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絵画と歴史に関するamanoiwatoのブックマーク (2)

  • 魚はキリスト教徒のシンボル 絵画と聖書

    聖書(キリスト教)の物語を主題とした西洋絵画で卓のシーンが描かれる場合、テーブルの上に並べられた材や料理の中に「魚」が書きこまれることが少なくない。 レオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」 クリスチャン以外の日人には馴染みがないが、実は魚とキリスト教の結びつきには古くて長い歴史がある。一体どのような経緯で魚がキリスト教と関連づけられたのだろうか?その理由としては、当時ヨーロッパを支配していたローマ帝国の存在が大きく関係している。 ローマ帝国から迫害を受けていたキリスト教 ローマ帝国が皇帝ディオクレティアヌス(Diocletianus/244-311)の治世にあった頃、徐々に信者の数を増やしつつあったキリスト教は、警戒感を抱いた皇帝により抑圧・迫害され、ローマ帝国に対して公然と反抗した一部急進派が次々と処刑された。その数はローマ全土で数千人を数えたという。 迫害の時代の中、キリスト教徒

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  • 山口晃『ヘンな日本美術史』を読む - mmpoloの日記

    山口晃『ヘンな日美術史』(祥伝社)を読む。ちっともヘンではないしおもしろかった。もしヘンだというなら、取り上げ方だろう。画家の選択がオーソドックスではなくユニークなのだ。まず日の古い絵として、鳥獣戯画、白描画、一遍聖絵、伊勢物語絵巻、伝源頼朝像が取り上げられる。 ついで章を変えて雪舟が詳しく語られる。なぜ雪舟は邪道を選んだのか「破墨山水図」、雪舟の生み出す恐るべき絵画空間「秋冬山水図」、莫迦っぽい絵「慧可断臂図」、妖しい空間の描き方「天橋立図」等々。 次の章は「絵の空間に入り込む」として洛中洛外図が語られる。岩佐又兵衛の舟木、狩野永徳の上杉、群を抜いて異様だという高津を素材に洛中洛外図の見方がていねいに語られる。舟木には2,700人の登場人物が描かれている。山口は大学生時代にこの絵を見たとき「非情にシビれた記憶がありまして、絵の前で叫びだしたくなったのはそれが初めてでした」と書

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