セブン&アイ・ホールディングスが雑誌の電子版に掲載された商品を自社の携帯端末の通販サイトを通じて簡単に購入できるサービスを今年度中に始めることが3日、わかった。大手流通小売りが電子書籍市場に本格参入するのは初めて。 セブン&アイは先月中旬から、米アップル社製のiPhone(アイフォーン)やiPad(アイパッド)のアプリケーションから雑誌の一部を閲覧できる「セブンde立ち読み」を運営している。新サービスはこれを拡充する格好で、雑誌の記事だけでなく、掲載された衣料品やアクセサリーなど気に入った商品を購入できるようにする。 対応する多機能携帯端末もシャープやソニーなど対象を広げる予定。同サービスには主要な出版社や音楽ソフト関連企業などが参加。セブン&アイでは800誌程度の雑誌の電子版の導入を想定している。ネット通販経由の売り上げの一定額を参加企業に還元する。 購入した商品は指定したコンビニ
KindleやiPadに端を発した、デジタル・コンテンツの配信プラットフォーム競争が日本でも熱を帯びてきた。7月1日にソニー、KDDI、凸版印刷、そして朝日新聞が共同で電子書籍の配信事業会社を設立。同20日にはシャープがタブレット端末の試作機をお披露目すると共に、出版業界の賛同を経て電子書籍を配信する計画を発表した。両陣営とも、いずれは動画やゲームなど、コンテンツ全般の配信プラットフォームへと発展させる方針だ。それ以前からソフトバンクの「ビューン」や電通の「Magastore」など、コンテンツの配信プラットフォームは乱立の様相を呈している。 中でもシャープの取り組みは野心的だ。単に端末を提供するだけでなく、動画や音声などマルチメディア対応の「次世代XMDF」という同社独自の規格(フォーマット)を提案。この規格に基づく、電子書籍のオーサリングや配信のシステムを新聞社や出版社に提供する。さらに
先月(6月11日)、自著『Webデザイン標準テキスト』(技術評論社)が発売されました。これからWebデザインを学ぶ初心者を対象とした解説書です。この度、プロモーションの一環として、本書の一部がEPUBフォーマットの電子書籍として配布されることになりました。 今回と次回の2回に渡り、この書籍を電子化するプロセスを公開したいと思います。今回(第15回)はプランニングについて、次回(第16回)はオーサリングについて紹介します。 マッシュアップ可能な電子書籍の可能性 『Webデザイン標準テキスト』は、掲載されている図版に対してクリエイティブコモンズのライセンスを適用しており、非営利であれば図版を自由に複製・改変することができます。 図版データ(Adobe Illustrator形式)は、専用サイトからまとめてダウンロードできますので、たとえば、学校の先生が授業でこの書籍を教科書として使った場
ビジネスの推進には必須! ZDNet×マイクロソフトが贈る特別企画 今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス デジタル時代のITインフラ構築術 仮想化統合、クラウドを経て今「マルチ」へ ITインフラの最適化と継続的進化への道筋 激変するビジネス環境の中でのDX モダンアプリケーション戦略への取り組みが 市場の競争力の源泉となる ライバル同士がタッグを組む理由 マイクロソフトとヴイエムウェアが連携し パブリッククラウドへの移行を支援 さあ、その想いをカタチにしよう。 Google Cloud が企業の未来に向けた生産性 向上とコラボレーション実現のヒントを解説 ともにDXを推進する コンテナ化されたワークロードを管理 継続的な価値を生みだす「協創」への挑戦 EDRトップランナー対談:後編 セキュリティ戦略を転換せざる得ない背景と EDRのような手法が必要な理由に迫る 体験から学んだ成功への知
理工系出版社を中心に発足された「電子書籍を考える出版社の会」が7月1日、都内で出版社およびメディア向けの説明会を開催した。 電子書籍を考える出版社の会は、理工系書籍を手掛ける数社の声がけにより設立された電子書籍コンソーシアム。英語では「eBook Study Group of Publishers」と表記されることから、会員間では略称「eBP」の名で呼んでいるという。今回明らかにされた設立趣旨には、以下の3点が挙げられている。 電子出版について、Apple、Amazonなどのプラットフォーム提供者や著作権者と出版社間においては未だ取引モデルが確立していない状態。読者に豊富なコンテンツを急ぎ提供するために、入門書・実用書出版の立場から問題点を明確にして、あるべき取引モデルを新たに検討する必要がある。専門書・実用書は、ビジネス書や文芸書などとは異なる特性がある。 同主旨の組織があれば、それらと
Googleは7月8日、電子書籍を販売する「Googleエディション」を、北米で今夏に、日本で年明けごろにスタートすると発表した。PCやスマートフォンなどWebブラウザを搭載したさまざまな端末で購入・閲覧でき、特定の端末に依存しないのが特徴。Google以外のサイトから購入できる仕組みも提供予定で、「オープンなプラットフォーム」を売りにしている。 出版社や著作者から許諾を得て書籍をデジタル化し、本文を検索できるようにする「Googleブックス」(Googleブック検索)の「パートナープログラム」を拡張したサービス。Googleブックスでは、閲覧範囲が書籍全体の約20%に制限されているが、さらに読みたい場合はGoogleエディションで購入する――というイメージだ。 Webブラウザを搭載した端末なら閲覧でき、KindleやiPad向け電子書籍と違って端末に依存しないのが特徴。基本はWebブラウ
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