いったいこのドラマの結末はどうなるのだろうか。別れてまた会い、死ぬほど愛したが、また悪口をいう、うんざりさせる愛情行為。この3流ドラマの主人公は安倍晋三日本首相と日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長だ。 日本右翼の2人の看板スターは昨年夏、同じ船に乗るところだった。橋下が作った日本維新の会の党首に安倍が浮上した。橋下のラブコールのためだった。しかし安倍は新党ではなく、自民党総裁への挑戦を選択した。結局、日本維新の会党の首席は「右翼3極」のもう一人の泰斗、石原慎太郎となった。 党籍は違うが、安倍は橋下を“同志”と呼び、愛情を隠さなかった。昨年8月の産経新聞のインタビューで、安倍は「教育改革と憲法改正、歴史認識問題で共有する部分が多い」と述べた。特に慰安婦問題に対する橋下の姿勢を絶賛した。今は世界が批判する「公共の敵」となったが、すでにその当時から橋下は慰安婦妄言界の巨頭だった。橋下は「(慰安
橋下市長の「慰安婦」容認発言、東京・千代田区、京都市議会が撤回求め決議 2013年05月31日 13:10 主要ニュース 橋下徹・大阪市長(日本維新の会共同代表)が軍隊に「慰安婦」制度は必要だったと述べ、沖縄の米海兵隊司令官に風俗業の活用を勧めた問題で、東京・千代田区議会と京都市議会が発言の撤回と謝罪を求める決議を採択した。 市長の発言について、千代田区議会の決議(5月20日)は、「その状況の中の女性の人権を損ない、世界から信用を失いかねない」と指摘。発言を非難し撤回を求めた。京都市議会の決議(5月28日)は、「女性をはじめ多くの人々の人格を否定し、人権を侵害するものだ」とし強く抗議。発言の撤回と謝罪を求めた。 一方、大阪市議会に提出された市長の問責決議案は否決された(5月30日)。 市長は、発言自体は「今も正しいと思っている」と述べ、撤回に応じない考えを強調した。日本外国特派員協会での記
〈閑話休題〉「屁理屈と八つ当たり」―橋下妄言 2013年05月27日 15:55 コラム 橋下市長の「慰安婦制度は必要」との発言が指弾されている。言葉をクルクル変えて、煙に巻こうとする。国際社会から問題視されると、記者の日本語能力のせいにしたり、言い訳と八つ当たりのオンパレード。
<1>「慰安婦制度はとんでもない。強制連行があろうとなかろうと、こういう制度を持ったことは申し訳ないし恥ずべきことだ。日本には責任を回避して正当化しようとする人が多い」。 <2>「慰安婦の筆舌に尽くしがたいつらい思いに対し、心から同情している」。 日本の右翼政治家に立ち向かう良心勢力の発言のように思われるが、そうではない。 <1>の発言は「慰安婦は必要だった」という妄言で北東アジアを怒らせた橋下徹大阪市長の16日の発言だ。前日から言葉を変え、この日のテレビ出演では人権を守る優しい男性に変身した。 3日前、「銃弾が雨嵐のごとく飛び交う中で命をかけて走っていく軍人を、どこかで休息をさせてあげようと思ったら、慰安婦制度は必要なのは誰でも分かる」と述べた時とは全く違う姿だった。自分の考えがそうだというのではなく「当時そのように考える人たちがいて慰安婦制度が生じた」という意味だった、と言葉を変えた。
日本共産党の志位和夫委員長は21日の会見で、日本維新の会の石原慎太郎代表が核兵器保有を正当化し「シミュレーションぐらいやったらいい」(20日)と発言したことについて記者団から問われ、「『核兵器のない世界』を実現する先頭に立つべき日本が、核兵器を保有する手順を検討するというのは言語道断の発言だ。こういう政党には、被爆国の政治にたずさわる資格がない」と強調しました。 志位氏は、橋下徹代表代行も“国際政治をみたら核兵器廃絶は現実には難しい”などと発言していると指摘。「結局、維新の会は代表も代表代行も、両方そろって『核兵器大好き』の政党、被爆国日本に最もふさわしくない政党だ」と批判しました。 志位氏は「世界では圧倒的多数の国が核兵器禁止条約(NWC)の交渉を始めようという声をあげている」と指摘し、橋下氏の発言は「世界の流れを知らない人の発言だ」と強調。「『核兵器のない世界』へ向けて日本こそイニシア
