2010年09月17日 第134回 「バブル」を中心とする経済・相場のサイクル カテゴリ:カテゴリ未分類 必ず、ではないがバブルは起こる 今回は図を中心に考えてもらおう。まず、図1を見て欲しい。 <図1> “バブル”のサイクル 過去25年くらいの経済を観ていると、資産市場がバブル化して、バブルであるからにはこれが崩壊し、金融緩和から景気が回復する、そしてまた、何らかのきっかけがあって再びバブルが形成される、といったプロセスが繰り返されてきた。 この場合、バブルとは、合理的に正当化できないくらい高く、長期的に継続できないような資産価格の高騰、としておこう。その対象は株式であったり、不動産であったりするし、それ以外のものになる可能性もある。 循環プロセスとして考えると、不況→景気回復→ブーム→不況、あるいは不況→景気回復→不況といった、図1の左下側を中心に小さく循環する可能性もあるが、何らかの