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自民党の日本の前途と歴史教育を考える議員の会で、朝日新聞の慰安婦報道について話す櫻井よしこさん(左から2人目)。その右は会長の古屋圭司国家公安委員長、下村博文文部科学大臣、高市早苗政調会長=8月15日、東京都千代田区の自民党本部(早坂洋祐撮影) 慰安婦問題をめぐる朝日新聞の一部報道取り消しと、慰安婦募集の強制性を認める河野洋平官房長官談話に関し、自民党から独自の検証を行う動きが本格化した。15日に開かれた議員連盟「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」の会合では、「国益を損ねた」(出席者)2つの問題を無視できないという声が相次いだ。 会合には約40人の議員が参加。会長の古屋圭司国家公安委員長のほか下村博文文部科学相、稲田朋美行政改革担当相といった安倍晋三内閣の閣僚、さらには高市早苗政調会長もいた。 出席者からは「河野氏から事情を聴く必要がある」「自民党としてこの問題に決着をつけないといけな
69回目の「終戦の日」を迎えた15日の靖国神社は、政治家や政権への批判などはほとんど見当たらず、落ち着いた雰囲気だった。その中で例年以上に目立ったのは、根拠がないまま慰安婦募集の強制性を認めた平成5年の河野洋平官房長官談話と、慰安婦問題での自社報道の誤りを一部認めた朝日新聞への批判だ。 最寄り駅から靖国神社へ向かう歩道では、さまざまな団体が世相を映したビラを配っていた。例えばこんなものもある。 「『従軍慰安婦』は朝日新聞の捏造(ねつぞう)だ」 「韓国の大嘘宣伝【20万人が性奴隷にされた!】の火元は朝日新聞」 そのすぐそばでは、河野談話撤廃の署名活動も行われていた。 境内で毎年開かれる戦没者追悼中央集会では、司会者が次世代の党の山田宏幹事長について、6月の政府による河野談話作成経緯の検証に道を開いたことを挙げて「英霊の名誉を守った」と紹介した。河野談話によって旧日本軍兵士は、いわれなき罪を背
朝日新聞は、慰安婦報道の大誤報を32年もたって認めたが、検証記事には謝罪もなく、木村伊量(ただかず)社長は記者会見も開かない。日本の名誉を傷付ける原因をつくりながら、誰も責任を取らず、逃げ切るつもりなのか。慰安婦問題を追及してきたアパグループの元谷外志雄代表は、夕刊フジの取材に、「現状のままでは、朝日への広告出稿はない。他の日本企業も抗議の意思を示すべきだ」と明言した。 ──朝日の検証記事(5、6日掲載)をどう読んだ? 元谷氏「吉田清治氏の『朝鮮人女性を慰安婦狩りした』という証言が真っ赤なウソということは、20年前には分かっていた。だが、朝日は吉田証言に基づく記事を書き続けた。アパグループの懸賞論文で最優秀賞を獲得した田母神俊雄元空幕長らが、占領下、GHQ(連合国軍総司令部)主導で、日本軍に関するひどい虚報が広められたことを暴いた。韓国の朴槿恵(パク・クネ)政権の異常さもあり、日本人が目覚
自民党有志でつくる議員連盟「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」(会長・古屋圭司国家公安委員長)は15日、党本部で会合を開き、朝日新聞が慰安婦報道をめぐり朝鮮人女性を強制連行したと証言した吉田清治氏の証言を「虚偽」と認めて記事を取り消したことを受け、党独自に検証を行うべきだとの認識で一致した。朝日関係者を招き、誤報の経緯について説明を求めていく方針だ。 慰安婦募集の強制性を認めた平成5年の河野洋平官房長官談話をめぐっても、河野氏を呼び事情を聴く方針を決めた。 会合後に記者会見した萩生田光一総裁特別補佐(議連幹事長代理)は「どこに誤りがあったかを検証し、政府としての意思を表明すべきだ。その下支えとなる調査を党で行うべきだ」と述べ、安倍晋三首相(党総裁)直属の検証機関の設置も視野に、年内に一定の結論を得たい意向を示した。 会合ではジャーナリストの櫻井よしこ氏が講演した。櫻井氏は「日韓関係をこ
