「百発百中の砲一門は百発一中の砲百門に勝る」は確率論的には正しいですか? 「百発百中の砲一門は百発一中の砲百門に勝る」これは日本海海戦で有名な東郷平八郎元帥の言葉で、旧日本軍はこの言葉を合言葉に日夜猛訓練に励んでいました。しかし、戦後「もしこの条件で互いが同時に発砲したと仮定すると、着弾後残るのは0門対99門なのだから勝てる訳がない」といった批判があり、(井上成美将軍の発言といわれています)旧日本軍の精神主義、非科学性を端的に表す言葉として逆に有名になってしまいました。 しかし、私は「井上説」(0対99)の方が確率論的には誤っているように思えてならないのです。 「命中率1%の砲100門を同時に発砲しても、必ず1発は命中するわけではない」ので、東郷元帥の言葉は(そこまで考えていたのかは別にして)あっているのではないでしょうか。 旧日本軍に批判的な方は割と頻繁に出される話ですので、どなたか答え