「公安条例」の本質って、思ったより理解されていないような気がしてきました。こんな発言を見たからです。 公安条例が設立された本来の目的から逸脱し政治的抑圧の道具に成り下がってることくらいデモに参加したことがある奴だいたい知ってるでしょ。 (想像力はベッドルームと路上から「『ただ歩いてただけで逮捕』なわけないじゃん。」のコメント) 公安条例は集会・デモを規制するために制定されたものです。つまりそれは最初から「政治的抑圧の道具」でした。このことについては後述します。 さて、条例がもたらす許可制度は、今にいたるも集会・表現の自由を著しく制限する効果をもたらしています。条例のもとではデモを好きなように「届ける」ことはできません。このことは「申請」の実務に携われば理解できます。東京都公安条例下の「デモ申請」に何度も行ったことがあり、その都度、警察から理不尽に「申請」を妨害されてきた経験がある立場として