ツイッターでは「#枝野勝て」のハッシュタグが話題の立憲民主党・枝野幸男代表だが、少なくとも同情票部門では独走中だ。とはいえ、実際の投票に結び付くかは疑問だろう。おまけに共産党、社民党、そして立憲民主党という組み合わせは、希望=旧民進党以上に、「野合」という批判も出ていることをご存じだろうか。 *** 共産、社民、立憲民主の3党は憲法9条や自衛隊に対するスタンスが全く一致していない。それを示す1つに枝野代表の“論文”がある。 枝野改憲私案などといって、どれぐらいの方がご記憶だろうか。しかしながら、旧民主党のホームページに掲載されたような身内向けのものではなく、月刊誌「文藝春秋」に堂々と掲載された論文だ。13年の10月号に「憲法九条 私ならこう変える 改憲私案発表」とのタイトルで発表された。 当時の枝野私案を「安倍政権が狙う集団的自衛権の解釈見直し、明文改憲に対する対立軸を示し、解釈改憲に歯止