sfに関するbarringtoniaのブックマーク (318)

  • 町かどの穴 R・A・ラファティ(著/文) - 早川書房

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    町かどの穴 R・A・ラファティ(著/文) - 早川書房
  • SFに何ができるか? 連載「いつでもSF入門」vol.0  - TOKION

    連載「いつでもSF入門」 投稿日 2021-08-10 Author 橋輝幸 LIFESTYLE 育てる SF研究家・アンソロジストの橋輝幸による連載「いつでもSF入門」。初回の今回はイントロダクションとして、「SFに何ができるか?」を考える。 映画やマンガ、ゲーム、さらには音楽ファッションにまで多大な影響を与えている「SF」というジャンルについて、もう少し知りたい。そんな人にうってつけの連載がスタート。気鋭のSF研究家・アンソロジストの橋輝幸が古典作品から最新の動向まで、“少し深め”に紹介していきます。 Illustration Fuyuki Kanai サイエンス・フィクション(SF)っぽい。そう聞いた時、あなたは何を想像するだろうか。宇宙の旅、複雑な機械、新しい科学技術、ネオンサインきらめく大都市。あるいはタイムトラベル。答えはおそらく、人によって千差万別だ。 近ごろ日では

    SFに何ができるか? 連載「いつでもSF入門」vol.0  - TOKION
  • 抑圧機関としての身体:押井守についての小論

    飛行船の編隊飛行がなんとも言えずに美しい1993年の押井守監督作品『機動警察パトレイバー2 the Movie』を見ていたときのことである。 ラスト近く、特車二課の最後の突撃が終わり、東京を混乱に陥れた張人、柘植行人が逮捕される。この柘植という人物はもともと自衛官で、東南アジア某国でのPKF活動中に自分の部隊が全滅するという状況に遭遇し(ありそうな話だが、上からの命令で敵対勢力への反撃を禁止された)、帰国してからは姿を隠して非合法の活動にかかり(つまり、そのくらい腹を立てたということであろう)、東京を舞台に様々な騒ぎを起こして架空の戦争状態を演出していた。平和の背後には戦争が現実の状態として存在することを偽りの平和に首まで浸かった人々に思い知らせるためであったが、それが失敗に終わって逮捕され、ヘリコプターに乗せられて東京湾を越えていくとき、刑事が前の座席から振り返ってこうたずねる。 「こ

    抑圧機関としての身体:押井守についての小論
    barringtonia
    barringtonia 2021/08/05
    佐藤哲也による押井守論。読み応えある。
  • スペースXのロケット回収船の名前について

    スペースXのロケット回収船のひとつ「もちろんいまもきみを愛している」号(Of Course I Still Love You) Image Credit: SpaceX スペースXがロケットの第1段機体の回収のために運用しているドローン船「ASDS」(Autonomous spaceport drone ship)の日語名について、たびたび由来などの問い合わせをいただくので、この機会に一度、まとめておきたい。 スペースXが現在運用している2隻のASDSのうち、西海岸のカリフォルニア州に配備している船には英語で「Just Read the Instructions」(JRtI)、東海岸のフロリダ州に配備している船には「Of Course I Still Love You」(OCISLY)という名前が付けられている。 これらは共に、英国の作家イアン・M・バンクスさんが書いたSF小説『The

    スペースXのロケット回収船の名前について
    barringtonia
    barringtonia 2021/07/16
    “これらは共に、英国の作家イアン・M・バンクスさんが書いたSF小説『The Player of Games』に登場する、宇宙船の名前から取られている”
  • 「『海の鎖』刊行記念&《未来の文学》シリーズ完結記念トークショー」レポ - 機械仕掛けの鯨が

