【白老】胆振管内白老町のアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」は12日、開業4周年を迎えた。2023年7月12日~24年7月11日の4年目の来場者数は約32万3千人で前年から約1割減り、政府目標の年100万人達成に厳しさが増す。目標達成に向け、政府は誘客戦略を打ち出すが、現場からは「非現実的」との声も。アイヌ民族の文化伝承に力を入れるべきだとの指摘もある。...
![ウポポイ、年間100万人目標に暗雲 開業4年で32万人 誘客偏重より文化伝承求める声も:北海道新聞デジタル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/77bfe51414071ac8d0a7e86fb41d9834e4065336/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fstatic.hokkaido-np.co.jp%2Fimage%2Farticle%2Fsize1%2F2%2Fc%2Fa%2F9%2F2ca920c72be7319ee04e61ec5d387a95_1.webp%3F20240719150112)
自民党の堀井学衆院議員(比例代表道ブロック)は25日、札幌市内で記者会見し、次期衆院選に立候補しない考えを正式表明した。安倍派など派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡り、「有権者の信用と信頼を著しく失墜した」と理由を述べた。堀井氏が支部長を務める同党道9区(胆振、日高管内)支部は今後、候補者を公募する方針。 自民党安倍派の議員が裏金事件を理由に不出馬を表明したのは初めて。会見で堀井氏は昨年12月に裏金事件が発覚してから「決断が必要と考えていた」と説明。「政治課題が残っている」として、議員辞職や離党、政界引退は否定した。 堀井氏を巡っては、昨年3月に元秘書が横領の疑いで逮捕されたほか、地元後援会活動を軽視しているとして道9区支部内から支部長交代論が出ていた。堀井氏は「それらを含め信頼を損なった。政治家としてけじめをつけなければならない」と語った。
【倶知安】コンビニエンスストアの屋根に乗っているような富士山―。写真スポットとして訪日客が殺到し、目隠しの巨大な黒幕が設置されるなど大きな話題となった山梨県富士河口湖町とそっくりな光景が、後志管内倶知安町でも見られると、ひそかに話題になっている。 場所は、リゾートエリアのひらふ地区にある「ローソンニセコひらふ店」。同店から少し離れると、「蝦夷富士」とも呼ばれる羊蹄山(1898メートル)が、コンビニの屋根の上にのったような写真が撮れる。 これまで注目を集めることはなかったが、同店によると、富士河口湖町のニュースが多く流れた1カ月ほど前から、アジアなどの訪日客を中心にカメラを構える人が目立つようになったという。倶知安町の団体職員、松本英康さん(76)は「もしかしたらと思い撮影したら、そっくりな光景でした」と驚く。 同店の周囲にはホテルやコンドミニアムが並び、一般住宅はほとんどないが、富士河口湖
自民党は28日、長谷川岳参院議員(道選挙区)が務める参院地方創生・デジタル特別委員会の委員長を交代させる方向で調整に入った。長谷川氏の威圧的な言動を問題視する野党側が今後の法案審議に応じない姿勢を示しており、国会運営への影響を避けるため、長谷川氏の委員長続投は困難との声が強まった。...
【奈井江】空知管内奈井江町の北海道猟友会砂川支部奈井江部会(5人)は、町の委託を受けてクマ出没時などに対応する「鳥獣被害対策実施隊」の活動を辞退した。山岸辰人部会長(72)は「駆除に加えてクマの死骸の解体や焼却という1日がかりの作業で報酬額が最大1万300円と安く、協力は難しい」とする。町産業観光課は「隣接の砂川市と金額は同じ」と困惑している。 町産業観光課は4月下旬、鳥獣被害防止特措法に基づき、新たに鳥獣被害対策実施隊を設置することを奈井江部会に伝えた。昨年、町内の市街地にクマが出たことを受けた措置。報酬は町の要請で出動した時に基本的な日当として4800円、ヒグマ出没地周辺の見回りなどで3700円、発砲した場合は1800円をそれぞれ追加するとした。町はヒグマを箱わなで捕獲し、ハンターが銃で殺処分することなどを想定している。
【苫小牧】苫小牧市の岩倉博文市長は21日の定例記者会見で、次期衆院選に向けて自民党道9区支部(胆振、日高管内)内から支部長交代論が出ている堀井学衆院議員(比例代表道ブロック)について、出馬した場合「なかなか勝つのは難しい」との見方を示した。...
