毎年のように起きていることだが、Microsoftが関係する訴訟の中で、同社の幹部らが交わしたいくつかの興味深い電子メールが明るみに出た。 Microsoftは、一部のPCに「Windows Vista Capable」というラベルを貼った2006年のプログラムをめぐり提訴されている。このプログラムは2007年1月のWindows Vistaの本格リリースに先駆けて実施された。この訴訟の証拠開示手続きの中で、Microsoftの幹部らが交わした多くの電子メールが公開された。幹部らは電子メールで、Vistaが発売時に抱えていたさまざまな問題について議論している。 あるメールでは、Steven Sinofsky氏がSteve Ballmer氏に対し、Vistaの当初の課題について3つの要因を挙げている。 Sinofsky氏は第1の要因として、「われわれが(Vistaを)出荷すると誰も信じていな
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