昨日昼に配信を観てからずっと泣いているので文章が多少ウェットになることをお許しください。 松野カラ松さん、ご結婚おめでとうございます。おそらく長くはない結婚生活であろうとは察せられますが、ご多幸をお祈りいたします。 15話Cパート「チビ太の花の命」はいわゆる「隣の爺型民話」です。瘤取り翁や花咲爺といった有名な作品形態に見られるように、「善人の主人公が善意からの行いから幸福を授かり、それを見ていた隣の爺が真似をした結果、破滅する」という形態を取っています。 しかしこの物語は、というか、ここで「隣の爺」として登場するカラ松はこれまで、「なぜ、純粋な善意と愛の世界に生きられなかったのか」というところを突っ込んで描いている、というか、描いてしまいました。 おでんを自分の人生の全てとして情熱を注ぎ、そしておでんの製作に煮詰まったチビ太はふと道端に咲く枯れかけた花に目を止め、「なんでこんなところに咲い