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ブックマーク / hakaiya.hateblo.jp (10)

  • ここ10年で一番面白い日本映画『カメラを止めるな!』 - 破壊屋ブログ

    現在公開中の『カメラを止めるな!』という低予算映画があるんだけど、ここ10年で一番面白い日映画だ(当たり前だけど俺個人の基準でね)。 一般上映で観たんだけど、上映終了後には拍手も起きていた。ものすごく面倒臭い性格の映画監督が、映画を作ろうとする。だけどロケで選んだ場所は旧日軍の...。この映画に関する情報はそれ以外シャットアウトして、予告編も公式サイトもネット記事も読まずに映画館に行って欲しい。実際に俺はそうしたので、おかげで映画館で凄まじい衝撃を味わった。 ちょっと話変わって、数年前からTSUTAYAが新作X枚1000円キャンペーンをやっているので利用しまくっている。その結果、俺は映画館に行く数が減った一方で、新作映画を観る量は二倍以上になり新作映画だけで年間200近く観ている。そのうちの3割くらいは低予算の日映画で、微妙な出来や駄作が多い(名作もあるよ!)。単に俺が映画が好き

    ここ10年で一番面白い日本映画『カメラを止めるな!』 - 破壊屋ブログ
  • 見出しだけで善悪を判断する人たちと『万引き家族』 - 破壊屋ブログ

    「見出しだけで善悪を判断する」人が多い。まとめサイトやブログのエントリはもちろん、週刊誌や新聞記事だって見出しで人を釣る。だから釣られる人がたくさん出る。ある程度はしょうがないし、俺も釣られることがある問題だから気をつけている。 万引き家族に釣られる人々 見出しで釣る記事やエントリでも、文にはたいてい詳細が書いてある。でも記事に対して辛辣なコメントしている人たちに限って記事をちゃんと読んでいない。今、そんな問題が映画のタイトルで起きている。『万引き家族』だ。タイトルから万引きで繋がる家族という印象を受けた人が大量に発生したのだ。実際にそう宣伝しているしそういう展開もあるけど、映画編はもっと複雑で深刻だ。詳細を説明するとネタバレになってしまうのが、『万引き家族』に対する勘違い問題に拍車をかけている。 万引き家族への批判意見 例えばあるアカウントは『万引き家族』を 「万引き家族の絆なんて貧

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  • 大杉漣「俺がオマエの初めての男になってやるよ」 - 破壊屋ブログ

    大杉漣が亡くなって出演作品一覧を眺めていたら、ある事実に気がついた。大杉漣の出演作は監督デビュー作品が多すぎ!以下は映画監督たちの処女作のリストだ。この映画全部に大杉漣が出ているのである。 高橋伴明監督 TATTOO<刺青>あり 井筒和幸監督 ガキ帝国 片岡修二監督 予告暴行 犯る!刺す! 周防正行監督 『Shall we ダンス?』の監督。大杉漣は周防正行監督のロマンポルノデビュー作と一般デビュー作の両方に出ている。 変態家族 兄貴の嫁さん ファンシイダンス 麿赤児監督 聖獣のいけにえ 原田聡明監督 すっぽんぽん 竹中直人監督 無能の人 小松隆志監督 はいすくーる仁義 吉田健監督 高校教師 是枝裕和監督 是枝監督は最近だと『三度目の殺人』が話題でした。 幻の光 吉田啓一郎監督 マリーの獲物 SABU監督 弾丸ランナー] 中田秀夫監督 Jホラーブームの中心人物。『リング』は世界中に影響与え

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  • エディー・マーフィーがアジア人になる映画『マッド・ファット・ワイフ』 - 破壊屋ブログ

    顔面を塗ってアジア人のフリをして、黒人差別発言をするエディー・マーフィー。ただこれは「黒人だと養子の貰い手が少ないから俺が父親になってこの子を育ててやる」という意味も含まれる。 大晦日の『笑ってはいけない』で、顔を黒塗りしてエディー・マーフィーのコスプレをするギャグが議論になっているけど、俺もあのギャグは問題だと思っている。しかしあの議論には大事な観点が抜けていると言わざるをえない。 その観点とは… 顔面ペイントで他の人種のフリをするのってエディー・マーフィーの持ちネタじゃん! どうしてこの観点が抜けているのかというと、それはもちろん関係無いからだ。そしてもう一つ大事な原因がある。それはみんなエディー・マーフィーのことをすっかり忘れているということだ。 『星の王子 ニューヨークへ行く』のエンド・クレジット。劇中気づかなかった人もエンド・クレジットで「あの白人はエディー・マーフィーだったのか

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  • 君の名はエル・カンターレ『君のまなざし』 - 破壊屋ブログ

    この「君」とは当然ながら 万人の上に立って天下に号令する人。天子・帝王・諸侯。また人の上に立つべき徳のある人 という意味の「君」です。つまり『君のまなざし』とは幸福の科学総裁であるエル・カンターレが全世界を見守っているということ! 左が大川隆法の息子、真ん中が主人公、右がヒロイン。 幸福の科学最新作がまたやって来ました。よく映画を評価するサイトなんかで「この映画の鑑賞料金の価値は○○円」ってありますが、史上最高額がここに誕生しました。『君のまなざし』の鑑賞料金の価値はあなたの全財産です!証拠は↓の画像。 大川隆法の最近の霊言より。 「映画館の入り口に賽銭箱を置いて、全財産をそこに放り込んでから入って」 と無茶苦茶なことが書かれています。あと俺は一般料金の1800円で入ったので間違いなく俺にも後光が挿している。 最近の霊言は妄言が酷くなっていて、幸福の科学信者のインタビュアーも対応に困っ

