この記事のポイント 1.「振り込め犯罪結社」書評 2.犯罪統計と振り込め詐欺 3.金を持っているやつを騙して何が悪い! 4.真実を報道できないマスコミのジレンマ 2014年4月6日岡田斗司夫ゼミ「笑っていいとも最終回に岡田斗司夫がもの申す!テーマは悪!」より 少し真面目な話題で、「振り込め犯罪結社」という本について語ります。この本は、コミックモーニングで連載中の漫画“ギャングース”の原作者“鈴木大介”さんが書いたノンフィクションで、“ギャングース”が面白かったから、ちょっと読んでみたけれど、これがめちゃクチャ面白いんだ。本当はツイッター読書会とかでやりたいぐらいなんだけど、この本で書いている内容は、現在の日本の犯罪がどうなっているかなんだ。 ┃犯罪統計と振り込め詐欺 僕らは、「犯罪のバックにすべてを握るヤクザみたいな胴元がいて、気の毒なお年寄りから金をだまし取っている」と思いがちだけれども