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ブックマーク / sikihuukei.hatenablog.com (13)

  • 172.夏・夏至:二十八候初候乃東枯(なつかれくさかるる) - 風景夢譚

    今年の夏至は、明日2016年6月21日から7月6日までです。 州では、梅雨のさなか。梅雨の晴れ間では、夏を感じるのでしょう。 小樽は、蝦夷梅雨のような天気で、6月15、19日が晴れ間。 でも、夏を感じる気温ではなく、朝にはストーブを炊こうか迷う日も。 乃東枯は、明日から6月25日まで。 乃東は、夏枯草を指しますが、小樽ではなじみのないウツボグサのことのようです。 図鑑で見て、裏山に咲いていないかなと思うのです。 でも、咲いていないようなのです。 sikihuukei.hatenablog.com 庭から裏山への入り口:蝦夷梅雨で濡れた下草が繁茂し、裏山へは分け入る勇気なし もうひとつの入り口:わらびの群落、入り口近くは今年数回の除草 わらびは、「・・・さわらびの 萌え出づる春・・・」が好きです。 で、わらびだけ残していたら増えました。 庭では、ねぎ いとはゆり:海外の野生種で、アジアのゆ

    172.夏・夏至:二十八候初候乃東枯(なつかれくさかるる) - 風景夢譚
  • 166.夏・小満:二十二候初候蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ) - 風景夢譚

    今日(2016年5月20日)から5月25日までが、蚕起桑(かいこおきてくわをはむ)です。 小満は今日から6月4日までです。 有史以来の人類とのお付き合いの昆虫カイコ。 明治には、世界一の生糸輸出国。 桑畑は、かってはどこでも見られたようです。 現在の生産量は、往時の1%とか。 昨年の記載を訪ねてみてください。 sikihuukei.hatenablog.com 昨日(5月19日)、札幌駅近くにある北大の植物園を見学してきました。 5月18日の新聞やテレビで、「ライラック陽気にほころぶ」というような記事や報道を目にしたからです。 早咲きの白いライラック(リラ)すでに満開、遅咲きの紫系も咲き初め、今週末には見ごろとなる見込みと。 で、前に見学した時の北海道大学植物園の案内書の「花ごよみ」を見てみると、ライラックの見ごろは6月上旬でした。 一抹の不安もあったのですが、出かけてきました。 久しぶ

    166.夏・小満:二十二候初候蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ) - 風景夢譚
  • 158.春・清明:十五候:末候虹始見(にじはじめてあらわる) - 風景夢譚

    明後日(2016年4月14日)から4月19日までは、虹始見です。 暖かさが増し、急な雨が多くなる時期のようです。 雨上がりに美しい虹が、見えるようになるころ。 sikihuukei.hatenablog.com 4月1日に小樽市長橋なえぼ公園で、座禅草を撮りましたので、貼り付けます。 中央園路(右)の左側の春だけの湿地に咲いています。 小樽に住むようになり、なえぼ公園で座禅草を初めて、撮影対象としました。 なかなか良い写真が撮れません。 昨日(4月11日)早朝から春の雪の積もった庭の福寿草(開花13日目)を撮りました。 一日、降ったりやんだりで、今朝も雪の中でしたが、気温の上昇とともに雪も消えました。 雪の中の福寿草を貼り付けます。 雪の中でも凛としていて、たくましく感じられました。 家は石狩湾を望む高台にあります。 小樽の積雪は、ゼロ。庭の雪も消えましたが、裏山には多いところで10㎝ほど

    158.春・清明:十五候:末候虹始見(にじはじめてあらわる) - 風景夢譚
    amenomorino
    amenomorino 2016/04/14
    座禅草はじめて見ました。自然スゴイ。
  • 126.冬・立冬:五十五候初候山茶始開(つばきはじめてひらく) - 風景夢譚

    冬は、立冬(2015年11月8日)から翌年の立春(2月4日ころ)までです。 あくまで暦の上で。 11月に小樽では例年、数cmほどの積雪が数度あるのが普通なのですが、今日(2015年11月9日)までまだ一度もありません。 雪が遅れているのかな。 冬将軍の到来が遅れています。 というようなことを記載すると雪がどっと降り積もりそうです。 冬というと零下とか凍結という言葉が、まず浮かびます。 もちろん冬は雪なのですが。 雪を6花と呼ぶのは、雪の結晶が6角形をしていることからのようです。 牡丹雪、粉雪、細雪、綿雪、根雪など、雪には多くのことばがあります。 小樽ではやはり根雪になって、冬になったなと実感します。 昨年は、12月上旬に根雪になりました。 降り積もった雪が融けずに春を迎えます。 勝手にこの期間を根雪の季節つまり冬と定義しています。 立冬は、昨日(2015年11月8日)から11月22日まで。

