週刊ダイヤモンド編集部 【第184回】 2008年09月04日 家電製品だけで約1000億円を売り上げる ジャパネットたかたの販売力 あの名物社長からとび出す独特の語り口、本体商品にあれもこれも付けて値頃感を演出するセット販売――。テレビショッピング大手「ジャパネットたかた」の存在は、お茶の間では広く知られるようになった。 目下のところ、ジャパネットの業績は絶好調。売上高は2005年906億円、2006年1080億円、2007年1161億円と右肩上がりに伸びている。 「売上高の8割は家電製品で占められている」(ジャパネットたかた)ので、家電製品の扱い高の拡大が、そのまま売上高の伸長に直結していると言える。すでに2007年には、930億円を家電製品だけで稼いでいる計算で、1000億円を超える日も近いかもしれない。 日本の家電製品の市場規模は約7.5兆円。そのうち約7割が大手家電量販店