※全文を公開している「投げ銭」スタイルのノートです。 こんにちは、結城浩です。 「教えるときの心がけ」のコーナーです。 このコーナーでは、私たちが人に何かを教えるとき(つまり、教師役になったとき)の心がけをお話しています。 今日は「ほめる工夫」という話をしましょう。 ●子育ての経験から 結城には子供が二人います。子育てをしていると、しょっちゅう、 「自分が《教えるときの心がけ》なんて話す資格はあるのかな」 と落ち込むことがあります。 他の人はどうかわかりませんが、結城の場合、まったくの他人に教えるよりも、自分の子供に教える方がずっとずっと難しいです。 自分の子供に教えるのはとても難しい。それでもたまに、とてもうまくいくときがあります。それは「ほめる」ということをしたときです。 子供が何かちょっとした良いことをする。そのときにほめる。 子供が良いことを言う。そのときにほめる。 ほめられた子供