ハーバード大学法学部教授であり、アメリカのサイバー法の権威とも云われるローレンス・レッシグのソーシャル・ネットワークに関する素晴らしいレビューの日本語訳をアップします。 翻訳にあたりレッシグ本人の許可を得ています。 オリジナルの英語記事は、The New Repulicに10月1日に掲載されたものです。 http://www.tnr.com/article/books-and-arts/78081/sorkin-zuckerberg-the-social-network ソーキンVSザッカーバーグ 映画ソーシャルネットワークは素晴らしい娯楽映画だ。だがそこに込められたメッセージはある種の悪意をはらんでいる。 ローレンス・レッシグ 2004年、ハーバード大学に通う一人の学生が新しいSNSについてのアイデアを「得た」(そう、これは曖昧な言い方だ)。重要なポイントは、彼はそれを組み上げたというこ
いま日本では、SNS「Facebook(フェイスブック)」が本格的に普及する兆しを見せている。世界中で6億人以上が使い、創設者のマーク・ザッカーバーグが主人公の映画が公開中、雑誌でも次々に特集が組まれている、米国産SNSだ。 「Facebookとは日本人にとって何なのか、どう使えばいいのか」をFacebook Japanの代表である児玉太郎氏に聞いた。 児玉氏は次の3点を強調する。 ●FacebookはSNSではなく「ソーシャル・ネットワーク」 ●Facebookはウェブサイトではなく「インフラ」 ●Facebookは内輪の友人の集まりではなく「名刺」 いずれも、「Facebookって、SNSのひとつ」と考えている普通の日本人にとっては疑問に思う話である。Facebookはミクシィやグリーと何が違うのか、日本人にとって役立つ使い方は、Facebookが普及すればネット業界はどう変わるのか。
昨年後半から今年にかけて、約6億人のユーザーを抱える世界最大のSNS「Facebook」への関心が高まっている。世界の大半の国で圧倒的なシェアを獲得しており、日本でもユーザーが300万人を超えたとされるが、大半の人が実名で登録するなど従来のネットサービスとは異なる面もあり、「ツイッターやミクシィを超える存在になる」「いや日本人には合わない」など、賛否両論の意見が飛び交っている状況だ。 そこで日経トレンディネットのコミュニティサイト「300万人編集会議」では、「Facebookはツイッターを超えるか?」と題した会議室をこのほどオープンした。ここではFacebookの使い方から「本当に流行るのか」という点まで、Facebookにまつわるさまざまなテーマで意見交換が行われる。 この会議室で議論のリーダー役「特命デスク」を務めるのは、2001年にコミュニティサイト「関心空間」を創設するなど、黎明期
2010年は、年明けからTwitterブームが本格化し、企業が公式アカウントを設けるケースが急増した。ミニブログ、SNSをはじめとするソーシャルメディアのサービスを通じて、企業と消費者のコミュニケーションがより生活シーンに密着したものになってきている。 企業と消費者の関係が変わりつつある今、ソーシャルメディアではどのような企業が記憶に残るのか。「「ソーシャルメディア実態調査」では、ソーシャルメディアで見かけた企業、製品、サービス名を記述してもらう形で回答を集めた。 その結果、よく想起された企業の上位4社は、日本コカ・コーラ、パナソニック、ソニー、ソフトバンクだった(図1)。これらの企業はソーシャルメディアに対してどのような取り組みを行っているのだろうか。日本コカ・コーラ、パナソニック、ソフトバンクの例を見てみよう。
日経BPコンサルティングでは「ソーシャルメディア実態調査」を2010年6月に実施した。さまざまなソーシャルメディアについて、誰・どういうタイプの人がどういうサービスを使い、どういうテーマで会話をしているのかなどを調べた。国内の29のサービスを対象とし、どれか1つでも利用したことがある20~60代の1200名に聞いた。(詳しい調査概要はこちら)。 前回の記事では、ソーシャルメディアの利用者像を知るために、サービスの使いこなしによって分類した「オンライン行動属性」、オフラインを含めた対人関係の考え方によって分類した「ソーシャル心理クラスター」の2つの考え方に沿って説明した。 今回は、ソーシャルメディアの各サービスには実際にどのような人が集まっているのかについて見ていく。本調査では対象プラットフォームをSNS(Social Networking Service)のmixi、Twitter、Fac
世界のユーザー数が5億人を超えるというFacebook。企業や個人のブログに張られた「いいね!」ボタンをあなたも見たことがあるだろう。最近国内で利用者が急増し注目が高まっている。またTwitterは2006年のサービス開始以来わずか4年で世界中に1億4500万人(2010年9月現在)の登録ユーザーを抱えるサービスに発展した。一方、日本生まれのmixiは2004年のサービスを開始。2010年10月時点で登録ユーザー数2190万人 に達し、国民の約6人に1人が使っている計算だ。 こうしたSNSサイトのほか、YouTubeやニコニコ動画に代表される動画共有サイト、価格コム、クックパッドのようなCGM(消費者生成メディア)、Wikipediaのようなオンライン百科事典、教えてgoo!、Yahoo!掲示板などのQ&Aサイトや掲示板サイト・・・これらはまとめて「ソーシャルメディア」と呼ばれている。 ソ