自民党の日本の前途と歴史教育を考える議員の会で、朝日新聞の慰安婦報道について話す櫻井よしこさん(左から2人目)。その右は会長の古屋圭司国家公安委員長、下村博文文部科学大臣、高市早苗政調会長=8月15日、東京都千代田区の自民党本部(早坂洋祐撮影) ジャーナリストの櫻井よしこ氏が15日に自民党の議員連盟「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」の会合で講演した内容の要旨は次の通り。◇ 朝日新聞の姿勢として極めておかしなことがある。何故に、日本国の過去と現在と未来に対してこんなひどい中傷や言われなきことを報道した責任について、社長自ら、もしくは編集局長自ら表に出てきて釈明し謝罪しないのか。 5日の1面には、朝日があたかも被害者であるかのようなことを書いている。「言われなき中傷」を浴びたのは日本国だ。先人たちだ。私たちだ。未来の子供たちだ。朝日ではない。 最初に吉田清治証言が出たのは32年前。朝日は
長崎は九日、被爆から六十九年の原爆の日を迎え、長崎市松山町の平和公園で市主催の原爆犠牲者慰霊平和祈念式典が営まれた。出席した安倍晋三首相の目の前で、被爆者代表の城台(じょうだい)美弥子さん(75)が「憲法を踏みにじる暴挙」と集団的自衛権の行使容認を痛烈に批判した。田上富久(たうえとみひさ)市長も平和宣言で「平和の原点がいま揺らいでいるのではないか、という不安と懸念が急ぐ議論の中で生まれている」と指摘。政府の姿勢に対する被爆地の懸念があらわになった。
解放69周年を迎え 2014年08月15日 00:00 春・夏・秋・冬 翌年に朝鮮解放、日本敗戦60周年を控えた2004年、日本の過去清算を求める運動が広がった。当時、注目されたのは、日本に強制連行された朝鮮人の遺骨問題。民間調査で確認された分に限っても、日本領内に約3700人分が残されていた ▼「遺骨にも尊厳があり人格がある」「せめて遺骨だけでも故郷に」。人々の訴えが広がり、さまざまな市民・労働・宗教団体が運動に賛同。その後、日本の保守政権発足で運動が停滞。60周年が過ぎ、戦争と植民地支配の体験者が激減していった。それでも日本の責任を追及するベクトルを維持できたのは、市民の地道な運動があったからだ
茨城県鹿嶋市の旧大日本帝国海軍基地のそばの公園に展示されている旧日本軍の特攻機「桜花」のレプリカ(2014年8月7日撮影)。(c)AFP/TOSHIFUMI KITAMURA 【8月15日 AFP】神風特攻隊の元パイロット、カンベ・ユタカさん(91)は、70年近く前に死んでいるはずだった。 第2次世界大戦(World War II)末期、勝利への執ようなねばりをみせる日本を特徴付けた自殺攻撃。死んでいった数千人の隊員と同じ運命からカンベさんを救ったのは、1945年8月15日の日本の降伏だった。 だが歳を重ね、再び死を身近に感じるようになったカンベさんは、安倍晋三(Shinzo Abe)政権下での政治の右傾化や、神風特攻隊を美化する最近の映画が、日本の若い世代から戦争の恐ろしさが失われたことを示しているのではないかと不安を感じている。 「あれはやっぱり正気の沙汰ではない。美化することなんて賛
麻生太郎財務相は15日の閣議後会見で、長期金利が約1年4カ月ぶりに一時、0.5%を割り込んだことについて「アベノミクス効果で設備投資は増えているが、銀行からカネを借りない程度にしか設備投資していない。それだけ企業には内部留保が貯まっている。まだ景気回復が本物とはいいがたい」と話した。 「市中で資金が増えても企業が銀行からカネを借りてくれないから、(資金が)国債に回ってしまう。その分だけ金利が下がっている」と指摘した。 13日に発表された4~6月期の実質国内総生産(GDP)が、年率換算で前期比6.8%の大幅なマイナスになったことについては「家電や百貨店の売り上げは(消費税が8%に引き上げられた)4月は大きく落ち込んだが、5月、6月は回復している」と指摘。 足元の景気について「ゆるやかに回復している」との認識を示す一方、来年10月に予定している消費税の10%への引き上げ判断については、「7~9
