![映画川『インヒアレント・ヴァイス』 (川口敦子) / boidマガジン](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a5f10fdd2a763a59bca2192c0464778104b2a4cb/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpublishers-static.s3.amazonaws.com%2Fthumbs%2F7c%2F8b%2F7c8ba8999632cb22ccde9068abf9a2be.png)
http://novelcluster.hatenablog.jp/entry/2015/03/20/000000novelcluster.hatenablog.jp 参加させていただきます。ぜろすけ氏運営多謝でございます。 毎度忌憚ないご感想おまちしております。 他の人のも読んで書いて読解力あげるぞう☆ お題「桜の季節」 タイトル「ブルーミンシンドローム」 文字数 3697字 ーーーー photo by shelbyursu 3軒隣のわこの首につぼみらしきものが見えはじめたのは卒業式が終わってそろそろ一週間のうららかな午後のことだった。 「ね?」 あるでしょ?と金色に脱色した後ろ毛をかきわけてわこはうなじのそれを見せた。ぼこぼこと節くれだったわこの頚椎左よこにある2つのそれはぱっと見、吹き出物のようだった。 私は顔を近づけてよく見た。たしかにそれは何かのつぼみだった。樺色の節の先端には膜
週末の過ごし方は大体決まっている。二日のうちどちらかは喫茶店へモーニングを食べにへ行き、もう一日は家でナポリタンをつくる。ナポリタンの話はすでにしたはずなので、今日は喫茶店のほうを話そう。 その店は自宅から自転車で三十分ほど走ったところにある。大型ショッピングセンターの脇にポツンとたたずむ小さな喫茶店だ。昭和を感じさせる看板とモーニングのメニュー書きがさらりと置いてある。木製の扉をぎいと開くと、クラシック音楽とコーヒーの香ばしい香りが漏れてくる。「いらっしゃいませー」とおばちゃんが言う。「いらっしゃい」、渋いマスターがつぶやく。入り口の印象とは裏腹に店内は意外と広く、八席ほどのカウンターと十ほどのテーブル席がある。テーブルは焦げたような黒色で、それでいてどれも艶がある。四本の足は鉄製で、先端がぐるっと曲げられている。椅子はグランドピアノについているような赤いベロア生地が印象的だ。 席に座る
皆様、ごきげんようー。 特に何かをしている訳ではないのですが、気持ちだけがなんだか慌ただしいです。へいへい! さてさて。今回も「のべらっくす」に参加させて頂きます。 【第6回】短編小説の集いのお知らせと募集要項 - 短編小説の集い「のべらっくす」 お題「桜の季節」はなかなか難しかったですー。 お時間のある時に読んで頂けると嬉しいです。耳をパタパタさせて飛び上がります。 ではどうぞ☆ 『桜の花』 あの日。 颯太は桜の木の下で泣いていた。 * 今日は小学校の入学式の日だと言うのに、莉子は家を出る時間が遅くなってしまった。一緒に行くお母さんがネックレスがないと騒ぎ出したからだ。お母さんは引き出しを開けたり閉めたりしながらなんとかネックレスを探し出し、廊下をパタパタ走ると「莉子、急いで!」と大声で言った。 外は太陽が照っていてきらきらと光っていた。そんな景色も今のお母さんの目には見えないようで、莉
何と! 先日、自分でお題(ガス、蜜柑、映画館)を出して題詠の練習をしていたところ、このお題で詠んでみましたと名乗りを上げた方々がチラホラと現れた。 hint.hateblo.jp amemori.hateblo.jp sampo.hatenablog.com これ以外に「意味をあたえる」でおなじみの id:fktack さんもブックマークのコメントで一首詠んでいただいている。 しかし、皆が一首に三つの単語をねじ込んで奮闘しているのに対して、私だけは連作で五首詠んでいるので、あらためて三つのお題が入るように考えてみた。 蜜柑のせリッツを食べる映画館 ガス管口径いと暗し ヤマザキナビスコ リッツ保存缶L 425g 出版社/メーカー: ヤマザキナビスコ メディア: 食品&飲料 購入: 6人 クリック: 88回 この商品を含むブログ (7件) を見る 子供の頃、ときどき蜜柑の缶詰をリッツに乗せて食
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