    bookandbeer.com 《未来の文学》シリーズ完結記念トークショー@屋B&B、行ってきました。途中から雷と大雨の音が聞こえてきて怖かったです。傘持ってきてなかったし!! 以下レポ。 ※注意:以下、基的に敬称略だったり付けてたり。オフレコっぽい箇所(インターネットに流すのはヤバそうな箇所)はオミットしています。気になる人はアーカイブを見るか、もう見た人に直接聞いてください。 *** 出演者:大森望、橋輝幸、樽周馬、柳下毅一郎(途中から) 《未来の文学》は2004年開始で全20冊(『ダールグレン』が2冊あるため全19作品)。河出書房新社の《奇想コレクション》とほぼ同時期(2003年開始)。 《奇想コレクション》と時期が被ってしまったが、ラインナップを見るとほとんど被っていなかった。 最初はラファティを出すつもり(全10冊)で、柳下氏に相談していた。そこから大森さんを紹介してもら

    「『海の鎖』刊行記念&《未来の文学》シリーズ完結記念トークショー」レポ - 機械仕掛けの鯨が
    barringtonia
    barringtonia 2021/07/10
    “ジーン・ウルフ短編集(ベスト・オブ・ジーン・ウルフ)は若島氏企画・全2冊で企画中” / 次の年代(サイバーパンク前後)の叢書を出してほしいな。スワンウィックとか国書さん好みでは?
  • 創元SF文庫『銀河連邦SF傑作選 不死身の戦艦』、7月中旬刊行! : Web東京創元社マガジン

    2021年06月30日17:00 by 東京創元社 創元SF文庫『銀河連邦SF傑作選 不死身の戦艦』、7月中旬刊行! カテゴリSF 宇宙、それは人類に残された最後の開拓地…… というわけで、7月中旬刊行の創元SF文庫新刊『銀河連邦SF傑作選 不死身の戦艦』のご紹介です。書は、アメリカで2009年に刊行されたアンソロジーFederationsをもとに、原書収録の23編から16編を厳選して邦訳したもの。銀河連邦――広大無辺の銀河に版図をひろげた星間国家……超光速移動手段で結ばれ、さまざまな異種族が暮らす多文化帝国……といえば、SFの華ともいうべきロマンあふれる設定であり、過去幾多のSF作家を魅了してきた舞台なのですが、書に収められた作品群も選りすぐりの作家たちが腕を振るい、さまざまな可能性を追求しています。フォーマルハウト星域でいつ果てるともしれない戦争を戦う人類たち、予告された異星種族の

    創元SF文庫『銀河連邦SF傑作選 不死身の戦艦』、7月中旬刊行! : Web東京創元社マガジン
  • 〈未来の文学〉完結記念パンフレット | 国書刊行会

  • 『劇場版少女☆歌劇レヴュースタァライト』で大流行!最近話題の概念「ワイドスクリーンバロック」ってなに!? - 水槽脳の栓を抜け

    現在絶賛公開中のアニメ映画『劇場版少女☆歌劇レヴュースタァライト』 www.youtube.com では、物語のキーワードとして「ワイルドスクリーンバロック」というものが多用されています。 「ワイルドスクリーンバロック」の元ネタは、おそらくSFのサブジャンル「ワイドスクリーンバロック」でしょう。 この記事では「ワイドスクリーンバロック」とは何かをサーベイして、はたして『劇場版少女☆歌劇レヴュースタァライト』が「ワイドスクリーンバロック」なのかを考えたいと思います。 【簡単な要約】:「ワイドスクリーンバロック」のもともとの意味は規模が大きくてハチャメチャなスペースオペラくらいの意味合いだったが、日に輸出されたことで意味合いが変わりアイデアがすごくたくさん出てくるSFくらいの意味になった。『劇場版レヴュスタ』は前者の意味合いには当てはまらないが後者には当てはまるかもしれない。 「ワイドスクリ

    『劇場版少女☆歌劇レヴュースタァライト』で大流行!最近話題の概念「ワイドスクリーンバロック」ってなに!? - 水槽脳の栓を抜け
  • みらいみらいあるところに 未来小話集

