よく「オフショア開発」という言葉を聞くことがあるかと思う。IT業界では、海外にシステム開発を委託することを指す。 インド、中国、韓国、台湾などにシステム開発案件を発注した企業は多いのではないだろうか。日本では、あまり上手くいっていないのに「失敗」したとは言えない事情もあり、オフショア開発の実際の状況はよく分からない。でも、あまりいい話を聞かないのは確かである。 実は、アジア諸国のシステム開発企業は、日本の企業をあまり顧客として重視していない。彼らがターゲットとする顧客は、自国の企業と欧米の企業だ。日本の企業ではない。日本向けのシステム開発は、「日本語」というハードルもあり、なかなか市場として成立していないのが現状である。 1000人の卒業生のうち、300人が米国へ インドのIT産業は、1998年に売り上げ規模が48億ドルであった。それが2007年には約10倍の478億ドルとなった。そして2
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