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ブックマーク / www.unjyou.com (21)

  • 一迅社文庫とエロゲの素敵な関係 - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

    先週の金曜日、友人と朝の4時ぐらいまで飲んたのですが、その後、ダブってしまったを押し付けてやろうと、うちに招いたことを思い出しました。 床に積んでおいた一迅社文庫をおもむろに崩し始め「エロゲー出身が3人もいるな」と言ったのです。で、そのときは、わかつきひかるをして「美少女文庫出身もいるよ」と返したのですが、改めて考えてみると3人って多いですね。創刊が7冊なので、半数がエロゲということになります。ほええ。 今のところ『死神のキョウ』の魁も、『零と羊飼い』の西川真音も「他の作品(ゲーム含む)にも触れてみたい!」と思うほど興味を惹かれているわけではないですが、まだ『ある夏のお見合いと、あるいは空を泳ぐアネモイと。』が残っているので油断はできません。ゲームはリソースが大きく割かれるので、あまり踏み込みたくないのですよね……。 ちなみに今のところベストは杉井光『死図眼のイタカ』です。 死図眼のイタ

    一迅社文庫とエロゲの素敵な関係 - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜
  • 読書症スクリーニングテスト - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

    KAST*1というアル中の度合いを計るテストがあるそうです。いくつかの問題に答えて、その結果、どれだけアルコールに依存しているかが分かるようですが、飲酒を読書と置き換えて読書症スクリーニングテストを作ってみました。一部、無理やりな置き換えもありますけれど、笑って許していただければ幸いです。 では、いきます。 問 質問 あてはまる あてはまらない 1 が原因で、大切な人(家族や友人)との人間関係にひびが入ったことがある +3.7 -1.1 2 せめて今日だけはを読むまいと思っても、つい読んでしまうことが多い +3.2 -1.1 3 周囲の人(家族・友人・上役など)から活字中毒と非難されたことがある +2.3 -0.8 4 この章でやめようと思っても、つい最後まで読んでしまう +2.2 -0.7 5 読了した翌朝に、内容をところどころ思い出せないことがしばしばある +2.1 -0.7 6

    読書症スクリーニングテスト - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜
    banraidou
    banraidou 2008/02/02
    …………13.2。医者はどこだ。
  • 島田荘司提唱による「新本格の七則」その他 - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

    一、事件の舞台は、孤島なり、吹雪の山荘なり、悪天候によって当地へ至るルートが切断された「閉鎖空間」である。すなわち事件発生後は、上映開始後に扉を施錠される映画館のようなもので、登場人物の出入りは許されず、許されるなら警察も排除されるので、先進の科学捜査のメスが入る余地はない。したがって、昔ながらの論理思考によって不明の犯人を推理する必然性が保証される。 二、事件は、施錠可能の西洋式ドアが付いた各部屋を持つ、プライヴァシー重視型の人口構築物内、もしくはその周辺である。 三、ここに居住、もしくは招かれた人々は、小説の冒頭で、全員がきちんと読者に紹介される。この紹介にも確立したルールがあり、若者が老人に変装しているような人物は、「老人」と描写してはならない。むろん犯人は必ずこの中におり、これらの人々は、ひと癖ありそうな、怪しげな住人たちであることが望ましい。 四、いよいよ事件が起こるが、これは血

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  • 何を以ってフェアとするか、および倒叙の魅力 - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

    萌え理論Blog - 現代ミステリに十戒も二十則もいらないのでは 萌え理論Blog - ミステリの一戒・一則を考える 前回のエントリでは一戒・一則は「現代ミステリの条件」でしたが、新たに追加されたエントリにおいては「フェアな推理小説の(必要)条件」と言いなおされています。何事もなかったかのように「現代」といういつからいつまでを指すか極めて不明確な言葉が外され、「フェアな」という形容詞が加えられているけれど、些末なことなのでここでは特に追求しません。 今回は主に3点について。まず最初に、秋山の言説が曲解されている可能性があるのでその補足をして、後はタイトルに挙げた2点について。 「だから、」に関して 十戒と二十則がフェアであるために作られた指針であることを踏まえ、かつミステリが必ずしもフェアでなくとも構わないという2点を承知していないと、突拍子もないことを言うはめになると思います。なにも清涼