  • 国書刊行会 on Twitter: "【突然の予告】スタニスワフ・レム生誕100周年・弊社創立50周年記念「スタニスワフ・レム・コレクション」第2期(全6巻+別巻1)の刊行を厳かに宣言致します。レム生誕日9月12日刊行開始、第1回配本は『インヴィンシブル』(旧『砂漠の… https://t.co/3bU9Zs7hwb"

    【突然の予告】スタニスワフ・レム生誕100周年・弊社創立50周年記念「スタニスワフ・レム・コレクション」第2期(全6巻+別巻1)の刊行を厳かに宣言致します。レム生誕日9月12日刊行開始、第1回配は『インヴィンシブル』(旧『砂漠の… https://t.co/3bU9Zs7hwb

    国書刊行会 on Twitter: "【突然の予告】スタニスワフ・レム生誕100周年・弊社創立50周年記念「スタニスワフ・レム・コレクション」第2期(全6巻+別巻1)の刊行を厳かに宣言致します。レム生誕日9月12日刊行開始、第1回配本は『インヴィンシブル』(旧『砂漠の… https://t.co/3bU9Zs7hwb"
  • 紙面掲載した書評をご紹介「図書新聞」の書評コーナー│オンライン書店e-hon

    1949年創刊。硬派な人文書からホットなサブカルチャーまで紹介する週刊の書評新聞「図書新聞」とe-honのコラボ企画! 「図書新聞」の紙面で紹介した書評や、対談記事をご紹介します。【週1回更新】 取り上げるや評者を厳選し、確かな見識で深く掘り下げた書評は「読み応えアリ」です! ⇒「図書新聞」定期購読はこちら ◆ 3328号(11月18日発売号掲載) ⇒過去の掲載記事はこちら 多角的作家の知られざる面 ポーランド語の原典から訳すことでレムの来の味わいを伝えることができた 対談:沼野充義×巽 孝之 巽 レムの小説は形而上学的なものが多い。いわゆる架空の書評や思弁小説、メタフィクション的なものですね。ただ、『ソラリス』ではハリーという、昔死んでしまった主人公の恋人が出てきて、ソラリスがそのレプリカを宇宙ステーションに送り込んでくるわけですが、その描写が結構エロティックで生身の人間な感じがしま

  • 鈴木一平+山本浩貴(いぬのせなか座)「無断と土」SFM2021.6【1】

    「無断と土」(以下、「作」)の構成を示す。まず、「A」「B」という見出しとともに、2つの詩が提示される。その後、「0」(便宜上「第0部」と呼ぶ)から第4部までシンポジウムの口頭発表原稿、ないしレジュメという体裁の文章が続く。そのなかで、冒頭の「A」「B」は口頭発表の付帯資料だったことがわかる。第4部が終わると「質疑応答」に移り、質問者1~質問者4と発表者のやりとりが記述される。最後に作者からのメッセージと取れる、しかしそれだけでもない「ト書き」が置かれる。 口頭発表では、架空の詩人や架空のVRゲームをめぐる事実について記述されると同時に、天皇制、ホラー(恐怖)、そして「〈喩 figure〉」(102上/571/231)といった事柄について論じられもするから、読者はそれらが絡まり合った記述を整理しながら読まなければならない。このことが作の難解さを生んでいる。したがって記事では読者の助け

  • 「死とは?老いとは?」作家・冲方丁が『Arc アーク』で感じた“まったく新しい死生観”|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS

