ロシアのウクライナ侵攻が続く中、日本維新の会の鈴木宗男参院議員の訪ロが明らかになり、日本側関係者に波紋が広がった。鈴木氏は、北方領土問題などを抱える隣国ロシアとの対話の重要性を訴えるが、政府内には対ロ融和姿勢を見せてきた鈴木氏の動きがロシア側に利用されかねないとの懸念がくすぶる。根室の元島民は日ロ対話の動きに一定の評価をしつつ、北方領土墓参などの再開が見通せなかったことに複雑な思いをのぞかせた。
ふるさと納税の返礼品の調達額など非開示情報を含んだ道内市町村のリストを道が道内他市町村に漏えいしていた問題で、道は11日、2020~23年度の4年間分を調査した結果、延べ417市町村にリストを流出していたと発表した。リストを受け取った市町村のうち、延べ18自治体が業者などに情報を流していたことも明らかにした。 道は8月下旬、本年度分のリストを105市町村に漏えいしたと公表しており、今回と同じ形式で総務省への返礼品の申請を始めた20年度から3年間分の流出状況も調査中としていた。20年度は106市町村、21年度は84市町村、22年度は122市町村に誤ってリストを送っていた。 流出したリストの扱いを市町村に聞いたところ、20年度は4自治体、21年度は3自治体、22年度は3自治体、23年度は8自治体が他機関に流していたと申し出た。流出先は延べ18のうち16自治体がふるさと納税関連の委託業者で、残り
【釧路町】釧路管内標茶、厚岸両町で60頭以上の牛を襲った雄のヒグマ「オソ18」を駆除したハンターへの抗議が相次いでいる。ハンターが勤務する同管内釧路町には二十数件の電話やメールがあり、大半は「クマがかわいそう」といった道外からの批判だ。ハンター本人にも同様の電話が相次ぎ、批判を恐れて取材に応じることもできない状態という。猟友会関係者は「ハンターが萎縮し、駆除の担い手がいなくなってしまう」と危惧する。 オソは7月30日、釧路町職員でハンターの40代男性が駆除した。ハンターの男性から当時の状況について報告を受けた後藤支部長によると、男性は同日朝、町内の牧草地で、地面に伏せたクマ1頭を発見。車で約80メートルの距離まで近づいても立ち去らないため、人を恐れない「問題個体」と判断し、運転席から撃った後、約20メートルの距離まで近づき、さらに2発続けて撃った。
道は30日、ふるさと納税に関連し、調達額や寄付額に占める調達額の割合など非開示情報を含んだ道内市町村の返礼品リストを、道内105市町村に漏えいさせていたと発表した。情報流出した返礼品の合計は約5万1千件に上る。3年前から同様の漏えいが続き、道外自治体にも流出していた可能性があることも明らかにした。...
クリプトン・フューチャー・メディア(札幌)が生み出したバーチャル・シンガー(仮想歌手)「初音ミク」が8月31日、設定年齢と同じ「16歳」の誕生日を迎えます。世に出た2007年に動画投稿サイトから火がついた人気は、国内外のライブ公演やゲームなど数多くのコラボに発展し、いまなお活躍の場が広がっています。初音ミクの人気の秘密はどこにあるのでしょうか。(経済部 土田修三)
札幌市南区北ノ沢の住宅街付近に出没していたヒグマ1頭を駆除した札幌市に、対応を批判する意見が400件以上寄せられている。市は笛を鳴らして山奥に追い払おうとしたものの、音に慣れたためか効果はなく、人に危害を加える恐れがあることから7月8日に駆除した。市は一緒にいた子グマ3頭も捕獲し駆除する方針で、専門家はあらかじめ市街地近くに定住させない方策の必要性を訴えている。 市に電話やメールなどで寄せられた意見は2日現在で493件。多くが道外からだった。このうち432件が市を非難する内容で「何も悪いことをしていないのになぜ殺したのか」という抗議や、一緒にいた子グマ3頭について「子グマまで殺す気なのか」といった批判だった。駆除への賛成は25件、事実関係の確認などその他が36件。 駆除したクマは5月上旬から、北ノ沢やその周辺で母子で目撃されていた。このうち藻岩山のふもとの藻岩下地区で目撃された時は人の居場
【白老】マイクロアグレッション(小さな攻撃や、けなし)と呼ばれる無意識の差別や偏見に基づく何げない言動が、今月開業3周年を迎えたアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」(胆振管内白老町)で働く職員を悩ませている。中にはアイヌ民族の存在を否定するような発言もあり、専門家は「発言した側に悪意がなくても、アイヌ民族にとって深刻な精神的ダメージにつながる」と対策を訴えている。...
マイナンバーを巡るトラブルを受け、参院特別委員会は26日、閉会中審査を開く。岸田文雄首相が6月下旬の記者会見で「国民の不安を払拭する」と宣言して以降も、口座へのひも付けミスによる誤入金など新たな問題が相次ぎ発覚。健康保険証を廃止しマイナカードと一体化した「マイナ保険証」に統一する時期や保険証代わりとなる「資格確認書」の交付方法など課題も山積しており、政府・与党にとって厳しい論戦となりそうだ。
定例函館市議会は4日、新幹線の函館駅乗り入れに向けた調査費など42億3300万円を追加する本年度一般会計補正予算案など議案10件の提案説明を行った。質疑で金沢浩幸氏(新市政クラブ)は新幹線乗り入れは困難との立場から、調査費に計上した3700万円について「捨てるようなものだ」と発言。大泉潤市長は「地域活性化には起爆剤が必要だ」と反論した。...
次期衆院選道7区(釧路、根室管内)の候補となる自民党道7区支部長が伊東良孝氏(74)から、鈴木貴子氏(37)=比例代表道ブロック=に交代して3カ月がたった。両氏は新体制への移行に向けて「雪解け」をアピールするが、鈴木氏が他党の候補として戦った経緯から、支部内には抵抗感もあり、離反の動きなどに揺れる。鈴木氏の地固めには時間がかかりそうだ。...
JR北海道が、無人駅42駅の廃止を検討していることが分かった。全駅(334駅)の約1割に当たる。このうち宗谷線初野(上川管内美深町)など4駅は、来春のダイヤ改正時に廃止するか、地元自治体に管理を移管する方向で調整を進める。JRはこれまで、廃止する駅について「乗車数が1日平均3人以下」と目安を示していたが、経費節減に迫られている上、除雪などの労働力不足が深刻さを増していることから、対象の駅を明確にして自治体との協議を急ぐ。...
北海道電力泊原発(後志管内泊村)で最後まで稼働していた3号機が停止してから、5日で11年となった。北電は火力発電所の燃料高騰を理由に電気料金の値上げに踏み切る一方で、再稼働後には値下げすると強調し、原発に依存する経営方針を崩していない。稼働していない原発に投じた費用は計6700億円を超えた。費用は電気料金として一般家庭や企業が負担しており、道民からは原発の存在意義を問う声が上がる。 「長期的な観点でみると経済性は十分確保できる。まずは再稼働を最優先したい」。北電の藤井裕社長は、4月27日に札幌市内で開いた決算発表会で、泊原発の必要性を強調した。 泊原発は2011年4月に1号機(出力57万9千キロワット)、同8月に2号機(同)、12年5月に3号機(出力91万2千キロワット)がそれぞれ停止。北電は13年7月、再稼働を目指し原子力規制委員会に審査を申請した。26年12月に泊原発3号機の再稼働を想
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