朝日新聞が慰安婦問題に関する過去の報道で一部に誤りがあったと認めたことに関連し、下村博文文部科学相は15日の閣議後会見で、「現行の教科書には、吉田証言に基づく済州島での強制連行や、女子挺身隊と慰安婦を混同した記述がない」と述べ、朝日新聞の慰安婦検証報道により、教科書発行者に訂正を求める考えがないことを明らかにした。 下村文科相は「教科書における慰安婦の記述は、従前から平成5年の河野談話ふまえ、専門的、学術的な審議により検定が行われている」と説明。「吉田証言が問題だというのは随分前から指摘されており、教科書に書かれていないのは当然のこと」と指摘した。 文科省は昨年11月、領土や歴史問題で教科書に政府見解を反映させるよう、教科書検定基準を改正。今年度に行う中学校の教科書検定から適用される。
さて、季節の話に入るか。お盆。本日は8月14日。明日は8月15日。 これから紹介するのは、少し昔の記事です。たしか今年はじめ、東京都知事選のときに、細川陣営に入った田中秀征氏が、選挙の票読みのことで昔なにか書いてたなぁ…と探していたときに見つけたもので、いつか皆さんに読んでもらおうと思っていたのでした。 田中秀征 元経済企画庁長官、福山大学客員教授 【私の母の歴史認識】 http://diamond.jp/articles/-/36693 “歴史認識”と言うと、いつも私は40年前に亡くなった母のことを思い出す…母は私に政治向きの感想や意見を述べたことは一度もなかったが、歴史認識についてはその行動によって、今に至るまで大きな影響を与え続けている…もちろん無学な母は“歴史認識”などという言葉とは無縁であったし、私に何かを教えるつもりもなかった。私が勝手に母から学んだのである。 A級戦犯の写真
山本一太科学技術担当相は15日の閣議後の記者会見で、理化学研究所を特定国立研究開発法人に指定する法案について、「(秋の)臨時国会に提出するのは現実的にそう簡単ではない」と述べ、臨時国会での提出は難しいとの見通しを示した。 山本氏はSTAP細胞論文に関する新たな調査などに触れ「結論を得るには時間を要するとも聞いている」と指摘。「理研の対応、再発防止策、マネジメント、全部見極めた上で判断していく」とし、「(新法人の)制度を可能な限り早期に創設していきたいという方針は変わってない」と強調した。 下村博文文部科学相も同日の記者会見で、理研に対しては「ガバナンス(組織管理)の強化や、研究不正の再発防止に関して実効性ある対策の策定、実施がなされるよう指導していきたい」と話した。
日中戦争時の強制連行をめぐり、河北省高級人民法院に損害賠償などを求めて提訴に向かう元労働者ら。被害を受けた中国人を探し出しては提訴を後押ししてきた反日活動家らは今、皇室保管の唐代の石碑を新たな標的にし始めた=4月2日、中国河北省石家荘市(共同) 日本に対する戦争賠償を求める中国の民間団体は、日露戦争後に中国から日本に移され、皇居内で保管されている唐の時代の石碑「鴻臚井の碑」の返還を求めはじめた。8月上旬に、北京の日本大使館を通じて正式書簡を提出した。日中関係筋は「普通の財産返還を求める事案よりも、日本のイメージ低下を狙った新たな反日の動きの要素が強い」と警戒を強めている。 ◇ 中国メディアの報道などによると、返還が求められている「鴻臚井の碑」は、横3メートル、高さ1・8メートル、重さは9・5トンの石碑で、碑文には、西暦713年唐が渤海王を「渤海郡王」に冊封した記録などが