(4)みんな、公明、安倍自民…連携先も次々…から続く“私怨への復讐”原動力に…目玉の諸施策も道半ば 首相の野田佳彦が代表に再選された民主党が、相次ぐ離党で窮地に追い込まれている。新党「日本維新の会」にも少なくとも3人が合流。衆院での過半数割れが現実味を帯びている。 不穏な動向に対し、日本維新代表の大阪市長、橋下徹は、引き抜きによる民主の切り崩しを強く戒める。橋下には「スケベ心が出た瞬間に日本維新は消滅する」との危惧がある。 合流国会議員が一時強めた引き抜き工作に対し、橋下は9月21日、記者団に「望ましくない」と明言。「大きな戦略は国会議員より僕の方がたけている」とまで言い切った。2日後、民主離党組の元官房副長官、松野頼久は「数だけ集めて過半数割れをといったことは考えていない」と語らざるを得なかった。 日本維新は、良くも悪くも橋下の“ワンマン政党”とならざるを得ない。「ふわっとした民意」を集
12日晩、大阪のホテルで開かれた政治資金パーティー。日本政界の43歳の期待株である橋下徹大阪市長が「日本維新の会」という全国政党の結成を公式宣言した。橋下氏は年内に行われる可能性が高い総選挙で旋風を巻き起こそうとしている。 「これほどたくさんの方々が来てくださるとは、ハハハ…。大阪都構想、3年前にメディアはどう論じていたか。どこの新聞、テレビ、有識者もコメンテイターもバカばっかり。たかだか3年後のことを予測できない連中が、30年後、40年後の日本なんか語る資格なし」。 “大阪都構想”を強調しながらメディアを批判することで橋下氏の演説は始まった。ノータイに原稿もなく、一瞬も止まらず体を動かしていた。人をそれとなく見下すような語り口の橋下氏らしさが目立った23分間のワンマンショーだった。他の党から迎えた議員7人を戦利品のように演壇に上げた橋下氏は「日本の新しい道をつくる」と声を高めた。 日本地
これまでご愛顧いただきました「五十嵐仁の転成仁語」を、こちらに引っ越しました。今後とも、よろしくお願いいたします。 これでは「維新」ではなく、「復古」と言うべきではないでしょうか。超新自由主義的な政策を除けば新しいものは少なく、すでに手垢が付いた古くさい政策の寄せ集めですから。 前回9月13日のブログで紹介した「維新八策」には、首相公選制、道州制、国民総背番号制、TPP参加、日米同盟基軸、PKO強化などが列挙されていました。これまでも一部の政治家や財界などが主張してきたものばかりです。 そればかりではありません。新党の党首となった橋下大阪市長は、日本の集団的自衛権について「基本的に行使を認めるべきだ。権利があれば行使できるのは当たり前だ」と述べ、行使を容認すべきだとの立場を初めて明言しました。 また、靖国神社参拝についても「日本の歴史をつくってきた人に対して礼を尽くすのは当然」と述べ、参拝
「決める政治」を礼賛 「野田首相はすごい。確実に『決める政治』をされている」―。大阪市の橋下徹市長は7月10日の記者会見で、消費税増税法案をめぐる野田佳彦首相の政権運営について、こう手放しで礼賛しました。 発言の狙いは これまでの政権批判の姿勢から評価を一転させた真意はなにか。会見では「(国会議員で)考え方が近い人が再編することを期待する」とも表明。「将来の政界再編を見据え、自民や民主との連携も視野に入れた発言」(「毎日」大阪夕刊同10日付)と指摘されました。 「あの発言には、もう一つの大きな狙いがある」。大阪の政財界に幅広い人脈を持つ報道機関幹部は、こう解説します。「『決める政治』がキーワードだ。首相を持ち上げることで、自分がさらに決断力のある政治家だと強調できる。国政進出を意識する橋下市長だが、原発再稼働を容認したことで、政治姿勢に批判が高まった。これを払拭して国会を目指すために『決め
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