    126.冬・立冬:五十五候初候山茶始開(つばきはじめてひらく) - 風景夢譚
  • 118.秋・秋分:四十七候次候蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ) - 風景夢譚

    雪虫を2015年9月26日に観察し、冬近しと感じました。 今日2015年9月28日から10月2日は、蟄虫坏戸です。 虫たちは、そろそろ土の中へ、来年の啓蟄までは冬ごもりかな。 季のことば:穴惑 季の花:竜胆 季の野菜:里芋 季のさかな:秋刀魚 昨年の記載は、下記の64です。 sikihuukei.hatenablog.com 昨年の初除雪は、2014年11月14日でした。 d.hatena.ne.jp 除雪、雪かき、排雪、雪割り、氷割りなどという言葉も使われる時期も近づいたようです。 除雪と雪かきは、同じ意味で使っているかな。 その回数は、2014年11月1回、12月34回、2015年1月19回、2月14回、3月8回、4月2回でした。 12月下旬で例年の最大の積雪量になったような感じでした。 2月下旬ころに最大の積雪量となるので、どうなることかと思ったのですが、結果的に例年並みの積雪量でし

    118.秋・秋分:四十七候次候蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ) - 風景夢譚
  • 95.夏・小満:二十四候末候麦秋至(むぎのときいたる・ばくしゅういたる) - 風景夢譚

    麦秋至:2015年5月31日から6月5日まで 麦が熟して麦畑一面が黄金色に輝くころ。 初夏の風もさわやかで過ごしやすい時期とのこと。 また、麦を刈り入れるころでもあるようです。 こんな風景も撮ってみたいな。 季のことば:麦畑 季の花:卯の花 季の果物:枇杷 季の兆し:更衣 卯の花について記載しようと思います。 卯の花は「卯月の花」の略称で、各地の山野に自生するユキノシタ科の落葉低木とのこと。 図鑑では「ウツギ(空木・卯木)」とされています。 また、「夏は来ぬ」の文部省唱歌にも歌われ、古く万葉集に「うのはな」として二十四首詠まれています。 卯の花は北海道南部に生育しているらしいのです。 でも小樽の家の周りでは見かけないのです。 いま、小樽の裏山では谷空木が咲いています。 「空木」といってもついてもユキノシタ科ではなく、スイカズラ科の落葉樹です。 小樽の家の周りに咲いている谷空木は、卯の花(空

    95.夏・小満:二十四候末候麦秋至(むぎのときいたる・ばくしゅういたる) - 風景夢譚
  • 91.春・清明:十五候末候虹始見(にじはじめてあらわれる) - 風景夢譚

    虹始見は、新暦の2015年4月15日から19日(昨日)まで、雨上りに美しい虹が、見えるようになるころ。季語では「初虹」というようです。冬にはなかった虹が現れるころのようです。 季のことば:初虹 虹は、夏の季語ですが、春の虹は夏の虹より淡く、はかない感じが漂うのが特徴のようです。対比して意識したことがないですね。雨も降ったのですが、虹始見に虹を観察しなかったな。小樽ではまだ、大気が乾燥していて虹は見えにくいのでしょう。 季の花:子楢 縁が薄いかな。 季の野菜:蓬 雪の消えた場所でもう姿が見えるかな。やはり何と言っても蓬ですね。 季のさかな:眼張 春告魚の一つなのでしょうが、縁がないですね。春告魚といえば、ここ小樽では鰊(鯡・春告魚)ですね。もう今年の漁期は確か終わったはず。 虹色は、七色と実は思い込んでいました。その虹も六色、五色、二色でとらえる地域があるようです。虹を見て七色との思い込み

    91.春・清明:十五候末候虹始見(にじはじめてあらわれる) - 風景夢譚
  • 84.春・啓蟄八候次候桃始笑(ももはじめてさく・ももはじめてわらう) - 風景夢譚

    桃始笑は、桃の花が開くころ。「初めて笑う」とは愛らしい表現で、思わず口元もほころぶ春を意味しているのでしょう。 新暦の2015年3月11日から15日まで。 当ブログの四季区分について、このブログの最初に記載しました。三月中旬から六月中旬を春に区分しています。 三月に入って、周りの雪も少し少なくなり、春の雪解けを感じていましたが、ここ数日の湿った雪でまた冬に逆戻りしたような雪の多さです。 雪搔きに追われて、ブログの更新もままなりません。 季のさかな:飯蛸、季の鳥:頬白、どちらも縁が薄いですね。 季のことば:三春 梅、桃、桜がいっせいに咲きそろうことを「三春」というようです。福島県三春町を思い浮かべます。美しい名前ですね。 花弁の先が丸いのが梅、尖っているのが桃、先割れしているのが桜とか。 季の花:桃の花 中国原産のようで、弥生時代の遺跡からモモの核が発見されていることから日への渡来はかなり

