本日8月13日の神戸新聞からの抜粋です。 NHK大河ドラマ「八重の桜」の主人公、山本八重の最初の夫で、出石藩出身とされる川崎尚之助(しょうのすけ)に関わる古文書が、国立公文書館つくば分館(茨城県つくば市)で新たに見つかった。 東京控訴院(現東京高等裁判所)の民事判決原本で、尚之助の実印が確認でき、戊辰戦争後、米をめぐる詐欺事件に巻き込まれたことや尚之助が 『独身で斗南(となみ)藩に来た』と証言したというくだりもある。 (中略) 今回見つかった史料は、「川崎尚之助と八重」などの著作がある歴史研究家のあさくらゆうさん(44)=東京都=が明治初期の裁判に関する史料を調査していたところ、7月上旬、1874(明治7)年の判決原本の中から発見した。 原本は東京高等裁判所から東京大学を経て、2010年に同館に移されたという。 史料によると、元會津藩士の尚之助は、會津藩など旧幕府軍と薩摩・長州藩など新政府