大学生はTwitterを「フォロー」しない?~大学生の約6割はTwitterを今後「利用したくない」~大学生意識調査調べ 【調査について】 社団法人東京広告協会主催の「大学生意識調査プロジェクト FUTURE2010」では、首都圏の大学生816名を対象に、「SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)に関する意識調査」を実施しました(調査期間:2010年7月13日~26日)。 【調査結果トピックス】 ■大学生はTwitterを「フォロー」しない?~大学生の約6割はTwitterを今後「利用したくない」 大学生にTwitterの今後利用意向を聞いたところ、大学生の57.0%がTwitterを「利用したくない/し続けたくない(計)」と回答。今話題のソーシャルメディアであるTwitterが大学生にとっては魅力的ではない可能性を示唆しました(図表A)。 現在の大学生のTwitter利用率は、「
【2010年11月最新版】直近決算発表に基づくmixi、GREE、モバゲーの業績比較 ~ Amebaとニコニコ動画もあわせてチェック 日本三大SNSサービスの、2010年7-9月期の四半期決算発表が出揃った。 3ヶ月前の記事では、「ハイブリッドモデル」(自社ゲーム+オープンゲーム)で先行したモバゲータウンが他社を圧倒するも、成長鈍化のきざしがあることを報告した。一方、約半年遅れて「オープン化」したGREEはページビューが急上昇しはじめ、今後の再成長を予感させている。また、mixiは「ソーシャルグラフ・プロバイダー」という独自コンセプトを掲げ、国内でも普及しはじめたFacebookとの対決姿勢を鮮明に打ち出したことをレポートした。 ・ 直近決算発表に基づくmixi,GREE,モバゲーの業績比較 (8/16) 筆者がこの三社比較記事をはじめたのは2009年だが、そのころと比べて、三社を取り巻く
はてなは10月15日、1日にオープンした小中学生向けSNS「はてなランド」を終了した。8日から「リニューアルのため」サービスを停止、19日に再開予定だったが、再開を待たずに終了となった。終了の理由は明らかにしていない。 はてなランドは、自身のアバター「ハッピィ」を作成し、SNS内の「ともだち」とおしゃべりして楽しむ招待制のサービス。PCのWebブラウザや、ニンテンドーDSiブラウザからアクセスできる。 「安心、安全性を高める」(同社広報担当者)ため8日にサービスを停止してリニューアル作業に入っており、19日に再開予定としていたが、再開を待たずに終了した。 終了の理由は明らかにしていないが、ネット上では、小中学生以外の利用が多く報告されているほか、小中学生が出会いを求める書き込みをしていたり、コミュニティーが荒れていたり、不具合が多かった――という報告もある。 同社は「ユーザーが安心して楽し
Inside Facebook(元記事)より、ソーシャルゲームの課金サービスに関する調査報告が発表された。 調査対象はグローバルなFacebookソーシャルゲームユーザー384人で、対象期間は2010年9月なので最新データだ。 まず、課金サービスの認知度調査から。聞いたことのある課金サービスについて、複数回答ありでのアンケート結果が次のチャートだ。 トップは81%の利用者が認知しているクレジットカード、続いて70%認知のPaypal、この二者が他を圧倒していることがわかった。 第二グループを形成するのは、オファー広告(Promotional Offers)、Facebook Credits、Amazon(ただし、Amazonはゲームではなくショッピングに対する課金のみ)だ。Facebook Creditsは仮想通貨であり、クレジットカードやPaypalは支払い方式であるなど、課金レイヤーに
[読了時間:1分] この発想がすごいよね、はてなって。小中学生向けSNSってw。「はてなランド」 毎日のものすごい情報の量に押し流される東京では、この発想ってなかなかないかも。ニンテンドウDSiからの流入も期待できるので、はてなにとっては自然な流れなのかもしれないけど、東京からみるとすごいと思う。京都の任天堂とはてな。東京とは違った生態系があるというか、日本らしいテクノロジーのエコシステムが京都にはあるような気がする。すごくいいと思います。 どんなサービスかは発表文からコピペ。 はてな、いつでも友達と会える小中学生向けSNS「はてなランド」を PCやニンテンドーDSiブラウザー向けにリリース ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 株式会社はてな(代表取締役社長:近藤淳也/所在地:京都市中京区)は2010年 10月1日、いつでも友達と会える小中学生向けSNS
