「御曹子島渡り」など、図書館が所蔵する資料約1300点。子育てに関する書籍や雑誌のバックナンバーなど約700点も配信している。  利用対象となるのは県内に居住しているか、通勤、通学している人。自分のタブレット端末やスマートフォンで図書館専用のアプリ(応用ソフト)をダウンロードしてデータの提供を受ける。データは10日後に自動的に消える。図書館所蔵の資料は無制限、バックナンバーな

  • 河北新報/河北抄

    を読みたい」という欲求が突然湧く。図書館に駆け込むと、休館日でがっくり。そんな経験をお持ちの方が少なくないだろう。  いつでも、しかも夜遅くまで開いている。そんな好きにはたまらない図書館の運営を、佐賀県武雄市が来年4月に始める。  レンタルソフト店「TSUTAYA(つたや)」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と提携。貸し出しカードはCCCの「Tカード」を導入し、を借りるとポイントが付く。「365日、朝9時~夜9時まで開館」も売りの一つだ。  樋渡啓祐市長は「図書館は休んじゃいけない。市民サービスはいつでも、誰でも受けられるのが原則だ」と持論を展開する。  個人の思想や信条を分析できるの貸し出し履歴を、民間企業が管理する危うさをはらむ。当然、物議も醸す。ドラマロケの誘致や市立病院の民間譲渡など話題をさらう施策を次々と打ち出すアイデア市長の面目躍如だ。  ちなみに

    MIchimura
    MIchimura 2012/07/29
    うわあ… // いやまあでもこれが市民感覚のひとつかもしれないなら目を逸らしてもいかんのか。取り合うかどうかはともかく。
  • 河北新報 東北のニュース/求人難去って住宅難 福島・浜通りの内定者、赴任できず

    求人難去って住宅難 福島・浜通りの内定者、赴任できず 従業員の住宅難に直面したプリント電子研究所の広野工場 福島第1原発事故により住民の多くが避難した福島県浜通り地方で、企業の求人難が昨年末から徐々に解消されつつある。震災特例で延長された雇用保険の失業手当給付期間が期限を迎え、求職に腰を入れる人が増えたためだ。一方では従業員の住宅難という新たな課題が生じている。  「昨年8月から11月は人手が足りず大変だった。公共職業安定所や役場にお願いしたり、仮設住宅を回ったりして募集したが反応が悪く苦労した」。電子基板製造のメイコー(神奈川県綾瀬市)の松光二福島工場長(48)は振り返る。  工場は原発から約20キロ南、警戒区域のぎりぎり外側の広野町工業団地にある。原発事故前は160人体制で、生産高は年間約40億円だった。  従業員の半数は警戒区域の住民で、事故後約20人が退職。求人票を出しても希望

    MIchimura
    MIchimura 2012/02/20
    そろそろ転勤の可能性あるのでいまかなりリアルにビビっている。
  • 河北新報 東北のニュース/渡部恒三氏、政界引退へ「会津を背負う若い政治家を」 

    渡部恒三氏、政界引退へ「会津を背負う若い政治家を」  渡部恒三氏 民主党最高顧問の渡部恒三衆院議員(79)=福島4区=は19日までに、次期衆院選に立候補せず、今期限りで政界を引退する意向を明らかにした。  後援会関係者によると、渡部氏は18日に会津若松市内で開かれた支持者との会合で、「(ことし5月で80歳になるので)これからの会津を背負う若い政治家を育てなければならない。いい政治家が見つかればいつでも辞める」などと述べた。事実上の引退表明とみられる。  後継指名はしない方針。ただ衆院が早期に解散した場合、渡部氏が立候補することもあり得るという。  後継をめぐっては後援会や民主党内で、渡部氏の長男で日財団上席研究員の恒雄氏(48)や、前回2010年夏の参院選福島選挙区に同党公認で立候補した医師岡部光規氏(43)の名前が挙がっている。  渡部氏は福島県南会津町出身。早大卒。1969年の衆院選

  • 河北新報 東北のニュース/仙台市、転入大幅増 岩手・福島からも 11年・人口移動

    仙台市、転入大幅増 岩手・福島からも 11年・人口移動 東日大震災で甚大な津波被害に遭った県内の沿岸部が、軒並み転出超過になっていることが30日、総務省の住民基台帳に基づく2011年の人口移動報告で分かった。仙台市は県内外からの転入が大幅に増え、前年比5000人以上多い6633人の転入超過で、市町村別では全国5位だった。  報告によると、県内の転入者数は4万7662人(男2万7493人、女2万169人)、転出者数は5万4064人(男2万9713人、女2万4351人)。転出超過は6402人(男2220人、女4182人)で、昨年の転出超過数556人を大幅に上回った。  市町村別の転入、転出超過数は表の通り。  転出超過は5位の多賀城市に続き、東松島市(1276人)、亘理町(900人)、女川町(724人)など、沿岸部が上位を占めた。県外転出先で多かったのは、盛岡、山形、一関、秋田、郡山の各市