    インタビュー 2021/6/18 13:00 「死とは?老いとは?」作家・冲方丁が『Arc アーク』で感じた“まったく新しい死生観” 人類の永遠の夢――「不老不死」をテーマに、史上初めて永遠の命を得た女性の人生を描く壮大なエンターテインメント作品『Arc アーク』(6月25日公開)。ネビュラ賞、ヒューゴー賞、世界幻想文学大賞の3冠を制覇する中国アメリカ人作家ケン・リュウの短篇小説を、『愚行録』(17)、『蜜蜂と遠雷』(19)の石川慶監督が完全映画化。キャストには、17歳から100歳以上を生き抜くヒロイン、リナ役に芳根京子、その他、寺島しのぶ、岡田将生、倍賞千恵子、風吹ジュン、小林薫など実力派俳優陣が集結した。 【写真を見る】美しい映像も話題の『Arc アーク』場面写真を一挙に公開©2021映画『Arc』製作委員会 かつてないスピードで変化を続けるこの時代において、死とは、老いとは、そして

    「死とは?老いとは?」作家・冲方丁が『Arc アーク』で感じた“まったく新しい死生観”|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
    barringtonia
    barringtonia 2021/06/18
    冲方丁の「メトセラとプラスチックと太陽の臓器」も結構気に入った記憶はあるが、細部が全然思い出せない
  • アジアSFアンソロジー『万象』 - 花に嵐 - BOOTH

  • 不死身の戦艦 銀河連邦SF傑作選 - J・J・アダムズ 編/佐田千織 他訳|東京創元社

    SF > アンソロジー 創元SF文庫 判型:文庫判 ページ数:534ページ 初版:2021年7月21日 ISBN:978-4-488-77203-1 Cコード:C0197 文庫コード:SF-ン-10-3 装画:加藤直之 装幀:岩郷重力+W.I 広大無比の銀河に版図を広げた星間国家というコンセプトは、無数のSF作家の想像力をかき立ててきた。オースン・スコット・カード、ロイス・マクマスター・ビジョルド、G・R・R・マーティン、アン・マキャフリー、ロバート・J・ソウヤー、アレステア・レナルズ、アレン・スティール……豪華執筆陣による、その精華を集めた傑作選が登場。2022年星雲賞海外短編部門受賞作「星間集団意識体の婚活」収録。解説=大野万紀 アレステア・レナルズ「スパイリーと漂流塊の女王」 ジュヌヴィエーヴ・ヴァレンタイン「カルタゴ滅ぶべし」 ロイス・マクマスター・ビジョルド「戦いのあとで」 ケヴ

    不死身の戦艦 銀河連邦SF傑作選 - J・J・アダムズ 編/佐田千織 他訳|東京創元社
  • 海の鎖|国書刊行会

    発売日 2021/06/25 判型 四六変型判   ISBN 978-4-336-05325-1 ページ数 336 頁   Cコード 0397 定価 2,860円 (体価格2,600円) 最後の危険なアンソロジーがついに登場! 〈異邦の宇宙船が舞い降りた……何かが起こる、 誰も逃げられない……少年トミーだけは気づいていた〉 破滅SFの傑作として名高い表題作のほか、 日を代表するSF翻訳家:伊藤典夫が独自の審美眼で精選した全8篇。 これにて〈未来の文学〉シリーズ完結。 アンソロジー〈未来の文学〉第三弾は、長年「自ら見いだして気に入った作品のみ」を翻訳してきた伊藤典夫が厖大な短篇群から厳選した真の傑作集。異星人による侵略を少年の視点から緻密かつ鮮烈に描いた、知られざる傑作として名高いドゾワの表題作のほか、 “世界第八の不思議”に出会った忘れがたき一夜をノスタルジックに語る名品、ファーマー「

    海の鎖|国書刊行会
  • 埼玉県立図書館/資料展示「SFに見る地球最後の日」のご案内

    隕石衝突、氷河期到来、核爆弾による戦争、ウイルス蔓延…ありとあらゆる惨状に人々は逃げまどい、世界は混乱し、終焉を迎える…。現代SF作品の中で、幾度となく地球は崩壊し、人類は滅亡しました。こうした地球の最後、またそれを予感させる世界を描いたストーリーはSFのサブジャンル中で「破滅テーマ」あるいは「終末テーマ」と呼ばれるジャンルとして確立し、人気を博しています。 今回はこうしたSFの「破滅・終末テーマ」の小説を中心として、SFに関する科学ノンフィクション、SF映画や雑誌記事を県立図書館所蔵資料の中からご紹介します。

