マイクロソフトは、2010年1月から2011年12月までの2年間、若者の就労支援を目的に「ITを活用した若者就労支援プログラム」を実施すると発表した。このプログラムは、若者の職業的自立を支援する政府の事業である「地域若者サポートステーション」を受託するNPOと連携して行い、無業の状態にある15歳から39歳の男女を対象に、就労に役立つITスキルの習得を支援していく。 NPO法人「育て上げネット」理事長 工藤啓氏 無業状態の若者の就労支援を行っているNPO法人「育て上げネット」理事長 工藤啓氏は、運営している都内のある「若者サポートステーション」での例を挙げ、「利用者1000人のうち、パソコンにさわったことない人が約20%、パソコンでネットとメールだけを利用している人が50%で、7割の人間がWord/Excelを使えない状況だ。雇用の条件にWord/Excelが使えることを挙げる企業もあり、最