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あかるクラブに関わる友人が語ったところによると、さくら夫人が強引に遺言に記された寄付を(さくら夫人が中心となって設立する)新財団に全額引渡すように要求してきたとのこと。そこであかるクラブの緊急理事会が開かれ審議されたが、結論としては「裁判などしてゴタゴタすれば、それこそたかじんさんの名誉を傷つけることになるし、奥さん(さくら夫人)と争うことはたかじんさんの望むことではない」という結論に達し、寄付金を全て放棄するということになったらしい。但し、寄付を放棄するにしても、最低限の条件をつけるべきだという意見が複数の理事からあり、結局「放棄した寄付金は全てたかじんさんの願っていたアワードに使うか、あるいはそれ以外に使う場合にはたかじんさんの純粋な思いを反映した公的な使い方をして欲しい。そうすれば全く異議は申さないが、少なくともそういった寄付金を使う会議にはあかるクラブからも1名出席させてもらいたい
百田尚樹『殉愛』(幻冬舎)騒動をめぐって、週刊誌がこぞって擁護に回っているなか、「週刊朝日」(朝日新聞出版)「サンデー毎日」(毎日新聞社)という新聞社系週刊誌が驚愕の事実を報道した。なんと、たかじんの妻・さくら夫人が、遺書に記された寄付先に“遺贈の放棄”を迫っていたというのだ。 たかじんは、遺書に大阪市と母校である桃山学院高校、そしてたかじんが設立にかかわった一般社団法人「OSAKAあかるクラブ」に遺贈することを書き残していた。 だが、その「OSAKAあかるクラブ」の関係者が「週刊朝日」「サンデー毎日」の取材に対し、こう証言したのである。 「たかじんの死後、さくら氏から『あかるクラブ』に遺贈される2億円をさくら氏が中心になって設立する新団体に全額渡してほしいという趣旨の要請があった」(「週刊朝日」) 「さくらさん側は(たかじん氏が亡くなった)1月のうちに、同クラブに2億円の寄付の放棄を申し
林真理子さんには『週刊文春』編集長時代からお世話になってきたから、こんなことは書きたくないのだが、今回ばかりは書かずにはいられない。 『週刊文春』12月11日号の連載コラム「夜ふけのなわとび」についてだ。 余談だが、この連載1389回、もう30年も続いている。週刊誌でコラムを毎週書き続けるのは大変で、それを30年も続け、しかも、こう言っては何だが、一定のレベルを保って書き続けるのは大変なことだ。 で、今週号。 林さんは、百田尚樹さんのベストセラー『殉愛』(幻冬舎)について書いている。 やしきたかじんさんを献身的に看病した夫人と二人三脚の闘病2年間を描いたノンフィクションで、林さんも感動し、途中でやめられなくなって半徹夜したという。 そこまではいい。 ところが、発売2日後、夫人が実はイタリア人と結婚していた。ウェディングドレス姿が彼女のフェイスブックに載っているという情報がネット上に流れた。
映画は人を殺してもいいのか?~映画「告白」の裏側で亡くなった若手スタッフについて~ | 映画は靴の中の小石でなければならない 【映画「告白」からの告白】 映画業界では、有名な話なんですが。この撮影中に、スタッフが車で事故って死んでいるんですよね。 (中略) 制作トラックを運転して、日活に帰る途中に。木場かどこかで高速を降りようとして、前のトラックに突っ込んで、即死でした。一生懸命、頑張っていたスタッフだったのに、可哀想でした。その後の上司やプロデューサーの態度は、ちょっと問題ありでしたけど。 (「しょんぼりしょぼしょぼしょぼくれ記」 http://yaplog.jp/futiguti/archive/144#ct コメントより転載) 上記の映画「告白」は、言わずと知れた2010年度日本アカデミー賞・最優秀作品賞を受賞した、日本映画史に残る傑作である。 ベストセラーのミステリー小説を原作に映
2014年を振り返ると、ビッグニュースのひとつにあげられるのが佐村河内守氏のゴースト問題だろう。耳の聞こえない天才作曲家の佐村河内氏が、実は全聾ではなく作曲も新垣隆というゴーストライターの手によるものだった──。 このスキャンダルは、メディアにも波及した。佐村河内氏を“現代のベートーベン”と紹介した新聞、テレビ、雑誌に、“ペテンに加担した”と非難が殺到。多くのメディアが謝罪する事態になった。中でもNHKは、ドキュメント番組『NHKスペシャル』(13年3月31日放映)で真っ先に佐村河内氏を取り上げたとされ、後に検証番組を放映し、おわびする事態にいたった。 だが実はNHKの紹介以前に、佐村河内氏をメディアの寵児にする起爆剤の役割を果たした人物が存在した。それが大御所作家・五木寛之氏だ。 先日、発売された『ペテン師と天才』(文藝春秋)は、「週刊文春」でゴースト問題をスクープした作家・神山典士氏に
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