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    banraidou
    banraidou 2007/10/26
    魔王が大人気な件について
  • 十戒二十則の現在、そして本格ミステリとは何か - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

    ある編集者の気になるノート - 推理小説を書くのに、こんなに「ルール」があるって知ってた? 萌え理論Blog - 現代ミステリに十戒も二十則もいらないのでは ビジネス書の編集者であるらしい方が「推理小説を書くのに、こんなに『ルール』があるって知ってた?」と軽い調子で、ノックスの十戒とヴァン・ダインの二十則を紹介されています。 これ自体は特に驚かされませんでした。実際、ミステリ読みでなければ、十戒も二十則も知らずに暮らしていけることでしょう。まあ、でもミステリ系のエントリと言えるのでとりあえずブクマしておくかと思ったら、思っていた以上にブックマークされていて驚きました*1。実際にブクマコメントその他を見ていってみるとネタ扱いしている方もいたのですが、マジレスされている方もいてさらに驚きです。 ま、そんな感じで十戒二十則の現在、そして格ミステリとは何か、です。 最初に結論。 ノックスの十戒と

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  • 私家版国内本格ミステリ十大小説 - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

    私家版ライトノベル十大小説に引き続き、ミステリでも考えてみました。 id:sl-st:20071023:1193157264経由で、 「エフエフッ」 - 世界十三小説〜異色ミステリ編 を知ったのと、ブクマコメントでid:banraidouさんから上目遣いされたのが直接的な理由です。 1)綾辻行人『十角館の殺人』 2)島田荘司『占星術殺人事件』 3)森博嗣『すべてがFになる』 4)麻耶雄嵩『夏と冬の奏鳴曲』 5)法月綸太郎『頼子のために』 6)京極夏彦『魍魎の匣』 7)清涼院流水『コズミック』 8)西澤保彦『七回死んだ男』 9)東野圭吾『ある閉ざされた雪の山荘で』 10)若竹七海『ぼくのミステリな日常』 予想外に辛かったです。 私家版ライトノベル十大小説を選んだとき以上に思い出補整の影響を受けたように思います。具体的には1位の『十角館の殺人』。冷静になって考えてみると館シリーズでは『時計館の

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    banraidou
    banraidou 2007/10/25
    やった。三十路が頑張って上目遣いした甲斐があるというものです。ありがとうございます。
  • 私家版ライトノベル十大小説 - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

    after game over - 私家版世界十大小説 煩悩是道場 - id:ululunの十大小説 万来堂日記2nd - 十大小説が流行っている……ああ! もう我慢できない! 私もやるぞ! 文学やSFばっかり人気でずるいぞ! と言うわけで、秋山真琴版ライトノベル十大小説を選出してみました。 1)上遠野浩平『ブギーポップ』シリーズ 2)川上稔『都市』シリーズ 3)秋山瑞人『の地球儀』上下巻 4)古橋秀之『ケイオスヘキサ』三部作 5)あざの耕平『Dクラッカーズ』シリーズ 6)中村恵里加『ダブルブリッド』シリーズ 7)うえお久光『悪魔のミカタ』シリーズ 8)成田良悟『バッカーノ!』シリーズ 9)三枝零一『ウィザーズ・ブレイン』シリーズ 10)久住四季『トリックスターズ』シリーズ 次点)海羽超史郎『ラスト・ビジョン』 シリーズ補整&思い出補整かかりまくりですね。十大小説と言いながら次点も入れて

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    banraidou
    banraidou 2007/10/24
    ミステリの十選も見てみたいなぁと、上目使いしてみる。
  • 啓文堂書店おすすめ文庫大賞 - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

