年末年始となると、今年の大河も終わって来年の大河が気になるところ。来年こそおもしろい大河ドラマが見たい!と願うのは歴史ファンならば誰でも思うことではないでしょうか。 そこで例年の反省点を振り返りつつ、1月4日から始まる、こんな『軍師官兵衛』は嫌だ!と思う点を並べて厄落としとしたいと思います。 その1 一人の妻を愛し尽くしたことがメーンテーマの「恋愛」大河ドラマ 妻を愛することは素晴らしいことです。官兵衛がお光とうっとり見つめ合ったからといって、即座に「リア充爆発しろ!」と叫ぶほど了見の狭いことをしたいわけではありません。 しかし、だからといって政略結婚が悪で恋愛結婚こそ正義と強調するあまり、トーストをくわえて走ってくる主人公とぶつかる美少女的な演出はやめていただきたい。いやいや戦国時代にそれは流石にない……とは思いたいところです。 往来の真ん中で暴れ馬をなだめるおてんば娘、あるいは道ばたで
日本の神様別神社数ランキングまずは「全国にはどんな神社がどれだけ存在しているのか?」を確認しておきましょう。 調査に使うのは国学院大の神様別神社数ランキング。 信仰分布が調査されたもので、以下に掲載された神社は皆様のご近所にも一つはおありでしょう(11~20位は記事末に掲載)。 ①八幡信仰(応神天皇)7817社:宇佐神宮 ②伊勢信仰(アマテラス大神)4425社:伊勢神宮 ③天神信仰(菅原道真公)3953社:北野天満宮 ④稲荷信仰(倉稲魂神)2970社:伏見稲荷大社 ⑤熊野信仰(世界遺産の熊野三山)2693社:熊野三社 ⑥諏訪信仰(タケミナカタ)2616社:諏訪大社 ⑦祇園信仰(牛頭天王=スサノオ)2299社:八坂神社 ⑧白山信仰(石川・岐阜県境の日本三大霊峰白山)1893社:白山比め神社 ⑨日吉信仰(比叡山延暦寺の守り神)1724社:日吉大社 ⑩春日信仰(藤原氏の氏神)1072社:春日大社
2017年のお正月の迎え方はもう決めましたか?テレビを見ながらゴロゴロする人も、お寺へ並んで除夜の鐘をつく人も、さっそく神社に初詣に行く人もいろいろいらっしゃると思います。 なぜ神社やお寺の初詣を大みそかの夜から日にちが切り替わった瞬間にやるのかと考えたことってありませんか。なにもあんなに寒い時間でなく、朝でも昼でもいいじゃないか(でも温かい甘酒はおいしい) これにはちゃんと理由があるのです。初詣は江戸時代以前にも行われていました。 当然、今のように交通事情が発展していませんから、有名な寺社へ行く現代風の初詣ではありません。 初詣とは呼ばなくてもやっていた 「年籠り」 現代の「初詣」は江戸時代以前は「年籠り(としこもり)」と呼ばれていました。 言葉の使い方としては、かなり古いです。11世紀つまり平安時代の『後拾遺往生伝』という仏教説話集にもあり、江戸時代後半(19世紀)の『諸国風俗問状』ま
年末年始の風習やテレビ番組などについての、肩のこらない雑学を30コ取り上げてみた。年末年始の話題に困ったときに、ちょっと振ってみてはいかがでしょう? (トップ写真は初詣の元祖とされる川崎大師(平間寺)大本堂) 1,初詣は江戸時代の人はしていない 実は明治時代に盛んになった風習で、元々川崎大師の宣伝で使われたらしい。明治30年代まで川崎大師のキャッチフレーズ的なものだったようである。川崎大師そのものは鎌倉時代からある寺だが、今のように立派になったのは幕末から明治にかけてである。 初詣に近い「恵方詣」すら幕末に盛んになった行事で、非常に新しいものである。 (宝島社「神道を知る本」など) 2,初詣は元々はある組織のステマだった?! 明治時代に電鉄会社が、自分の沿線にある神社仏閣を「恵方」だという一大キャンペーンを張ったので初詣が大流行した。この時、陰陽道で言う恵方は全く無視されたので一部から批判
あまちゃんファンにとって最高の紅白、僕はまだ興奮が冷めずにいます。総集編でこれまでのお話を一気に振り返り、そして紅白での「第157話」につなげる。本編156話の先にある、あまちゃん世界の未来を描いた真の最終話。紅白という舞台を見ながら、あまちゃん世界のつづきを見守るという不思議な感覚は、ステキな初夢のようでした。 ユイちゃんがついに東京にこれたという感動。156話でもまだ畑野のトンネルの先までしかいけなかったユイちゃんが、何のトラブルもなく、「すぐいくから待ってて!」の一言で、無念の別れのときに叫んだあの一言で、北三陸から東京という距離を感じさせないスピードでNHKホールに到着する。あぁ、ユイちゃんがやっと東京にこれた。本編でやり残した大きな何かが救われたような気がします。 その裏にある北三陸の復興。鉄拳のパラパラ漫画で描かれたユイちゃんの道中は、きたてつで宮古まで出て、そこからタクシーに
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