今年4~6月期の実質国内総生産(GDP)が年率換算で前期比6・8%減に落ち込んだ。 平成9年に消費税を増税したときよりマイナス幅は大きい。消費税率8%の実施がいかに重い国民負担だったかを示す厳しい数字だ。 安倍晋三首相は「成長軌道に戻れるよう万全を期す」と語った。政権が目指す経済再生と財政健全化の両立のためにも、景気を下支えする公共事業を着実に執行し、成長戦略の具体化を急がねばならない。 民間企業には、収益力を高めて雇用増や賃上げにつなげる従来の取り組みをさらに強めてほしい。落ち込んだ個人消費を再び喚起するには、民間の踏ん張りによる実質所得の増加が必要となる。 ただし、一時的なマイナス成長は、当初から想定されていたことだ。景気の先行きを慎重にみすぎて、消費マインドがさらに冷え込むような事態は避けたい。早急に内需の力強さを取り戻すことこそ肝要である。 4~6月期のGDPが増税当初の予想より悪
無料通信アプリ「LINE」(ライン)で女子中学生らに威圧的なメッセージを送り、所属する大阪維新の会大阪府議団からの除団処分が決まった山本景府議(34)が14日、府庁で記者会見し、「処分は重すぎる。見直してほしい」と訴えた。山本氏は既に不服を申し立てており、維新府議団は20日に綱紀委員会を開き、処分を再検討する。 山本氏は「不適切なことをした。何らかの処分は受ける」としながらも「(最も処分の軽い)厳重注意か、(2番目に軽い)議員団活動停止が適切だ」と主張。議員辞職については否定した。 一方で、中学生とやりとりをしたのは、LINE上でのいじめの実態調査をするためだったと説明した。 また山本氏は、何者かが誤った情報を産経新聞にリークして報道されたことにより、名誉を傷つけられたとして、12日に容疑者不詳のまま名誉毀損(きそん)罪で大阪府警に刑事告訴したことを明らかにした。
□文芸批評家、都留文科大学教授・新保祐司 5月30日に月刊誌、中央公論元編集長の粕谷一希氏が84歳で亡くなった。氏は名編集者として知られているが、また、評論家として戦後日本に対する明晰(めいせき)な批評を遺(のこ)した人でもあった。戦前からの良質な教養を受け継いだ真の知性であったといえるであろう。 ≪「醤油組」糾弾した粕谷氏≫ 氏の著作のうち主要なものを3巻にまとめた『粕谷一希随想集』が今、刊行されている。その編集に協力者として参加した私は、氏の評論のほとんどを改めて読み直してみて、戦後日本の諸問題に対する鋭利な指摘から得るものが多かった。その中でも特に深く心に突き刺さったのは、「醤油(しょうゆ)組の天下」という寸鉄人を刺す鋭さを持った言葉であった。この寸鉄は、確かに「戦後」という時代にとどめを刺す力はある。 昭和53年の「鶴見俊輔氏への手紙」の中に、「私たち多少下の世代から眺めていますと
■この時代に「軍国主義」とは 毎年、この時期になると、さきの大戦で戦陣に散った人々を偲(しの)ぶ物語がメディアを賑(にぎ)わす。いつの時代になっても、国のために命をささげた人たちのドラマには胸をうたれる。 本紙7月30日付「教育再生考」で紹介された植村真久少尉(戦死後、大尉)の遺書もその一つである。特攻隊を率いて戦死した少尉は、生後6カ月の愛娘(まなむすめ)にあて、「大きくなって父に会いたいときは、九段へいらっしゃい」と言い残す(學藝書林、「証言 私の昭和史」)。 ≪歴史認識は入り込めぬ≫ その東京・九段の靖国神社ではきょう、多くの人が亡き父、夫、兄弟の霊にぬかずき、国に殉じた人たちに哀悼の誠をささげる。 今の時代、「死者との対話」は静かに行われるべきだ。歴史認識や外交上の配慮、政治的な思惑など入り込む余地はない。 中国や韓国は、日本の指導者の参拝を容認しない。「日本の軍国主義が行ってきた
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