【北京=城内康伸】北朝鮮が、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射管2~3基を備えた、長時間潜行可能な新型の潜水艦開発を進め、建造は8割に達しているとの情報がある、と北朝鮮関係者が明らかにした。北朝鮮の国防部門関係者の情報で、発射したことのない新型のSLBM「北極星3」を搭載する可能性があるという。 建造が完了すれば、発射の兆候を探知するのが難しいSLBMの実戦配備に向けた動きが本格化し、核の脅威が一段と高まるのは確実だ。 北朝鮮が現在保有するSLBM搭載潜水艦は発射管が1基だけで、浅い所に数日間しかいられない新浦(シンポ)型潜水艦(2、000トン)だけとされる。 関係者によると、新型潜水艦は3、000トン級で、年内に進水式を行う方向で建造が進み、エンジンは、北西部・平安北道竜川(ピョンアンプクトリョンチョン)の「北中機械工場」で開発・製造されたという。動力システムには、浮上せずに連続航
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