  • SFミステリーADV『EDEN.schemata();』発表。円居挽氏の描く、前提ごと変化する謎多きマルチエンディングシナリオ - AUTOMATON

    Why so serious?のインディーゲームブランド「WSS playground」は6月5日、情報番組「INDIE Live Expo 2021」内にて『EDEN.schemata();(エデン・スキマータ)』を発表した。対応プラットフォームはPCSteam)。発表にあわせて、Steamのストアページが公開されている。 『EDEN.schemata();』は、SFミステリーADVである。「あなた」が目を覚ますと、博士と呼ばれる首なし死体の前に、アンドロイドのイヴが佇んでいた。イヴは、「また会いましたね、はじめまして」と語りかける。しかし、あなたは何も覚えてはいない。プレイヤーの分身であり、語り手でもある主人公は、自身に関するものも含めて記憶を喪失しているからだ。どこか頼りなく、記憶喪失により信頼できない語り手の主人公。博士殺害の容疑者にして、ヒロインのイヴ。首なし死体と、なぜか女児

    SFミステリーADV『EDEN.schemata();』発表。円居挽氏の描く、前提ごと変化する謎多きマルチエンディングシナリオ - AUTOMATON
    barringtonia
    barringtonia 2021/06/05
    “新たな事実が明らかになるとUIやゲームデザインが変化。ストーリーとUIが寄り添い、ゲームデザインも変わることで、新鮮な感覚のトリックが展開される”
  • 『ゴジラ S.P』円城塔インタビュー 実験と笑い、ポップで新たなゴジラの誕生

    POPなポイントを3行で 『ゴジラ S.P』はいかにして生まれたか 脚SF考証を担当する円城塔にインタビュー 実験とユーモア溢れる、新感覚のゴジラ 『ゴジラ S.P <シンギュラポイント>』(以下『ゴジラ S.P』)が放送前から話題になったのは、まさかの円城塔さんが脚に参加したことが大きいだろう。 円城さんは、小説や日語の構造を書き換える作品を生み出してきた。その実験的な作風がSFシーンから純文学の領域においてまで評価され、これまでに芥川賞や日SF大賞など数々の賞を受賞してきた。 そんな円城さんが「ゴジラ」シリーズに関わったらどうなるんだろう……? 抽象アニメーションみたいな「ゴジラ」になるのではないか……? 筆者だけではなく、放映前には、多くの人にそんな思いが去来していたと思う。 しかし、いざ『ゴジラ S.P』が放映されると、ゴジラの世界観を書き換えるようなことはなく、むしろ堅

    『ゴジラ S.P』円城塔インタビュー 実験と笑い、ポップで新たなゴジラの誕生
  • アンディ・ウィアー “Project Hail Mary”

    マット・デイモン主演で映画化された『火星の人』(原題:The Martian……映画の邦題は『オデッセイ』)のアンディ・ウィアー先生の新作長編、”Project Hail Mary” を読んだ。 面白かった! 主人公は記憶を失った状態で、機械に繋がれた生命維持装置のようなもののなかで目が覚める。ここはどこか、なぜ自分はここにいるのか? そもそも自分は誰なのか? それすらわからないなかで。同じく生命維持装置につながれているがなんらかの事情で死んでしまった二人の死体のほかは誰もいない、完全なるコンピュータ制御の部屋。少しずつ戻ってきた記憶と、様々な実験・観測から、人類存亡の危機と、Hail Mary計画の詳細が次第に明らかになってくる……といったあらすじ。 『火星の人』のような軽妙な語り口は健在で、読みやすいページターナー。それでいてけっこう予想しない方向に話が転がっていく。今回はSF設定もい

    アンディ・ウィアー “Project Hail Mary”