    近くの啓文堂に行ったら面白いイベントをやっていました。 開催店舗: 啓文堂書店 全店 期間: 10月1日(月)〜10月31日(水) 啓文堂書店では文庫担当者が協議して決めた1冊を、当社のために重版していただくなど出版社の協力を得て、お客様におすすめして参りました。 今回のフェアでは、お客様からの人気投票を実施し、最も人気のあった作品を、12月から「啓文堂書店おすすめ文庫大賞」として全店で大々的に展開いたします。 店頭に選りすぐりの候補作が並ぶこの機会に、新たなお気に入りの1冊を見つけてみませんか? http://www.keibundo.co.jp/01.htm 最終候補作は以下の通り。 大正時代の身の上相談 (ちくま文庫) 作者: カタログハウス出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2002/02/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 16回この商品を含むブログ (38件) を見

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  • 子どもに読ませられる本などドブに捨てろ - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

    かさぶた。 - 9月の売上 404 Blog Not Found - 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん はてなブックマーク - 注目の商品 なんだか緩やかに入間人間『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』が広がっているような気がします。 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん―幸せの背景は不幸 (電撃文庫) 作者: 入間人間,左出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2007/06メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 420回この商品を含むブログ (321件) を見る で、弾小飼さんの書評を読んでいたら、id:hobo_kingさんのエントリが引用されていて、それを読んで「うわー」と思いました*1。具体的には、以下の部分。 でもR−18に指定したい。というかこれを楽しめるの子供は何か間違っているような気すらする。 読むなとは言わないけど、心して読んでほしい。 実は是非読んでほしいけど、読め

    子どもに読ませられる本などドブに捨てろ - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜
  • 極めて個人的なライトノベルの定義 - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

    秋山氏は「ある作品の著者がその作品をライトノベルだと思っているというふうに判断するのは、その作品がライトノベルレーベルから出ている場合に限る」という主張にコミットしているものといちおう解釈できる。すると、秋山氏の判断基準は「ある作品の著者がその作品をライトノベルだと思っているというふうに判断するのは、その作品がライトノベルレーベルから出ている場合であり、かつ、その場合に限る」ということになるだろう。 ただ、このようにパラフレーズしてしまうと、この判断基準はほとんど定義と変わらないほどに強いものになってしまう。ある作品がライトノベルレーベルから出ているという事実が、その作品の著者がその作品をライトノベルだと思っているという事実を構成する、または、そのように擬制する*6というふうに果たして秋山氏は考えているのだろうか。それとも、ある作品がライトノベルレーベルから出ているという事実は、他のより強

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  • amazon非ユーザへの疑問 - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

    大型店舗でないと置いていないようなマニアックな*1やCDやゲームを探している友人に、amazonの利用を勧めると「自分の足で探し回って買うのが好きだから」と言われることが多いです。状態が気になるのかと思ったらそうではなく「読めればいい」と答えられることもしばしばです。 これが、既にamazonやbk1などで探したけれど見つからず、次なる手段として古書店に落ちていないか探し回っているのであれば疑問でも何でもありません。けれど「ああ、ちょっと大型店舗でないと置いてないだろうね」というクラスのものを、そういう店舗に行くでもなく*2、延々と近場やたまたま通りすがった店舗に求める神経が理解できません。 なんらかの理由でamazonが大嫌いもしくは使えない環境で暮らしているのか、それともただ単にわず嫌いなのか。そう、上記の理由でamazonを断るひとは、大抵の場合、聞いてみると一度もamazon

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  • 6月に読了したもので特にオススメの10冊 - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

