ソニーは4月18日、容量1.2キロワット時の蓄電モジュール「LIM1001」を今月下旬から量産出荷すると発表した。データサーバや携帯電話基地局のバックアップ電源、住宅用蓄電システムなどの用途を見込み、初年度3万台の販売を目指す。 「オリビン型リン酸鉄リチウムイオン電池」を採用。室温で1日1回の充放電を行った場合で10年以上の使用が期待でき、また1時間で90%以上の充電が可能な急速充電性能を持つという。 公称電圧51.2ボルト、最大出力2.5キロワット。複数を接続することで電圧・容量のカスタマイズが可能。標準ラックに搭載可能な2Uサイズになっている。 価格はオープン。