「差別撤廃」と「ヘイトスピーチ反対」を訴え2015年11月2日に 東京・新宿で開催されたデモ「東京大行進2014」。 その行進をひときわ鮮やかに彩った、チョゴリを着た一群。 ただそのチョゴリは、ちょっと伝統的なチョゴリとは違いました。 水玉柄、和柄。丈や小物もそれぞれ違う。 現代風に少しずつアレンジされた、「可愛いチョゴリ」=「きゃわチョゴリ」でした。 当日を取材されていた『週刊金曜日』の記事を引用します。 第二梯団では、水玉・和柄など現代風のチマ・チョゴリ(朝鮮半島の民族衣装)に身を包む“きゃわ(可愛い)チョゴリ隊”が人目を引いた。衣装はすべて趙成珠さん(朝鮮学校教員・33歳)が制作したものだ。 趙さんは中学生の頃、通学中に日本人男性から殴られた経験がある。学内で女性教員のチョゴリ(襦)着用が義務づけられていることに抵抗を感じていた時期もあった。しかし、その後学内服を自ら作り始めるように