    84.春・啓蟄八候次候桃始笑(ももはじめてさく・ももはじめてわらう) - 風景夢譚
  • 79.春・立春・三候末候魚上氷(うおこおりをいずる・うおこおりにのぼる) - 風景夢譚

    新暦の2015年2月14日から18日まで。 「魚もそろそろお目覚めの時期。氷の割れ目から飛び跳ねる魚は、春の兆しに小躍りするよう」とか「温かくなった水中に、魚の姿が見え始めるころ」という意味のようようです。 季のことば:春浅し 「秋深し」とういのに対して、春の独特の言い方ですね。 これは二月も半ばの、冬から春への微妙な季節感を言い表している言葉のようです。早春の、春の足音に耳傾けているこころの模様が、表われているといいます。祖先の美意識やことばの感性といえそうです。日語って素晴らしいなと思います。 ただ、小樽の今は、雪深しです。 季のさかな:方麦魚(ほうぼう) 馴染みのない魚です。 季の鳥:目白 この鳥も馴染みがないですね。 季の兆し:春一番 その認定には、基準があるようです。 その一つに時期があり、立春を過ぎ、春分の日を迎えるまでの間のようです。基準に合う風が吹いたとしても、小樽では春

    79.春・立春・三候末候魚上氷(うおこおりをいずる・うおこおりにのぼる) - 風景夢譚
  • 69.霜降五十二初候:霜始降(しもはじめてふる) - 風景夢譚

  • 67.寒露五十候次候:菊花開(きっかひらく) - 風景夢譚

    新暦2014年10月13日~17日まで。 候の意味は、菊の花が咲く・咲き始めるころです。 季のことば:木枯らし、季の行事:重陽の節句、季の花:菊、 季の句:芥川龍之介の句 「木枯らしや 目刺に残る 海の色」 冬の到来を知る北風ですが、まだ、冬型の気圧配置になる前は、風が冷たく、真冬より寒く感じます。 冬型の気圧配置に置き換わると寒いのですが、晴天日が続くこともあり、気持ち的に寒いと感じません。 家の中はストーブで暖を取り、防寒着に身を固め外出するからでしょう。 ただ、真冬の厳しい風に逢うとやはり真冬と実感します。 冬の到来は、やはり、初雪で感じますね。 重陽の節句は、縁のない行事でしょうか。 でも、京都などの古都では、古来からの風習として行事が行われているのでしょう。 憧れます。 季の花菊は、子供のころより馴染みの花です。 でも、今は多くの品種が作出され、季節感が失われ、いつでも楽しむこと

    67.寒露五十候次候:菊花開(きっかひらく) - 風景夢譚
  • 66.寒露四十九候初候:鴻雁来(がんきたる・こうがんきたる) - 風景夢譚

    amenomorino
    amenomorino 2014/10/10
    宇宙の神秘。
  • 63.秋分四十六候初候:雷乃収声(かみなりこえをおさむ・らいすなわちこえをおさむ) - 風景夢譚

    秋分は、新暦2014年9月23日~10月7日まで。 御存じのように昼と夜の長さが同じになる日。 秋彼岸にはすっかり涼しく過ごしやすくなっています。 来月中旬には平地でも初雪の便りがあるでしょう。 小樽では、それまでの秋です。 季の生き物:鈴虫・蟋蟀、季の材:松茸、季の言葉:秋彼岸・鱗雲 秋彼岸をのぞいて、どれも縁が薄いかな。 雷乃収声の意味は、雷が鳴り響かなくなるで、9月23日から27日までです。 季の魚:秋刀魚、季の花:彼岸花・曼珠沙華、あざみ 彼岸花は、道内に自生していないので咲いているのを見ることはないですね。 秋刀魚とあざみは、縁があります。 あざみは、道内でも多くの種が分布していて、エゾノキツネアザミ、チシマアザミ、エゾノサワアザミ、マルバヒレアザミ、ヒダカアザミ、サワアザミ、オオノアザミ、セイヨウアザミ、エゾヤマアザミ、タカアザミ、ヤグルマアザミ、ナガバキタアザミ、フィリイア

    63.秋分四十六候初候:雷乃収声(かみなりこえをおさむ・らいすなわちこえをおさむ) - 風景夢譚
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