原発に関する記述が問題となり連載休止中の「美味しんぼ」(ビッグコミック スピリッツ)の原作者、雁屋哲氏が10日、約半年ぶりに公式サイトでコメントを発信、問題視された部分を含む「美味しんぼ」の単行本第111巻「福島の真実篇2」が刊行されることを告知し、また来年1月に同氏の意見をまとめた本を出版することを明らかにした。 雁屋氏は単行本発刊について「色々と問題になった件も掲載されています。お読み下されば有り難いと思います」と記し、「例の『鼻血問題』に対する私の意見は、本にして来年の一月に発行します」と、原発問題に関する雁屋氏の意見を1冊の本にまとめたことを明かした。 その上で「まずは単行本第110巻と111巻をお読み頂いてから、ご意見を賜りたいと存じます。一部分だけを読んで、あれこれ言うのは反則でしょう」と、議論を受けて立つ構えを明確にした。 「美味しんぼ」は今年5月に発行された東京電力福