    著者 タイトル 備考 ジェラルド・カーシュ 壜の中の手記 ミステリ、SF、怪奇を合わせ持つ綺譚の短編集。感想はこちら 小川洋子 薬指の標 慎み深く静謐にひたされた中編の怪奇幻想を2作収録。感想はこちら 三浦しをん 月魚 溢れんばかりのに対する愛とBLに対する愛。感想はこちら 樺山三英 ジャン=ジャックの自意識の場合 独白と手紙によって導かれる架空の世界、歴史。感想はこちら 京極夏彦 巷説百物語 物語りという小説形態のひとつの完成形。感想はこちら 中山市朗 なまなりさん 実話怪談の長編。前半のサイコなパートの方が怖かった。感想はこちら 三津田信三 スラッシャー 廃園の殺人 B級映画小説と見せかけておいて、きっちりミステリ。感想はこちら ロアルド・ダール キス・キス 異色作家短篇集の1冊目。ブラック・ユーモア満載。感想はこちら 平山夢明 独白するユニバーサル横メルカトル 狂気を題材とした

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  • 夏に読了したもので特にオススメの10冊 - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

    著者 タイトル 備考 桜庭一樹 赤朽葉家の伝説 三代に渡る幻想とそこから生まれる現実。感想はこちら 三津田信三 作者不詳 怪奇幻想とミステリの会わせ技、夜も眠れない。感想はこちら 舞城王太郎 SPEEDBOY! ほどよくこなれて読みやすい、舞城王太郎入門に最適。感想はこちら 小林泰三 忌憶 奇想と幻想の炸裂。記憶のなんと曖昧で不明瞭であることよ。感想はこちら 絲山秋子 エスケイプ/アブセント 絲山秋子の描く焦燥と不安は、どうしてこんなにも迫ってくるのだろう。感想はこちら 加門七海 美しい家 端整な怪奇幻想とホラー。丁寧に描かれた幻の数々。感想はこちら 森見登美彦 きつねのはなし 最高傑作。感想はこちら 樺山三英 ジャン=ジャックの自意識の場合 独白と手紙によって導かれる架空の世界、歴史。感想はこちら 京極夏彦 巷説百物語 物語りという小説形態のひとつの完成形。感想はこちら 平山夢明 独白す

    夏に読了したもので特にオススメの10冊 - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜
  • 春に読了したもので特にオススメの10冊 - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

    著者 タイトル 備考 三浦しをん 風が強く吹いている 涙なくしては読み終えられない青春小説。感想はこちら 古川日出男 ルート350 古川日出男の美味しいとこどりが出来る短編集。感想はこちら 恒川光太郎 夜市 デビュー作であることを疑うほどの完成度。感想はこちら 枡野浩一 淋しいのはお前だけじゃな 最高の題名と表紙を持つ歌集、とりあえず表紙だけでも。感想はこちら 飛浩隆 ラギッド・ガール 描かれている天才がほんとうの天才に見えて素敵。感想はこちら 北山猛邦 少年検閲官 終末観と物理トリックの魅力的な融合。2巻が待たれて仕方がない。感想はこちら 森見登美彦 夜は短し歩けよ乙女 森見登美彦のひとつの到達点。2007年屋大賞2位。感想はこちら 海沢めろん 零式 近未来超アクション。この疾走感は他に類を見ないほど。感想はこちら 恒川光太郎 雷の季節の終わりに 極上の成長小説。雷季という設定が秀逸

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  • 文学作家は締め切りに縛られない - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

    作者が書きたくないあとがきなんて要りません。編内で全てを出し切って下さい。 作者人がその作品の楽しさに自信のない作品なんて要りません。作者は自分の作品の一番のファンでいて下さい。 売れ行きを気にして妥協した作品なんて要りません。例え一冊しか売れなかったとしても作者が最高に気に入っている作品を読んでみたい。 http://d.hatena.ne.jp/hobo_king/20070908/1189256141 上記エントリに以下のようなブクマを残しました。 疑問。例えば文学にはそういう作品が多いのに、どうしてライトノベル読みは文学に手を出さないのか? 実は最後まできっちり読まずにブクマしました。とりあえずブクマしておいて、後で読めばいいかと思っていたのです。先ほど、改めて読み直してみたら誤読していたことに気づき、やや筋違いなコメントでブクマしてしまったなあと後悔しました。 最初に読んだ時

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  • ライトノベルコーナーに関する素朴な疑問 - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

    以前、話題になったような気がするのですが、他の書店で買ってきたを自分の書店で販売するという行為──これをすれば、ライトノベルコーナーを充実させることだけは可能に思います。もっとも、充実させたところで原価が定価なので利益は上がりませんし、売れ残ったら在庫として抱えることになるので赤字……あれ? でも、返は可能なのでしょうか? そう言えば、店頭で日焼けして売れなくなったや、万引きされてしまったは、どこへ行くのでしょう?

