『「世界征服」は可能か?』の5刷が決まりました。 なんだか自分の本じゃないみたいで、現実感がないですねぇ。 ブログやmixiで検索してみると、ほとんどの人がタイトル買いみたい。感想は、ほぼその人の世界観や価値観を反映していて面白いです。 「内容が薄い」という人は、薄い内容しか読み取れなかったんだろうし、「考えさせられた」という人は、考えている読者自身の視点が高いということであって、別に僕の本だけが優れているわけじゃない。 モノの価値というのは、自分がどれほど見つけられるかで決まるわけですよ。だから映画や本や、たとえ人物評にしても「つまんない」「薄い」という人は、対象の中から「面白い要素を見つけられませんでした」とカミングアウトしてるに等しいわけですね。 テレビやブログで時々僕が「この作品はイマイチ」「これは好きじゃない」と発言するときがありますが、もちろんこの場合だって、作品が本当にダメな