hasetyuさんのところで、著作権保護期間が現状の五十年から七十年に延長される可能性があることを知りました(id:hasetyu:20060929:1159537773)。 興味を持ったので、調べてみたところ青空文庫ブログで問題の経緯が詳しく述べられていました。また、wikipediaにも多少の説明がありました、著作権の保護期間・著作権延長法。 小説の著作権を考えるのであれば、社会における小説の立場というものを明確に意識する必要があるように思います。何故なら、小説と言うのは、作者がひとりで書いて本にして読者の手に届けているわけではなく、作者の書いた小説を本にする編集者や出版社がいて、それを全国の読者に届ける流通や書店があり、そして実際に小説を読む読者がいるからです。 松本零士の発言が問題を的確に表現しているように思います。引用します。 「著作者が生涯をかけて作ったものの権利が、50年で打