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ブックマーク / mugi4ishida.blog71.fc2.com (2)

  • あるアイドル論のまとめ、覚書

    佳代とナジャのリヒテンシュタイン姉妹(ペルソナ)による対話ブログ。話題はシュルレアリスムからアニ横まで。Il est l'heure de s'enivrer! カナダの日文化研究の特にアイドルに関する論文の一つに目を通しました。Abel Laflammeの« Sociologie de la culture populaire japonaise »です。「日大衆文化に関する社会学」という非常に大きなタイトルですが、内容は日アイドル論です。個人的には非常におもしろかったので、軽くまとめておきます。これです。PDFです。 基的にはtwitterで書いたことをまとめただけです。訳は非常に簡単です。意訳して適当にまとめてありますので正確なものではありません。論文自体のフランス語はさほど難しくありません。非常に明快なものですので、そちらを参照していただければと思います。 では、以下から

  • 遠藤周作「悲しみの歌」

    佳代とナジャのリヒテンシュタイン姉妹(ペルソナ)による対話ブログ。話題はシュルレアリスムからアニ横まで。Il est l'heure de s'enivrer! 「遠藤周作にとって、「海と毒薬」で描いた勝呂という戦中生体実験に加わった医師の姿は、ふかい人間像として彼の課題にあったことは諸作品から明瞭に感じとれることであって、この「悲しみの歌」においても、勝呂という医者は中心として描かれてる。ただ「海と毒薬」から二十年の歳月を経て描かれた勝呂に込められた思いというものは、その根においてあの病院の屋上から九州の海をさみしげに眺めたときの彼と、依然異なってないのであり、ある意味、遠藤は作において勝呂の苦悩にけりをつけたともいえるのかな。‥新宿を舞台に、人の表と裏、善と悪の訴えを網を紡ぐよう群像劇によって描いた書は、遠藤の作品中においてもその陰影と、悲しみの煤の積において、比類ないものがあ

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