法人住民税とは、法人が事業所のある自治体に納める地方税です。都道府県民税と市町村民税があり、それぞれ法人が計算して納める必要があります。 法人・個人は、居住している自治体の公的サービスを利用します。住民税は、自治体のサービスを利用することに対して納付する税金です。つまり、正しく税額を計算して法人住民税を納付することで、自治体サービスに対して正当な対価を支払っていることになるのです。 参考:総務省 法人住民税 法人住民税の計算法人住民税の計算方法を、東京23区に事務所(1つのみ)がある場合の例を通して紹介します。自治体によっては基本の税率と異なることがあるため、事業所のある自治体に確認してから計算しましょう。 また、複数の地域に事業所がある場合は、複数の自治体に納税することになります。本社か支社・営業所によっても税率や税額が異なることもあるため、注意が必要です。 法人税割法人住民税は、法人税