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  • 打倒ローマは一日にして成らず 続・蒼き狼の末裔たち その2

    足跡 第二回は前シリーズのダイジェストというか流れをさらっと。 (第一期・1204~1227年) 回で言うと、その1~4まで。 ここではモンゴルを統一したテムジンがチンギス・ハーンとして推戴され、 その後モンゴル高原を出て東西に進出してゆく途中で死去する迄ですね。 人物としてはチンギスの兄弟・息子たち、それから四狗四駿と呼ばれた初期の重臣たち。 この時点でモンゴル勢は黒海まで到達していますが、 チンギスの死去により1220年代における第一次の遠征は一旦中断しています。 (第二期・1227~1242年) その5~10まで。 チンギスの死後、1230年代後半からの第二次遠征がテーマです。 ここでは大征西に乗り出したバトゥと宿将スブタイが主役で、 ここにヨーロッパ勢も登場してくるので東西史っぽい構成になっているかと思います。 それからやや外伝的に書いたのがその11~12。 この時期にモンゴルへ行

  • 打倒ローマは一日にして成らず 続・蒼き狼の末裔たち その1

    狼たちの系譜 今回からかなり久々にモンゴル帝国の続編を書いてゆきます。 シリーズ最後の記事を確認したら2008年2月ですからもう2年経つんですね。 その後、草原の興亡シリーズ、エンリケ物語、イスパニア物語(+派生のエル・シド編)、 それからオスマン帝国の肖像と書いてきて、ここで2巡目って感じでしょうか。 今シリーズで扱うのはチンギス・ハーンから数えて第三世代たちの続き、 アイン・ジャールートでフレグの軍が敗れた1260年前後からのお話です。 この頃からモンゴルの蒼き狼たちは、 その牙を外だけでなく内にも向け始める事になります。 そしてその帝国全域にまたがる動乱の時代の到来は、 ユーラシアの歴史そのものを大きく変革する一つの転機となったのでした。 【モンゴル帝国の系統】 話に入る前に、とりあえず今回と次回でここまでの流れを。 3世代を経てだいぶ広がってきたモンゴル帝国の発展と家系を再確認して

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