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  • 雲上四季 - 『時載りリンネ!』に登場する書名&作家名リスト

    昨日、読み終えた清野静『時載りリンネ!』が最高に面白かったので、布教の意をこめて、作中に登場する書名と作家名をリストアップしてみました。ネタバレの可能性も考えられるので、途中から「続きを読む」のなかに隠していますが、未読の方にも一望していただければと思います。「へえ、こんなが作中に登場するんだ面白そうー」と思っていただければ幸いです。 時載りリンネ!〈1〉はじまりの (角川スニーカー文庫) 作者: 清野静,古夏からす出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2007/07メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 136回この商品を含むブログ (136件) を見る はじまりはじまり〜 ちなみに、その時の事は、 僕   ヴェルヌの『神秘の島』 リンネ ウェブスターの『あしながおじさん』 だったと記憶している。 (22ページより) ジュール・ヴェルヌ『神秘の島』1874年。フランスの冒険小説

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  • 未定義なのはライトノベルだけか? - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

    巡回する余裕がなくて、数日ほどネットから離れていてもタグ「ライトノベル」を含む注目エントリーを見れば、だいたい話についていけそうな気がします。 と言うわけで、 平和の温故知新@はてな - 定まらない「ライトノベルの定義」 いつも感想中 - この辺りまでライトノベル サンドバード::Diary - 17:27 なんでしょう、こういう「ライトノベルの定義って?」だとか「ライトノベルって何処まで何処まで?」という話が出てくるたびに思うのですが、そのジャンルの定義が問われるのはなにもライトノベルに限った話ではないように思います。たとえばミステリにせよSFにせよ*1、ファンタジィにせよ幻想にせよ青春にせよ恋愛にせよ、、実はこれという定義や線引きはないように思います。もちろん、ライトノベルとは異なり、ある特定の作家だとか、編集者、出版社、書店が作った言葉──ジャンルなら明確に定義できるかもしれませんが

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  • 文体にまつわる幻想、ライトノベルに求められているもの - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

    ライトノベルな文体なんて存在するのでしょうか? という観点から少し気になったところを。 特に作品を特定はしませんが、需要の問題もあってライトノベルはキャラクター描写と物語に重点が置かれています。 もちろん魅せる文章を書く作家さんだって大勢いるわけですが、そういう方は大抵境界型作家と呼ばれる存在にシフトしていきます。 また、好んでライトノベルを読む層(例えば私がそうです)は、華麗な文章が嫌いなわけではないですが、キャラクターや物語の評価に重きを置いていて、文章については2番目3番目以下になる傾向があります。 つまり何が言いたいかというと…… ラノベはつまみい程度にすぎない方は、人の感想を参考に購入を決める際に「文章についてはどのように評価されているか」をチェックした方がいいかもよ? http://d.hatena.ne.jp/tonbo/20070714/p1 つまりライトノベルに求めら

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  • SF初心者が選ぶ早川文庫の100冊 - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

    選考方法は至極単純。ただamazon.co.jpを「早川文庫」で検索して(2007年6月29日現在)、今年文庫化の作品を除いた作品(一作入っているのは御愛嬌)を羅列しただけ。しかし、割と悪くないのかも。と、SF読者の人に思っていただければ幸い。 http://d.hatena.ne.jp/kbjing/20070629#p1 面白い選考方法です。 もしかしたら、ネットに詳しくない、amazonしか知らないひとはうえの方法でSF(や他のジャンルの作品)を探すこともあるのかも。 SFのひとから見て、このラインナップはどんな感じなんでしょう?? わたし気になります。

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