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  • 2016年 この映画はいったい誰が観に行くんだ!?大賞 結果発表 - 破壊屋ブログ

    大変遅くなりました。時期も過ぎているのであまり気にならずに読んでください。 ベストテン 順位 タイトル 得票 1位 RANMARU 神の舌を持つ男 酒蔵若旦那怪死事件の影に潜むテキサス男とボヘミアン女将、そして美人村医者を追い詰める謎のかごめかごめ老婆軍団と三賢者の村の呪いに2サスマニアwithミヤケンとゴッドタン、ベロンチョアドベンチャー!略して…蘭丸は二度死ぬ。鬼灯デスロード編 749票 2位 テラフォーマーズ 440票 3位 HiGH&LOW THE MOVIE 353票 4位 ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE 293票 5位 真田十勇士 247票 6位 天使にアイム・ファイン 229票 7位 劇場版 艦これ 226票 8位 サブイボマスク 218票 9位 HiGH&LOW THE RED RAIN 213票 10位 植物図鑑 運命の恋、ひろいました 194票 全順

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  • 2015年 この映画はいったい誰が観に行くんだ!?大賞 結果発表 - 破壊屋ブログ

    この映画はいったい誰が観に行くんだ!?大賞 結果発表 誰映画ベストテン 順位 タイトル 得票 1位 ギャラクシー街道 308 2位 進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 前編 & 後編 エンド オブ ザ ワールド 217 3位 テラスハウス クロージング・ドア 195 4位 映画ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年 154 5位 王妃の館 86 6位 GAMBA ガンバと仲間たち 84 7位 天才バカヴォン ~蘇るフランダースの犬~ 75 8位 リアル鬼ごっこ 73 9位 映画 暗殺教室 70 10位 UFO学園の秘密 67 10位 ラスト・ナイツ 67 総評 ギャラ街、テラスハウス、ちびまる子ちゃん、暗殺教室とフジテレビ映画がどれも不人気。『ギャラ街』と『進撃の巨人』は2015年の二大炎上作品。炎上していないのにテレ朝『王妃の館』が上位に。『リアル鬼ごっこ』は三年ぶりに三度目の映

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  • 2014年 この映画はいったい誰が観に行くんだ!?大賞 結果発表 - 破壊屋ブログ

    2014年 誰映画ベストテン 順位タイトル得票 1位ルパン三世310票 2位黒執事199票 3位MIRACLE デビクロくんの恋と魔法190票 4位STAND BY ME ドラえもん183票 5位TOKYO FANTASY SEKAI NO OWARI105票 6位ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE2 サイキック・ラブ103票 7位Wake Up, Girls! 七人のアイドル90票 8位僕は友達が少ない71票 9位魔女の宅急便70票 10位BUDDHA2 手塚治虫のブッダ-終わりなき旅-69票 10位わたしのハワイの歩きかた69票 このページの一番下に「真説 この映画はいったい誰が観に行くんだ!?大賞」も載せました。 全作品一覧と短評解説はこちら→誰映画 2014 の順位表 投票者のコメントはこちら→誰映画 2014 の全コメント ベストテン短評 誰映画大賞は『ルパン三世』。

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  • 2014年最悪のハリウッド映画『ニューヨーク冬物語』 - 破壊屋ブログ

    久しぶりに底抜けハリウッド映画を観た。『ニューヨーク冬物語』だ。映画批評サイトのロッテン・トマトでは最悪級の低評価である13%を記録。海外の複数の映画情報サイトでも2014年のワーストテンに入っている。『ニューヨーク冬物語』が何でここまで嫌われたのかというと、とにかく狂った展開だらけの恋愛映画なのだ。以下全てネタバレ。 虐待される赤ちゃん 映画が始まると 「夜空の星とは惑星の光ではありません。天使になった人の翼なのです」 というぶっ飛んだ解説が出てくる。人間が死ぬと星になれるので、昔は夜空に星が無かったらしい。 映画の舞台は1895年のニューヨーク。ある移民の夫婦が結核を理由にアメリカから追放された。夫婦には生まれたばかりの赤ちゃんがいた。「この子だけはアメリカで生きて欲しい」。そう考えた夫婦は船の模型を盗んで、赤ちゃんを模型に載せて海に流すことにした。その赤ちゃん絶対に死ぬよね。 しかし

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  • この映画はいったい誰が観に行くんだ!?大賞2013 - 破壊屋ブログ

    この映画はいったい誰が観に行くんだ!?大賞2013 ベストテン 順位 投票項目名 得票数 第1位ハダカの美奈子611 第2位ガッチャマン451 第3位R100266 第4位体脂肪計タニタの社員堂161 第5位めめめのくらげ160 第6位おしん135 第7位タイガーマスク116 第8位ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー113 第9位47RONIN108 第10位101回目のプロポーズ ~SAY YES~94 第10位キャプテンハーロック94 リンク先はみなさんの投票コメントになっております。 解説と全作品一覧が載っている完全テーブルはこちらです。 ベストテン解説 多くの人が「2013年の誰映画大賞はガッチャマンだろう」と予想していたはずだけど、『ガッチャマン』はまさかの2位。この映画はいったい誰が観に行くんだ!?大賞2013は史上最多得票で『ハダカの美奈子』となりました。その脅威

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