典型的なマネジメント手法である「PDCAサイクル」。計画、実行までは無難にこなせても、評価、改善がうまくいかないケースは少なくない。その理由とは――。 ビジネスパーソンなら一度は聞いたことのある「PDCAサイクル」(@ITの用語辞典)。計画(Plan)、実行(Do)、評価(Check)、改善(Act)のプロセスを順に実施し、最後のActを次回のPlanに結び付けるらせん状のプロセスだ。品質の維持・向上や継続的な業務改善活動を推進するマネジメント手法といわれている。 このPDCAサイクルが確実に実行できていれば、計画は毎回改善されるはずだ――ところが、現実には同じような間違いを繰り返したり、さほど改善されたようにも思えないPlanが次々と出てくるほうが普通だろう。 PDCAサイクルがうまく機能しないのはなぜだろう。マイクロソフトの小林大介ソリューションスペシャリスト(テクノロジーソリューショ
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