2010年9月10日、SNS大手のミクシィは新プラットフォームに関する大規模な発表を行った(関連記事)。これは今までのSNSの事業領域を大きく広げる野心的な施策だが、同時に海外から本格上陸する世界最大のSNS「Facebook」との本格的な争いの幕開けも意味する。 今回は日頃からソーシャルメディア全般をウォッチし続け、人気ブログ「In the looop」で深く考察しているループス・コミュニケーションズの斉藤 徹氏に、ミクシィの戦略などから透けて見えるネット業界の構造変化について聞いた。 (さいとう・とおる) ループス・コミュニケーションズ代表取締役 1985年、慶応義塾大学理工学部卒、日本IBM入社。ソフト技術者およびSEとして汎用機からオフコン、PCまで広く開発に従事。1991年にフレックスファーム創業。携帯コンテンツ変換ソフト「x-Servlet」で日経新聞優秀製品賞・広告賞を受賞。
ソーシャルメディアはセキュリティ上の脅威――職場での利用ポリシーは不十分 IT管理業務を行ううえで、「ソーシャルメディアはセキュリティにとって大きな脅威」という意識は数年前から全く変化していない。変わったのは、ソーシャルメディアが受け入れられ、アクセスを禁止する職場が少なくなってきたことだ。我々が行った調査によると、職場でソーシャルメディアの利用を禁止されていたのは20人中わずか1人にとどまった。 アクセスを禁ずる企業が少ない理由の一つとして、マーケティング活動の一環としてソーシャルメディア活用に飛びついている現状が挙げられる。企業はミニブログ「Twitter」のアカウントを取得し、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「Facebook」のファンページを作り、オンラインコミュニティで存在感をアピールし始めた。我々の調査では、「ソーシャルメディアで目立てば事業によい影響がある」との結
ソーシャルメディアの台頭とともに注目される「エンゲージメント」という概念。従来のオンラインマーケティングの常識を変えようとするエンゲージメントとは何なのか? なぜいまエンゲージメントが求められているのか? そんなWeb担当者の疑問に答えるべく、3人のプロフェッショナルによる座談会が実現。キヤノンマーケティングジャパン コミュニケーション本部ウェブマネジメントセンター所長の増井達巳氏、NECビッグローブ ビジネスサービス事業部 部長の山本隆範氏、ロフトワーク代表取締役の諏訪光洋氏が議論しました(モデレーターはWeb Professional編集長の中野克平)。 エンゲージメントはマーケティングに限らない ――おそらく「エンゲージメント」という言葉を正しく説明できる人は少ないと思います。 諏訪:もともとは「パブリックエンゲージメント」。米国のマーケティング会社、PR会社を中心に広がった概念で、
市場調査などを手がける日経BPコンサルティングは2010年7月29日、6月に実施した「ソーシャルメディア利用実態調査」の結果を発表した。それによると、最近注目度が集まっているTwitterには「リーダー型の男性」、mixiには「リーダー型の女性」、ニコニコ動画には「内向型の男性」が相対的に多く集まる傾向があることが分かった。 この調査では、AmebaやTwitter、ニコニコ動画、mixi、モバゲータウンなど国内29のサービス・プラットフォームについて、どこに、どんな利用者がいるのかを、ソーシャルメディアのユーザー1200人を対象にしたアンケート調査をもとに分析した。分析手法は大きく2つあり、「オンライン行動属性」と「心理クラスター」がある。 「オンライン行動属性」とは、オンライン上での行動をベースに、ソーシャルメディアへの関与度をモデル化したもので、ユーザー全体を4つのカテゴリに分類した
編集委員の横尾茜です。 自分にとっては習慣化してしまって意識していないことが、他人にとっては目からウロコのライフハックだった!? なんて激レアなライフハックを探るインタビュー『突撃!隣のライフハック』。 第10回は趣向を変えて、企業のTwitter利用についてさぐるべく、@subwayjp の中の人に突撃しました。 企業のソーシャルメディア活用が話題ですが、そんな中、昨年10月からTwitterで企業アカウントを開設しており、13,000超のフォロワーを持つ @subwayjp の中の人に、その運営のコツをお聞きしました! インタビューは以下から! ヨ:Twitterアカウントを開設したきっかけを教えてください。 サ:『野菜ラボプロジェクト』という「植物工場併設型サブウェイ」について知ってもらうためのアカウントとして、はじめたのがきっかけです。 去年の10月ごろだったので、Twitterは
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