2007年02月16日20:00 カテゴリ書評/画評/品評 書評 - セキュリティはなぜやぶられたのか 日経BPより献本。一気に読了。 セキュリティはなぜやぶられたのか B. Schneier / 井口耕二訳 [原著:Beyond Fear: Thinking Sensibly About Security in an Uncertain World] 大変な力作。 本書「セキュリティはなぜやぶられたのか」は、コンピューターセキュリティの専門家が、一般的なセキュリティについて書いた本である。そう。セキュリティというのは専門家のものではなく、人間のものですらない。生きとし生けるものすべてのものなのだ。 目次 第一部 賢明なセキュリティ 第1章 トレードオフのないセキュリティはない 第2章 トレードオフは主観的である 第3章 力関係と思惑がセキュリティトレードオフを左右する 第二部 セキュリテ