映画, 押井守, 気づき | 『イノセンス』で格好いいなあと思っていたのが、最後のアクションシーンでバトーがバババ、バババと三点バーストで発砲していたところ。あれは銃自体についている三点バースト機能を利用したのではなく、フルオートのまま発砲し適度なタイミングで引き金から指をはなすという、指きりバーストとも呼ばれる方法であるらしい。映画のアクションシーンでの発砲というと、(この『イノセンス』でもヤクザの事務所に殴りこんだときのように)フルオートと相場が決まっているような気がするのだが、そこをバースト射撃でいくのが渋いなあ格好いいなあと思っていたのだけど、よく考えてみると、バトーのような最新鋭の戦闘サイボーグに、三点バースト射撃を使うメリットがあるのか疑問になった。 バースト射撃のメリットについて検索してみるとフルオートと比べて弾が散らないので命中率が高いセミオートの単発撃ちよりは適度に弾が散