JR北海道が国や地元などの負担を前提に存続を目指す赤字8区間(通称・黄色線区)を巡り、JRと沿線自治体は30日、路線の利用促進などを目指す調査・実証事業の結果を発表した。沿線住民に利用頻度を聞いた調査事業では、「全く使わない」との回答が宗谷線を除く7区間で半数を超えるなど厳しい結果に。観光促進などの実証事業は一部で目標を上回ったものの、大半が集客に苦戦して低調だった。...
函館市浜町の海岸で7日に大量のイワシやサバが漂着しているのが見つかったことについて、東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出が原因であるかのように読める英文の情報が交流サイト(SNS)上で拡散している。道水産振興課は「科学的根拠に基づかない誤情報だ」として否定している。 英大衆紙デイリー・メールのデジタル版は現地時間の8日、函館市への魚の大量漂着が「福島の処理水放出の3カ月後だった」と指摘する記事を掲載した。処理水が原因とは断定していないが、福島第1原発事故の写真や、福島と函館の位置関係を示す地図をつけて関連性を強く印象づける内容となっている。 記事はSNS上で広がり、動画投稿アプリ「ティックトック」の同紙の投稿は11日現在「いいね」が5万、コメントは2800を超えた。「核の魚だ」などと不安をあおるものがある一方、「推測にすぎない」といった冷静な内容もある。...
国際オリンピック委員会(IOC)が29日(日本時間30日)の理事会で2030年と34年の冬季五輪・パラリンピック大会の最優先候補地を決め、札幌市の秋元克広市長が目指してきた冬季大会の招致は白紙に戻った。巨大商業イベントである五輪の招致には、冬季スポーツの振興や経済効果の期待があった一方、最後までその必要性について札幌市民の理解が広がらなかった。市民や競技関係者らは招致撤退をどう受け止めたのか。...
JR北海道が2025年3月、国鉄時代から道内の普通列車の主力を担ってきた「キハ40形」の定期運行の廃止を計画していることが分かった。「ヨンマル」の愛称で鉄道ファンや地域住民の足として親しまれたが、老朽化で後継車両へ切り替えを進めていた。定期運行終了後も観光列車などとして活用する方針だ。 キハ40形は1977年から82年にかけて国鉄が製造したディーゼル車。形状の似たキハ47形、48形と共に、全国で888両が製造された。車両の両端に運転台があり、1両で運行することが可能なため、全国の非電化区間を中心にローカル線の「顔」として活躍した。 北海道向けには、酷寒地仕様として150両が製造。現在も函館線函館―長万部間、根室線滝川―東鹿越間などで運行されている。塗装は国鉄色の朱色から、民営化後は北海道色といわれる白色とライトグリーンの車体が主流になった。
道内の医療機関で、新型コロナウイルスの検査や治療薬の処方を受けない患者が出ている。コロナの医療費は公費で賄われてきたが、感染症法上の5類移行に伴い、自己負担が生じているためだ。感染対策の大幅緩和やワクチン接種の進展により、コロナへの警戒感が薄れたことも影響している。ただ、高齢者や基礎疾患のある人は感染すれば重症化しやすく、一般の人も後遺症のリスクがあるため、専門家は「医師の説明を聞き、慎重に判断して」と注意を促している。 コロナの医療費は5類へ移行した5月以降、1~3割が自己負担分としてかかるようになった。厚生労働省によると、検査費は3割負担で1800円程度。診察を受け、解熱剤も処方してもらうと3割負担で3270円(標準モデル)になる。さらに10月から、ゾコーバなど抗ウイルス薬代の自己負担も始まった。3割負担で9千円がかかる。...
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