2006年09月21日19:00 カテゴリ書評/画評/品評Money 喰われる前に - 書評 - 下流喰い 私もそう考えていたので、実態を知るべく本書を入手した。 下流喰い 須田慎一郎 H-Yamaguchi.net: 問題の本質は、金利とか生保とかではないと思う 解決すべきなのは、彼らがもうかっていることとかではなく、困っている人たち、苦しんでいる人たちがいるということだ。 消費者金融の今を知りたい人は、すぐに手に入れるべき本だ。 残念なのは、消費者金融で身を持ち崩しそうな「多重債務者」予備軍は、本書を手にしないだろう、ということ。 「下流喰い」は大変バランスが取れた本である。上限金利をめぐる最新の状況や街角における街金の現状といった虫瞰的な視野と、業界全体の沿革や他の金融業との関連などの鳥瞰的な視野が適度に配合されている。須田さんはTVにもよく出ていて、私も何度かご一緒したことがあるの