献本で頂いた「iPhoneショック」を読み終わりました。一言、Appleのモノづくりに関する素晴らしい内容でした。 「iPhoneショック」というタイトルですが、これは「Appleショック」でも良い内容ですね。 Appleのモノづくりに対する姿勢を、長年に渡りAppleを見つめ続けてきた筆者が分析していきます。 「どうしてAppleからiPhoneのような製品が出てくるのか?」「我が社だって優秀なスタッフはいるのに‥‥」など、誰しも一度くらいは思ったことのある疑問に応えてくれます。 個人的に気になった内容をいくつかピックアップしておきます。 ・移り変わりの激しいIT業界などでは5年、10年先を見通して製品を考えることは難しい‥‥と考えがちだけど、Appleはいつもそのビジョンを持っている。なぜなら先端技術を研究しているには、ある程度、見えているはず。だから自分たちのビジョンを描く。競合にと